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俺のX 2023年12月① 「インターネットはずっとヘンだけど。」

12/4

はじめてnoteにまとめてみた。引用使って並べたらただの駄文の羅列で、これぞ在りし日のタイムラインだよなという気持ち。盆栽にハマるのもこんな感じなのかしらん

あと久々に自分のnoteを見てて、なんでフォローしたのかわからん若い人がいると気付いた。酔って巡回したことがあるんだろうか。やりそうだけど。女の子のサブカル散文大好き!

そういえば宮崎誉子さんとかめちゃくちゃ好きだったな。学生時代に真似して書いてた。もう活動されてないんだろうか。

と思って調べたら、5年前に新作が出てる! 
えっ好きな作家さんの動向を5年もの間、知ろうとしなかったってこと?
すげえ! 終わってる!

俺の席の背後にあるトイレからたまにストレンジャーシングスの化け物みたいな音がする

12/5

もう大丈夫。習慣になってきた。
仕事PCディスプレイ脇に常にメモを立ち上げている。仕事してるフリもできるぞ

アイスブレイクにおけるおっさんっぽい笑い話の汎用性に気付いて積極的に取り入れるようになったが、我に返ると喫煙所から出た直後に悪臭がまとわりついてる感じで「ウワくさッ」てなって少し落ち込む。

チバさんが亡くなってしまった。
ミッシェルのライブは一度だけだが行ったことがある。2003年(たぶん)の広島クラブクアトロだった。

調べると当時のセトリがネットに上がってて、けっこう驚いた。ライブ慣れしていない田舎の大学生当時の自分には刺激が強すぎたのか、ほとんどおぼえていなかった。なんか赤くてギラギラしていて激しく、とてもカッコよかった。

モッシュを避けて踊っていた男性のロカビリーなノリ方がすごく独特で、異様にはっきりと記憶に残っている。輪に加わらなくても各々の楽しみ方がある、みたいなことの例をハッキリと見て、カルチャーショックのような衝撃だった。

そのノリを真似して踊るととても楽しいので今でもライブハウスとか自宅とかでやっている。

「天国のほうが良いフェスできそう」みたいな一言を見かけてちょっと納得しそうになった。あぶねえ。でも高天原フェス楽しそうだから、出られるように現世でがんばろう。

12/7

K社の刊行中止の騒ぎ。ヘンだなー。

版元「こういう本だします」
声でかい人「いやこの内容ダメでしょ」
版元「じゃあやめます」
声でかい人「ヨシ」

今回はシンプルにこういう👆流れに見えて。
あーなんか、クレームつけられたら出すのやめちゃうんだーって。いやすごくない?

なんかこう、インターネットの声でかい人らって正直もうこのご時世でうざったいだけだよなーとか、自分が諸問題の直接の当事者でもない限り、そう思ってしまうようになってきた。よくないけど。キャンセルカルチャーもここに極まれり、みたいな悲観的な見方をしてしまう。

表現の自由が云々いう前に、営利目的の出版物である以上は、結局どうしたって版元が決定権を持っているって前提がありますよね。出版に向けて動いて金かけてるところ。この本を作るぞ、出すぞー出さないぞーって決めているのは版元。

でもさ、こういう炎上の仕方だと、発売のこと知らなかったみんなも「その本読みてえな」ってなるでしょう。いわゆる話題作なわけですから、出してたら一発ドカンと売れてたはず。まさに炎上商法だけど、営利目的でいくなら、そうやってもよかった。天下のK社じゃん。やるでしょ。

それでも出さなかった。すごい。
「出さない」って相当ですよね。

こんなん誰が買うねん、みたいなのでも、本ってたくさん出てるじゃないすか。出す新刊点数が多ければそのぶん取次さんから目先のお金がもらえるっていうのもあるとはいえ。
版元が出すって決めたもんは出るんすよ。出すって決めて動いてるし、そういう予算を組んでるわけだし。
内容に不備があって精査せないかんくなって無期限に刊行延期、とかならまだわかるけど、出さないってアナウンスまでするのは、同業からして、ちょっと考えられない。

それでも、出さないって。それでも版元がそう決めたってんなら、それはもう、売って得られる利益よりはるかにヤバいデメリットがあるって判断したからですよね。「出さないで」→「はい出しません」のこの「→」部分になんかすごい理由が隠されている。「え、なんかあった?」って思う。

「出さないで」って声が上がったっていってもさ。そんなに大きかったっけ、声? そんなにインターネットで騒がれてたんですかね。なんかこう“通常営業”に思えたんですけど。

個人的には、内容がセンシティブだからとか思想が偏ってるからって、それが声でかい人らがおっしゃる通りに差別を助長する結果になるのか、結局は読んだ人によるんじゃないすかって思うんですけど。違うんですかね。

「違う」っていわれたとしても「はあそうなんすか、まあ読んでないんですんません」ってなって終わりますけど。逆にそれでいいんすかね。

いいんだとしたら、すごいこわいよ。完璧に言いっぱなしじゃん。ジェンダー思想界隈ってやっぱりこわいんだな、興味をもって自分ごととして考えようとしていたけど近づかんどこ。そうなりませんか。えー。それってどうなの。

なんかヘンだな。版元も、声でかい人も。なんかヘンだな。
インターネットはずっとヘンだけど。

とりあえずオッペンハイマーの日本公開、決定してよかった

12/8

なんかこう仕事に関して「プレイヤー」感というか、そういうのない人っていますでしょう。死んだように粛々と黙々と仕事をしてる人。

同じ職場だと、ちょっとしんどいね。みんなでやってんだからさ。そういうこと思うときもある。いやだな。

別にそういうプレイヤーだっていていいし、むしろいないと困るし。そういう人がいないとミスだらけで仕事にならなくなってしまうし。目が死んでいる人にこそ我々の生活は支えられている。それはそう。いいんですけど。ごめん。ありがとう。わかる。

それに、仕事してるときはだいたい死んだ目になってる気もするし。そうしないと持たないときもあるもんね。君はどうだ。俺はどうだろう。傍目には死にかけて見えているのかもしれないと思うと、いやだな。同族嫌悪なのか。しんどいな。

部課長レベルの商談をOJTほぼ無しで定期的に任されるようになった上に、異動やら退職やらで今までの職務と関係ないデスクワーク系もオンされて俺は

どういう状況になっても「俺たちはすごい!」を言い続けなければならないのが自己プロデュース力(ぢから)だとしたら、やっぱりもう若者たちには敵わないんだな
勝ち負けっていうより、なんかそう考えると納得感ある
それでいいと思う

12/12

イチョウの落ち葉が雨を吸って、歩道のあらゆる場所へ水たまりをつくっている。生きる化石によるゲリラ水たまり地雷すごい

何らかのきっかけでいつの間にか動き出す→動き出すと動いていないと不安になる→不安が蓄積しているのでちょっとでも止まるとそのまま動けなくなる→… 

というループ。あるよな。あるある。
もうわかってるから、逆になかなか動き出せないということも、よくある。

止まってしまうと「どうせまたダメなんだ」とウジウジしながらアホほど酒を呑むようになるだけなので体にもよくない。体も知っている。全身全霊で動くことを怖がるフェーズ。

「イチかゼロ」「100点か0点」しかないんかい、といつも思ってきたけど、60点くらいでぼけーっと歩き続けることも、そろそろできるようにならないといけないんでしょうなあ

「税」か~~
なんか「税か……税だっけ?」ってなった。

直接的にはインボイスのことを指している? もっと広い意味だと、税金の使われ方、みたいなところもあるのかしら? 大阪万博とか。公費で熊を殺すなとか?

というかそもそも、寺がそんな大々的に、どーんと「税」つって。いいのだろうかっていうところも。モヤリ。

さっき会社に本を直接買いに来たおじいさん(たまに来る)が、持ってた掛け軸を自慢げに見せてくれまして、なんと藤原定家の書だというんです。500万円くらいの価値があるんだと。証文?みたいのも一緒に箱に入ってて。へーって。

もちろん純度100%の疑いの眼差しで「すごいっすねえ」って対応してたんですけど、でもおじいさんが本物だと思っているなら別に本物でいいよね、と思った。書はなんて書いてあるかまったくわからなかった。

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