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2023年の東北楽天ゴールデンイーグルス二軍を振り返る

ガチでイースタンリーグ優勝を狙いに行ってガチで一軍でやれメンツで試合してガチで優勝逃したニュース見て涙が出ちゃったしげお@あくらい【公式】です。

2023年の東北楽天ゴールデンイーグルス二軍はスタートダッシュこそ昨年のように決まりませんでしたが、大型連勝などあったり超お得意様チームを作ったりして長い期間首位を走りましたが最後の最後に追い抜かれ2位で終わりました。

そんな今年の利府軍こと東北楽天ゴールデンイーグルス二軍をダラダラと振り返ろうと思います。

ちなみに昨年はこちら



・昨年と違い

2022年は黒川史陽選手以外ほとんどの選手が1〜2打席試合に出たら選手交代と色んな選手を出場させ場数を熟させましたが、一方では与えられる打席が少ないぶん結果を出しにくい、腰を据えての経験を積ませにくいシーズンでした。が、今年はほとんどのポジションでスタメンが固定されスタメン起用の選手はほぼ腰を据えての経験を積み、控え選手は少い出番でのアピールをする形となりました。

多くの人が持つ不満と思われるのは
若手育成のための起用が少くベテラン中堅に力を注ぐ勝利主義
の印象が強かったのかなと思います。

・野手で見る

・試合出場数から見る(上位10名)

野手の試合出場数を見ると
1位 入江大樹選手 107試合
2位 正隨優弥選手 105試合
2位 和田恋選手  105試合
4位 平良竜哉選手 102試合
5位 横尾俊建選手   98試合
6位 辰見鴻之介選手  96試合
7位 黒川史陽選手   92試合
8位 武藤敦貴選手   90試合
9位 銀次選手     87試合
10位  渡辺佳明選手   77試合
10位  柳澤大空選手   77試合
とそこまで若手を試合に出さずベテラン中堅のみで試合をしていた訳ではないですね。

・打席数から見る

クビになったり就任したりエターナルになったりするだんだ代表のツイットを引用

捕 手

堀内謙伍選手が1番打席に立ちました。
この中で堀内選手は一軍昇格以外は怪我やコンディション不良などの離脱が無くとにかく頑丈だったのが試合出場及び打席数の多さになったように思います。
田中貴也選手は今年も肉離れ?によるコンディション不良での出遅れ。
石原彪選手は好調期の6月に肉離れ疑惑(楽天モバイルパークでの試合後に足を引きずりながら歩く姿を目撃されている)で離脱。
水上桂選手はバニュエロス投手専属捕手としてスタメンマスクで試合に出る機会がありましたが8月にコンディション不良疑惑で一時離脱、江川侑斗選手はシーズン後半にスタメンマスクの機会がありみなさんが思っているより打席に立っていると思いますが頭部死球以降は出場頻度が減ったような気がします。
こうなるとやはり頑丈で経験豊富な堀内選手1強なのかなぁと納得してしまいます。

楽天モバイルパーク宮城にて、選手サプライズステージへ向かう堀内選手


内野手

色んな選手が一塁守備に就きましたが半分以上を一塁は銀次選手、横尾俊建選手でほぼ折半する形に。
若手が積極的に起用されるポジションではないのもあり一塁は複数ポジション守れる中堅ベテランの活躍の場として扱っているのかもしれません。

黒川史陽選手入団後、二塁はほぼ黒川選手の独壇場でしたが、今年はシーズン序盤辰見鴻ノ介選手がセカンドで起用されることもあり二軍戦でも黒川選手ですら絶対的に二塁だけで出場出来るわけでない環境となりました。
若手同士でポジションの奪い合いは激アツです。

昨年まで三塁は横尾俊建選手メインのポジションでしたが今年は途中から平良竜哉選手が積極的に起用され、たまに黒川史陽選手が入るポジションになりました。序盤は永田颯太郎選手、序盤〜中盤は茂木栄五郎選手が三塁に就く機会が目立ちましたが、最終的に平良選手のポジションになり世代交代が1番進んだポジションのような気がします。三塁手として堀内選手の名前が無い、いいね!(過去のコンディション不良祭りのトラウマ)

遊撃はほぼ入江大樹選手のポジションとなりました。昨年の入江選手は不安定な遊撃守備も目立ち二塁や三塁での出場も多かったのですが、昨年夏の今江敏晃育成内野守備走塁コーチ(現一軍打撃コーチ)が二軍の内野守備の陣頭指揮を取っていた期間に課題の守備が大幅に良くなったことが一過性ではなく今年も継続され遊撃での出場が多くなったと思います。
また一軍昇格時を想定しての茂木栄五郎選手、遊撃が本職の永田颯太郎選手で入江選手交代後や出場しない試合時の出場機会を争っているようにも見えますね。


外野手

左翼はとにかく打てる正隨優弥選手と守りは絶品の西川遥輝選手でほとんどの機会を分け合いました。他の選手も左翼に名前がありますがほとんどの機会をこの2人のために費やしたと思える打席数ですね。

武藤敦貴選手がコンディション不良で不在の間は和田恋選手をメインに色んな選手で中堅での出場となりました。武藤選手が復帰後は武藤選手メインのポジションにもなりました。

右翼も序盤は色んな選手が付き出場機会を争いましたが途中から辰見鴻ノ介選手が出場機会を増やすために右翼メインに出場することが増え多くの機会が辰見選手に割かれることになりました。

・気になる野手

外野のどのポジションでも若手選手のなかでは気持ち多めに打席数を与えられている柳澤大空選手の名前があることが気になります。
柳澤選手は出場試合数でも代走守備固めによる途中出場がメインで10位タイの77試合に出て73打席(64打数)と若手外野手のなかではかなり機会を与えられています。
外野3ポジションを守ることができ、それなりに打席に立つ機会も与えられている柳澤選手のフェニックスリーグや来年が楽しみですね。

・投手で見る

・先発投手

こちらも懐妊させられたり解任されるだんだ代表を引用

今年の二軍の先発陣は
塩見貴洋投手バニュエロス投手松井友飛投手、藤井聖投手
が年間通してのローテーションの軸でした。
藤平尚真投手辛島航投手は二軍滞在時に先発
内間拓馬投手は序盤〜中盤まで先発起用でしたが夏場から清宮虎多朗投手とのダブルクローザー
瀧中瞭太投手はシーズン途中から二軍の先発ローテーション
王彦程投手は先発だったり中継ぎだったりと両用(台灣代表の試合が近付いてから先発メイン?)

ある程度年齢を重ねた投手が先発として周り一軍に呼ばれたときに備える形で先発として起用する若手投手がほとんど現れなかった(積極的に先発起用しようとしなかった?)のかなぁと思いましたが、今年は試合時のベンチメンバーがほぼ固定されていたのでそもそも投手のコンディション不良が多かったのかこうせざる得なかった気もします。

・試合数(中継ぎ?)

公式サイトより今年の二軍の投手試合数ランキグン
1位 吉川雄大投手 40試合
2位 小孫竜二投手 39試合
3位 清宮虎多朗投手39試合
4位 石橋良太投手 34試合
5位 弓削隼人投手 33試合
6位 高田萌生投手 28試合
7位 西垣雅矢投手 24試合
7位 林優樹 投手 24試合
9位 宮森智志投手 23試合
9位 伊藤茉央投手 23試合

シーズン最終盤に突然先発起用されて二軍も追っている楽天ファンのドキモを抜いた吉川雄大投手ですが、今年の起用は先発投手が早々に打ち込まれたりブルペンデーのときに積極的に起用されることがメインでした。
セットアッパー起用の小孫竜二投手クローザー起用の清宮虎多朗投手の試合数が多くなるのと違って吉川投手が投手陣のチーム最多試合出場数になるのは先発投手の質量に不安が残るのを表しているのかなぁと思います。

・気になる投手

シーズン序盤は勝敗関係なく点差が開いたときのみ登板だったのが途中からオープナー、ショートスターターと経て終盤に先発起用されるようになった竹下瑛広投手。

2023.6.3より

振りかぶって投げる旧来の投球フォームと、今年楽天モバイルパーク宮城での二軍戦開催時にスマイルグリコパークから投手練習を覗き見したとき清宮投手が日頃行っているフィジカル系の練習を(たぶん強度は清宮投手より低め)積極的に取り入れているのが印象に残りました。
入団時に身体作りをテーマに挙げていた竹下投手が振りかぶって投げる長身先発投手として結果が出るとワクワクしますね。


・おまけ 

NPB公式サイトの無料公開データなどを活用して色んな数値を披露するaozoraさんのポストを引用

昨年オフに
西村弥内野守備走塁コーチ奈良原浩育成総合コーチによる守備指導環境になった東北楽天ゴールデンイーグルス二軍の内野を信じろって!
とひっそり投稿してましたがまさかここまで堅守のチームになるとは…

若手積極的起用機会のフェニックスリーグ、そしてどこかで行う秋季キャンプで内外野の経験を積み来年以降も堅守のチームを維持できれば最高ですね!

・終わりに

ここぞの場面ならまだしもその場面以外でも若手の経験機会よりもベテラン中堅の機会を優先することも多く、どうも心象悪い今年の二軍でしたが数字だけ見ると若手選手の出場数や打席数もそれなりに確保されていて、ポジションによってはシフトチェンジも行われていたようです。
ただ一軍への戦力供給がほとんどなされない状況での勝利優先起用と思われるようなのが多かったため二軍ヲタクの私でも正直見ていてキツイ1年でした。

来年は
・若手中堅ベテラン問わず二軍で活躍し好調アピール出来ている選手がしっかりと一軍への戦力として送り込まれること
・ブルペン陣のほぼ固定化を解消するため怪我しにくい環境になること
・ベテラン中堅の立場を危うくする若手選手の登場

が1つでも、1人でも多く出来ると嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。
しげお@あくらい【公式】