お詫び

更新するまで大変長くなってしまいました、すみません。前回コメントしていただけた方、及びにいいねおしてくださった方々に感謝いたします。次の回で大体説明し終わると思いますの早めに更新いたします。

sewerslvtの黒歴史

前回まで2つの炎上沙汰を見てきましたが、それだけでは彼女の厨二病的な性格は説明しきれません。名義の件も相まって、こいつやばい奴なのでは、と噂され始める中、本人にとっても黒歴史だったアルバムが掘り起こされてしまいます。そのアルバムは当記事の（1）でも述べたSadboy Sheldon時代にリリースされたもので、本来ならば見つからずに闇の中に葬られるはずでした…。

ラッパーなどが使っているnワードは語末がaで終わるもので、これは黒人同士で相手に対して時に親しみをもって使われるものです。しかしながら上に張ったアルバムのタイトルは"er"（"hard R"ともいわれます）で終わるものでこれは人種差別が当たり前の時代に、黒人に対して蔑称として使われた単語です。いまだに人種差別の問題が取り上げられる英語圏の世界にてこの語を使用しようものなら人種差別主義者だといわれても仕方ありません。実際にsewerslvtがracistであるというのは、アンチが開口一番言うことでもあります。本人はDMで問い詰めてきたファンに対して「その当時１５歳くらいのガキで分別がついていなかった。ただの言葉だからと思って軽く見ていた。」という謝罪をしています。

さらなる告発

この疑惑に関してはかなり真偽が揺れる証言もあるので軽く触れるにとどめますが、やはり彼女が有名になる前に複数のdiscord通話相手にセクハラ発言などをしていたという告発が、被害者を名乗る人たちによってなされます。さらにこの通話相手が未成年だったというわけですから、世間からは「ペドフィリア」呼ばわりされるようになります。ちなみに余談にはなるのですが、このようにあるアーティストが未成年にセクハラ、あるいは有害なDMを送ってコミュニティから追放される炎上沙汰は、ブレイクコア界隈に限ってよく起きるのです。しかしこのような炎上がおこりやすい地盤を作ってしまったのは彼女の告発が関係あるのかないのか.…。詳しい告発の内容などは下記リンクに記載されています。
https://kiwifarms.net/threads/ethan-gluis-sewerslvt-sadboy-sheldon.88161/

カバー画像

彼女のアルバムカバーアートはかなり尖ったものが多いという直観はみなさん一度は感じたことはあると思います。それはかなり特殊な色遣いによるものもあれば、なかにはとんでもないものも映っていたりします。例えば幼児？の死体やlainの18禁同人の画像などなど。こういったものは後に修正されるなり、ぼかされるなりして再リリースされるのですがファンの人たちも快く思う人ばかりではありません。特にlainの画像に関しては、「岩倉玲音（14歳）のエロ画像を使う→やっぱりペドフィリアじゃないか！！」という理論で、sewerslvtにはまさにその烙印が押されました。（そんなこと言ったら一昔前のナードコアのアルバムアートとかどうなっちゃうんだという感じもしますが。）

魔女と化したsewerslvt

上に見てきたような理由があって彼女にはレイシストでペドフィリアという最悪な称号がつけられるようになりました。このような背景があって
彼女のファンに対する眼も冷ややかなものになって行きました、「お前はあんな奴が好きなのか！」と。こうもなってしまうと彼女はもはや魔女というより踏み絵のようなものになってしまいました。nfract, astrophysics, telemistなどの名の知れたアーティストはsewerslvt楽曲をリミックスもしていましたがみな関係を断っていきました。
ファンの人たちはどうでしょうか？もちろん作者は作者、曲は曲と割り切って受け入れている人も大勢います。（sewerslvtのreddit掲示板が代表例）ただ彼女の性格故に「信者」を集めやすいことも確かです。彼らは時折ツイッターで物議を醸すツイートをしてはアンチ並びにアーティストたちからボコボコにされるということを繰り返します。例えば下のようなツイート

これに対してコミュニティは黙ってはいません。アーティストの反応を以下に並べました。

このような有様ですからなかなかsewerslvtファンはツイッターにて肩身が狭いのは間違いありません。彼女はすでに引退していますから、炎上が起こるとすればこういった信者ツイートが火種となるケースが大半ですが実はこれだけではまだアンチは満足していなかったのです。彼らはsewerlsvtを完全にブレイクコア界隈から追放してその存在を抹消しようとする最後の段階へと移ります（次章へ）。