松尾茂起(ウェブライダー)

ウェブライダー(https://web-rider.jp)という会社の代表です。 『沈…

松尾茂起(ウェブライダー)

ウェブライダー(https://web-rider.jp)という会社の代表です。 『沈黙のWebライティング』『沈黙のWebマーケティング』などの著者。

マガジン

  • ウェブライダーが考えるSEO

    ウェブライダーが様々なコンテンツ制作やコンサルティングの現場で導き出したSEOノウハウについて語っています。

  • 『その文章、なぜダメか教えます』

    空前絶後の書籍化プロジェクト開始。 このマガジンでは、書籍化予定の「その文章、なぜダメか教えます」のラフ原稿をお読みいただけます。

最近の記事

確定申告の季節になると父を思い出す。50年間「税」と向き合ってきた父の記憶

「確定申告は、自分が1年間、どれだけ頑張って働いたかを振り返るための大切な機会なんだ」 梅が咲く頃になると、父はよくそう言っていた。 僕の父は税理士だった。 父は2016年、69歳で他界した。 確定申告の季節になると、僕は父を思い出す。 父は国税局へ勤務し、和歌山の税務署長を務めた人だった。 定年後、税理士として起業し、大阪市内に小さな税理士事務所を構え、起業したばかりの僕の確定申告を手伝ってくれていた。 父と一緒に、帳簿を眺めながら申告書用紙に記入したのは、大切な

    • SEOは2022年からこうなる!?ウェブライダーが考える「ソリューション思考」と「社会的信用の醸成」

      この記事は、日々検索集客を目指してコンテンツをつくり続けておられる個人・法人さんに向けて、2022年からのSEOにおいて意識したほうがよいことをまとめた約24,000字の記事です。 本記事は私、ウェブライダー代表の松尾の独自見解を多く含みます。 あくまでもひとつの考え方として、参考にしていただけるとうれしいです。 また、本記事は、先日オンライン開催され、のべ3,000名近い方が視聴された「SEOは2022年からこうなる!?ウェブライダーが考える2022年からのSEOセミナ

      • SEOは攻略するものではない。SEOの具体的なアイデアがあふれてくる3つの思考

        SEOに強いWebマーケティング会社「ウェブライダー」代表の松尾です。 Webマーケティングといえば、外せないのが「SEO(検索エンジン最適化)」。 SEOとは、自社のサイト・ページ・コンテンツの価値を検索エンジンから適切に評価してもらうためにおこなう、さまざまな調整を指します。 Webマーケティングにおいて、検索エンジン経由の露出を意識しないことは通常ありえません。 なぜなら、検索エンジンは悩みや願望をもっている検索ユーザーが集まる場所であり、その場所でユーザーにあった

        • SEOを成功させる10の本質と哲学

          SEOに強いWebマーケティング会社「ウェブライダー」代表の松尾です。 この記事はSEO業務に従事するすべての方へ向けて、私たちウェブライダーがSEOコンサルティングの中で大切にしているSEO哲学について共有します。 進化を続けるGoogleアルゴリズムの中で、継続して評価されるサイトを運営するには、Googleの進化の方向を予測しつつ、サイト運営者の歩むべき方向を示すコンパスが必要です。 この記事ではそのコンパスを提供します。 ちなみに、私たちウェブライダーは、SE

        確定申告の季節になると父を思い出す。50年間「税」と向き合ってきた父の記憶

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        • ウェブライダーが考えるSEO
          3本
        • 『その文章、なぜダメか教えます』
          1本

        記事

          その文章、なぜダメか教えます。【プロローグ】

          「ううう、書けない・・・」 そう言いながら僕は机に突っ伏した。 その横で、ディレクターの伊藤さんが間髪入れずにツッコんでくる。 「いや、早く書いてください! 担当編集の中村さん、さすがに怒ってらっしゃいますよ!」 「そりゃ、そうだよなあ。 中村さんとお会いしてからもう1年くらい経つものなあ・・・」 そう言いながら、ゆっくりと顔を上げた僕の名前は松尾 茂起。 京都に本社がある会社『ウェブライダー』の代表を務めている。 僕の仕事は、お客さま企業のウェブサイトの集客

          その文章、なぜダメか教えます。【プロローグ】

          なぜ、ドラクエの武器屋はあれほど強いアイテムを売っているのに、しがない商売を続けたのか?

          ドラクエをプレイしている時に、永遠の謎だったことがある。 それは、「なぜ、ドラクエの武器屋の商人たちは、あれほど強い武器や防具を持っているのに、自分たちが装備して敵を倒してお金を稼がなかったのか?」ということだ。 例えば、ドラクエ3のロマリアの町を例にとって説明する。 ロマリアの武器屋では以下のようなアイテムを売っている。 ・せいなるナイフ(攻撃力+14)・・・200G ・くさりがま(攻撃力+24)・・・320G ・てつのやり(攻撃力+28)・・・650G ・か

          なぜ、ドラクエの武器屋はあれほど強いアイテムを売っているのに、しがない商売を続けたのか?

          おもしろい文章は「たとえ話」や「たとえ形容詞」で出来ているという話

          昨晩、おもしろい文章は「たとえ話」や「たとえ形容詞」で出来ている、という旨のツイートをしてました。 そのツイートを自分用にまとめておきます。 おもしろい文章が書けなくて困っているという方の一助になれば幸いです。 そして、次のツイートは、自分的にも腑に落ちました。 おしまい。

          おもしろい文章は「たとえ話」や「たとえ形容詞」で出来ているという話

          「私の戦闘力は53万です」。53万という数字を選んだ理由について考えてみた。

          鳥山明氏は世界が誇る天才マンガ家である。 その一方で、一流の数字の使い手である。 あなたはこのセリフを知っているだろうか? 「わたしの戦闘力は53万です。 ですがもちろんフルパワーであなたと闘う気はありませんからご心配なく・・・」 これはドラゴンボールに登場する、かの有名な悪役「フリーザ」が発したセリフだ。 当時、リアルタイムに少年ジャンプでドラゴンボールを読んでいた小学生の僕は、この「53万」という数字に、これまで生きてきた中で感じたことのないような絶望感をおぼえ

          「私の戦闘力は53万です」。53万という数字を選んだ理由について考えてみた。

          トイレで用を足したあとに手を洗わない人が、驚くべき理由を言っていた件について

          男子トイレを使うと、用を足したあとに手を洗わない人をよく見かける。 彼らは用を足したあと、手が汚れているかもしれないまま色々なものを触るわけで、それを想像すると、僕はいい気持ちにはならない。 さて、先日、知人が手を洗わない派だと知ったので、手を洗わない理由を聞いてみた。 すると、驚くべき答えが返ってきた。 その知人はこう言った。 「もし、オレが自分のイチモツを触った手を洗ったとしたら、オレのイチモツをいつも触ってくれる恋人に申し訳ない。 オレのイチモツは恋人

          トイレで用を足したあとに手を洗わない人が、驚くべき理由を言っていた件について