「顔」を隠さなければならない様なことはしない

『日本人のメンタリティとしてはそもそも顔を映すことに嫌悪感を抱く人も多いかもしれないが、この先、顔データの提供を拒否しきれない状況になっていくのは自明の理である。顔認証技術による恩恵は大きい。顔認証による本人確認の普及とともに、キャッシュレス化も進み、あらゆる処理を顔だけで手ぶらで行えるようになるだろう。だが、「顔を映す=個人情報を提供している」という事実を忘れてはならない。今後は顔を隠したり、偽名を使って生きていくことはほぼ不可能な時代になっていくとも思われる。常に「顔は割れている」という前提で生きていかなければならないのだ。』

昔から「面が割れてる」とよく言うが太古の昔から仲間かそうでないかを認識するのにヒトは顔や人相を基準にしてきた。デジタル技術ではそれを数値化し暗号化する事によってセキュリティを高め悪用を防止はできるが、ヒトが認識できる程度の「顔」情報は至る所にある監視カメラで既に収集されているだろう。かのリンカーンは「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言ったが今では40歳を過ぎなくても「本人」としての「認証」に否応なしに使われるのだから「顔」を隠さなければならない様なことはしないに越したことは無い。

誰もが「顔が割れる」時代が到来! そのメリットと恐るべきリスク
アプリで気軽に写真も取れない
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66802

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