統計解析ソフトRとBioconductorを使おう

Rってなぁに?

Rは統計解析ソフト。
The R-Projectの公式サイト : http://www.r-project.org/

ExcelやSPSSといったソフトもあるが、Rは以下の点で優れもの。
1. 無償
2. 統計処理の種類が豊富
3. グラフィクスがきれい
4. パッケージが充実

他のソフトと比較すると、
◯ : Excelは、計算が信頼できない
◯ : Excelは、できることが限定される
◯ : SPSSは、高価
× : Rは入力がテキストベース
ただし「ログが残るので再現するのが容易!」といったテキストベースならではの利点もあります。

まずは、インストール

The R-Projectの公式サイトにアクセス
http://www.r-project.org/

download Rをクリック、
ダウンロードするサーバーを選択(JAPANの中からひとつ)

OSのバージョンを選択
ダウンロードしたファイルを解凍してインストール

Rの起動と終了
起動はアイコンをクリック
終了は、q() と入力

# ついでに、Bioconductorもインストールしちゃいましょう。
Biocinductorとは、バイオ関連データを扱うためのライブラリ集です。
マイクロアレイデータを扱う場合などで利用します。
Bioconductorの公式サイト : http://www.bioconductor.org/

Rを起動する。
下記の行を1行ずつ > の後ろにタイプ(コピペ)する。

source("http://bioconductor.org/biocLite.R")
bioLite()

> source("http://bioconductor.org/biocLite.R")
> bioLite()

#
バイオ関連に限らず、各種パッケージは、
Rを起動

メニューバーから「パッケージとデータ」>「パッケージインストーラ」で選択してインストールできます。

#
Bioconductorのパッケージのインストールは以下の通り。

> source("http://www.bioconductor.org/getBioC.R")
> getBioC()
> install.packages("xxxxx"

* 注意事項
xxxxxにはpackage名を入力します。
R、Bioconductor、パッケージはそれぞれバージョンのあったものを使用しましょう。OSを含めて、どれかひとつをバージョンアップすると動かなくなることもあるので、アップデートした際には注意が必要です。アップデートで何か問題が起こった際には、各々のインストールをやり直しましょう。

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