群集心理は移ろい易い

『受信料問題から端を発して、見たい者だけが見るスクランブル方式に変更するべきという話になっているが、技術的には日本の放送は、もうすべてスクランブルがかかっている。みんなB-CASカードのことを忘れちゃったのだろうか。そのへんの言葉の使い方も、なんだかモヤッとする部分である。要するにペイパービューにするということだろう。ただそうすれば今のような巨額な受信料に支えられた全国のNHK組織や設備は維持できないだろうし、番組作りも影響を受ける。もちろん、税金を投入して現状を維持するなどという方法論はない。それでは国営放送になってしまい、放送が政府の支配下に入ることになる。これはさすがに憲法違反の可能性も出てくる。今のNHKではダメだ、それをぶっ壊すと表現するならそれでもいいが、壊し方ってものがある。ただ潰すだけでは、破壊的イノベーションは起こらない。ぶっ壊して更地にするのではなく、鎧を剥がしていってどんどん軽量化していき、その芯はなんなんだ、というところを睨んでいくというのが、まずはやるべきことだろう。』

自民党をぶっ壊す!はその組織に所属しての政治手法だったがNHKをぶっ壊す!は元その組織のモノが権力奪取の為に掲げているので自ずと意味合いが違ってくる。群集心理は移ろい易いのでなりふり構わず強引な方法や屁理屈で金や票を集めているとすぐにボロが出てしまうだろう。

NHKはどうぶっ壊すべきか
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1908/21/news058.html

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