春秋航空の名古屋〜深圳便を使うコツ

あとで追記するけどいったん公開。

・値段は安い。運賃5,000円・税込総額11,000とか普通にある。直前でも安い。当日でも買えた。

・機材はLCC御用達のエアバスA320。なお春秋航空日本のほうは日本国内での整備などを考慮してかボーイング737使ってる。
シートピッチはLCCとしては広いほうだけど、なんとリクライニングしないwww。ライアンエアかよっ!なので慣れた人はテーブルに突っ伏して寝てる。

・LCCなので機内は映画も音楽もない。当然なんもない。深圳までの4.5時間フライトはまあまあ長いから、スマホに映画をダウンロードしとくの推奨ね。中国では金盾に阻まれるから、日本出発前に往復分ダウンロードしておこう。

・日本でのチェックイン時、香港便の場合は「復路予約がないと乗せない」くらいのこと言われるが、深圳便では単に「14日以内に帰国しますか?」と聞かれただけだった。

・渋谷駅発の地上交通費を比較すると、成田〜香港よりもセントレア中部国際空港〜深圳空港のほうが6,400円高いという差。これは成田エクスプレスと香港のスカイリモを使う場合と、新幹線と名鉄で中部国際空港に行くのとの比較。

・新幹線が高頻度なので名古屋はさほど遠く感じない。ただし新幹線でスーツケース運ぶのマジ大変。隣が空席とか車両の端っことかならいいんだけど。

・神奈川以西の人にはかなり使える。セントレアはさほど広くないから空港内を走ることもないし、セキュリティもさほど混まない印象。22:40発の名古屋→深圳便は20:40にチェックインが始まるからその時点で空港に着いてるのが望ましいが、チェックイン自体はフライト45分前まで受け付けてはいる。17時に仕事終えてすぐ出れば間に合う、という人は多いんじゃないかな。

・日本で仕事終えてから、たとえば香港エクスプレスの深夜便で香港に行くこともできる。しかし香港→深圳のスカイリモがないか、仮にあっても待たされるし深夜割増で少し高いから、現実的には交通機関動き出すまで待つことになる。一方で名古屋から深圳空港に直接入れると、それが深夜3時であってもタクシーやDiDiで余裕で移動できるから体力的には楽だ。

・深圳の治安はかなりいい印象で、タクシーもトラブルの経験はないんだけど、女性一人の深夜乗車は一応警戒したほうがいいかな。DiDiのプレミア版が比較的には安心。深圳空港に直結のホテルがありゃいいんだけど、それはたぶんない。

・香港エクスプレスなどのようなオンラインチェックインだけで済ます仕組みはたぶんないので、チェックインカウンターが閉まったら乗れない。

・席の事前指定はできるみたいだけどメニューわかりにくいし、してない人多いみたい。なので空港に早めに着くほうがいい席もらえる。

・空港でのチェックインは120分前スタート。45分前にはガチ締め切る感じで、特に深圳はセキュリティでハマる可能性あるからフライト60分前のカウンター着がホントの最終だと思ったほうがいい。僕は65分前に着いたら他の乗客誰もおらず「あなたが最後よ、間に合ってよかったね」と言われた。

・名古屋側チェックイン業務はANAのバッジ付けた人が代行。僕の勝手な印象だが、中華航空などJALによるチェックイン代行は杓子定規すぎていい印象ないが、ANAはいい感じ。

・荷物は機内持込7kg、預け10kg。荷物重量の事前追加はフライト12時間前までとのことだが、実際は10時間前でも買えてしまった。10kgの追加つまり合計20kgで3,280円。空港チェックイン時はもっとお高い。
僕は20kgぶん支払で実測25kgだったが、時間ギリだったせいかオマケしてもらえた。なお春秋航空の日本国内線は手荷物と預け荷物の合計重さに課金されるが、国際線はその扱いではなかった。そして10kgまで無料というのは暫定措置だそうで、そのうち預け荷物はすべて有料になるみたい。

・春秋航空はLCCだからメシも飲み物も出ない。しかし香港エクスプレスなどと違って機内食が安いのよ。青島ビール10元、食事20〜40元とかね。水平飛行後さくっと食事販売するけどほぼ誰も買わないので、僕は注文しそこねたけど、あとからビール買った。まあ、飲むよね。

・安全性については、中国って国は製品壊れやすいしタクシーの運転も荒いけど、とにかく飛行機事故は極端に少ない。近年かなり航空需要増えてるが、それでもとにかく少ない。
大昔なら国内線の事故は隠したりした可能性あるが、インターネットのあるこの10年はそれも無理だから、本当に安全なんだと思う。
その代わり天候判断が慎重すぎて遅延は多いけど、まあ事故るよりはいいよね。

・中国は税関が厳しく、特に入国時は厳密だが、中でも運び屋対策で香港→深圳の陸路国境が厳しい。深圳空港での入国は、それよりはゆるいとの経験者談。

・中国の飛行機セキュリティは厳しく、特にバッテリーは厳しい。預け荷物に乾電池入ってると持込としては問題ないんだけど再検査になる。また、裸のバッテリーやモバイルバッテリーはもちろん、バッテリー搭載機器についてもそれなりに厳しいので、預け荷物には一切入れないくらいがいい。
ただし僕は電動の小型精密ドライバーを持ち込もうとして、バッテリー内蔵だからと機内持ち込みにしたら、工具は凶器となりうるから廃棄するハメになった。そりゃそうだよね、預け荷物とすべきだった。あとから考えると、精密ドライバーの先端部分を預け、バッテリー含まれる本体を持ち込めば完璧だったかな。
バッテリーは大きさに関わらず20個までというルールがあるみたいだが、僕は充電式リチウム電池と極小リチウムポリマー電池をトータル40個くらい持ち込めた。さすがにごく小さいものまで杓子定規にハネたりはしないみたい。

・なぜか前の2〜3列は空席にしてて、非番のクルー(いわゆる「デッドヘッド」)が乗ってる。お偉いさん用なのかな。

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