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「評価は他人がするモノ」と初心に還る事ができるかがキーになる。

『このように、業種、業界、企業規模の大小は関係がない。「働かない」「働いている」も関係がない。世の中の「おじさん」たちは、どんどん追い込まれているのだ。とりわけキツイのがDX(デジタルトランスフォーメーション)対応だ。DXはいまや新聞やネットニュースにおいて最頻出用語の1つとなった。感度を上げて、真っ先に対応しなければならないのが「おじさん」であるのに、実態は、最も反応が鈍い。DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用して、業務プロセス、組織のあり方、人の行動を変容させることを指す。もちろん「IT化」のことをDXとは呼ばない。したがって、自分の意識や行動を変容(トランスフォーメーション)させることが求められる。これがなかなか難しい。社歴が長ければ長いほど、そして過去の成功体験があればあるほど現状維持バイアスがかかる。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を検討していた、ある企業でも、そのような光景が見られた。定型業務を定期的に実施する際、RPAの活用は有効だ。ミスがないし、時間外でも働いてくれる。人手不足の問題を解消し、なおかつ社内の人的リソースをもっと付加価値の高い仕事に充てられる。~企業の業績や生産性向上には「従業員エンゲージメント」が深くかかわっている。エンゲージメントとは、愛着心や絆という意味合いだ。だからこそ近年多くの組織で従業員の「心理的安全性」をアップさせようという取り組みが行われている。ところがマウンティングは逆だ。マウンティングの問題は、自分を上げるのではなく、相手を落とすことにある。「心理的安全性」どころか、相手を心理的に疲弊させてしまう行為である。前述したとおり、いつリストラされてもおかしくない「おじさん」たち。自分の優位性をアピールしたいという気持ちを持ってしまうのも、わからないのではない。しかし、それは実際の「成果」として誇示すればいいのである。キーワードは、「今」「ここ」「自分」である。学歴やら実績やらお家柄ではなく、今、ここの場所で、自分自身で、成果を出すのだ。若い社員のお手本となるように自己研鑽を繰り返し、率先して新しいことにチャレンジすること。昔と変わらぬ成果を出しつづければ、周囲からの眼差しも変わるに違いない。世の中は急速に変化している。5年や10年はやく社会人になったからといって、優位性はない。それどころか、逆にその体験が足かせになってしまう時代だ。』

私のこれからの仕事はこういったマウンティングおじさんやおばさんをDXでこれからも仲間で居られるかを支援することだ。「評価は他人がするモノ」と初心に還る事ができるかがキーになる。

コロナで爆増「マウンティングおじさん」の実態
一方でリストラ対象やDX対応に悩む人たちも
https://toyokeizai.net/articles/-/392757

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