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モデルセレクトについてもう一度

今日撮影全般についてとてもとても大事なモデルについて。

以前もモデルセレクトに触れましたがスタッフや受講生に向けての意味でももう一度。

[モデルセレクトに命をかけよう]

モデル超大事です。命です。最後はモデルで決まります。いえ、最初はモデルで決まると言ってもいいかもしれません。

例えばですが「ガッキー」と街を歩いててちょっと目に止まるレベルの可愛い子、どちらに目が行くでしょう?
「石原さとみ」でもいいし「本田翼」でもいいです。(あまり芸能人知らなくてすいません)

聞くまでもないですよね。「目に止まる」まずこれが大事です。

ここはコンテストに例えてあえて数字にしてみましょう。ヘア70点 メイク70点 衣装70点 写真70点だとして自分の領域でどうにもならない領域の{モデル}が100点の人と60点の人だったら?

ここで勝負が決まっています。これはコンテストに限らずキービジュアルやヘアカタでもそうだと思います。

「目に止まる」ことが大事です。

確かに普通の方をヘアで素敵にするのが僕らの仕事です。そこに対して変化があればあるほど感動があればそれこそ僕らの最大のクリエイションなのだと思います。

しかし見せるための作品である場合「映える」「受賞する」などにおいては先ほどの文面は美容師の本質ではあるものの規定やスタートが違うのです。

なので比較するだけナンセンスです。比較しても生産性がないし元々の「主語」が違います。

女性を点数に例えるのはいささか抵抗があるものの(コンプライアンス)元々の素材だけはどうにもできません。

ですので初心者であればあるほどモデルにこだわりましょう。一番お金や時間もしくは両方かけてもいいところです。

時間が作れない方はお金をかけましょう。お金をかけれない方は時間や足を使いましょう。両方かけれたらなお良しです。

そしてこのモデルの準備とゆうことにおいては他の方とも平等であるところでもあります。

もうやり慣れている方や実力のある方々、大御所たちとも肩を並べれるポイントにもなります。

作品の出来で言えばモデルが良くて写真が良ければある程度もう見れる、クオリティのある作品となります。ましてやSNSぐらいの画面で見るものであればモデルさえ良ければいいレベルです。さらに衣装が良ければもっといいし、ヘアメイクが良ければもっといいでしょう。

ヘアメイクに対する否定では全くありません。僕自身フォトグラファーに撮ってもらう作品は置いておいて(任せるから)自分の作品においては写真表現はシンプルなものばかりでヘアメイクで魅せたいからです。

ですが評価されるものに対して他人の目に触れるものであればまずパッと見だと思います。 モデルさんに対しても自己満足にならないようにしないといけないと思います。

僕自身ディテールにめちゃめちゃこだわるもののそこまで自分が気にしているところは以外と見られていないものです。

さて、では前回のVOL.1女性像を作ろうでこう記載しました。

[自分が表現したい女性像を定義付けてそれに見合ったモデルを見つければいいのです。]

ここに繋がってきます。

自身の作りたい作品に対しての女性像に見合ったモデルでなおかつクオリティの高い(造形だけではなくできれば表現力なども)モデルを探す。

一番準備に時間かけていいところです。僕もとことんこだわります。

ヘアにこだわるのは当たり前です。美容師なんだから。語るべくもないところです。「僕は(私は)ヘアにこだわりたいんです!」とモデルなどの話をすると主張してくる方もいらっしゃいますが

大丈夫です。みんなです。だからと言ってモデルの準備を怠っていいわけではない、ということです。

最近は受講生の方にもこればかり言っています。

ここで質問です。モデルを選ぶ時どういった理由で「お願いしやすいから」「仲良いから」「あの子好きだから」「予定がたまたま空いていた」「お客様でたまたま可愛い子がいたから」で選んでいませんか??

自身の広告塔にもなりますし自分の作品の顔です。「表現したい世界観にぴったりだから」「作りたい女性像にピッタリ」「得意な作風にはまりそう」もっともっと初心者であれば

「このモデルならなんでもいけそう!!」くらいでもいいのではと思います。なんと言っても最初は自分の得意なものや好きなものがはっきりとしてませんからね。やって行くとなんとなくできていったりわかったりします。

コンテストであればよく受賞しているモデルだったり、インスタであればめちゃフォロワーが多いモデルでもいいかと思います。

なので一つオススメの方法を。

好きなタレントやモデルさんを並べて見ましょう。共通点はありませんか?それがあなたの好きな世界観に合う女性かもしれません。そして何故好きなのかを考えましょう。まずはそこから。

そしてサロンワークこそが最大のクリエイションである!!と豪語して憚られない方もそうでない方も。自分のサロンや自分が担当させて頂いているお客様もどういった女性が多いか一度分析して見るといいかもしれません。

自分の得意な客層がわかるかも? さらにキービジュアルであればその層から割り出してもいいかもしれません。

それでは最後に僕のモデル選びの基準(あくまで基本的な)をあげておきます

1.かなり細い
2.おでこが広く丸い
3.首が長い
4.手足が細長い
5.顎がある
6.鼻筋が通っている
7.遠心的な顔立ち(爬虫類顔)
8.目が顔の真ん中のあたりに位置している
9.胸があまり大きくない

です。特に引きで撮る時は首が長い、手足が細長いは大事ですね。胸も大きいと衣装を選ぶしエロくなっても嫌なのでできれば避けたいところです。
僕のこだわりであ。やりたい事が違う方は参考にできないかもですね。(セクシーな写真が撮りたいとか)

7まではほぼ共通でいいかもしれませんね。

僕はモードやクールが好きなので。そこにエッセンスとしてイノセントな感じを入れたい感じです。

参考までに。


それではVOL.2はこの辺で。 長文乱文失礼いたしました、ご拝読ありがとうございました。

以上は一部の表現を除いてオンラインサロン「ルーティーン」にも配信しています。

割と初心者とゆうか慣れてない人ほどモデルさんを妥協するイメージ。

これから始める人やり始めた人はしっかり肝に命じて欲しいとこです。

またやってる人も優先順位度は他人それぞれあるけれど。一度見つめ直して見ることも大事かなと思います。

自戒を込めて。


それでは今日はこの辺で。

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