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死ぬ前にやりたいこと「世界一周旅行」に向けて、今出来ることをやる


映画「最高の人生の見つけ方」を観たことありますか?

数年前に人に勧められてこの映画を観て、今日、voicyで毎日聴いている木下斉さんがこの映画のことを話していたので、沸き上がった気持ちでnoteを書きます。


文章にすると月並みな話なのですが、この映画はガンで余命を宣告された二人の老人が、死ぬまでにやりたいことリストを作り、二人で実現していくというストーリーです。

本来のタイトルは「バケットリスト」と言います。
これは死ぬまで(バケツを倒して首を吊るところが由来だとか…苦笑)にやりたいこと(リスト)という意味です。

通常のやりたいことリストと違うのは、やりたいことの「年齢」を決めることです。

何歳までにやる!と決めてもいいですが、40代、50代、60代というそれぞれのバケツに、やりたいことを入れていくイメージです。

実際にやってみると分かるのですが、ぶっちゃけた話、やりたいことのほとんどが40代~50代に集中します。

なぜなら、気力体力食欲などが衰えていくからですね。

「世界一周旅行したい!!!」というやりたいことがあっても、80歳になってからでは物理的に不可能ですし、やれたとしても楽しめないので意味がありません。

なので「やりたいこと」と「やりたい時期」はセットで考える必要があります。

バケットリストは作ったけどほぼ行動できていなかった…

バケットリストについて偉そうに話していますが、結局のところ、僕もリストを作っただけで、具体的に計画的に行動に移せてはいません。

「これは40歳までにやりたいなぁ。でも正直厳しいよなぁ。とりあえず日々の生活を頑張らなきゃ」

となっておしまいです。
子育てが始まってからはいっそうこの流れが強固になりました。

「子どもがもう少し大きくなってから」

と言いたい気持ちは痛いほどわかります。というか、普段の99%の思考はこれです。だから、バケットリストのことを考えることすら無くなっていました。

やろうがやるまいが必ず歳は取る

きっと、先ほどの考えは間違っていません。
正しいんです。
長期的に、一般的に、常識的に、真っ当に考えたら、動けないんです。

でも「人生」というスパンで見れば、正しくないんですよね。
どんだけ忙しかろうが、子供が幼かろうが、歳は取ります。体は衰えます。40代、50代になるにつれて加速していくでしょう。

神様が「あなたは今大変だから、40歳になるまでの時間を延長してあげるね」なんて言ってくれないのです。

あなたが正しかろうが、誰かが邪魔をしようが、関係ないんです。

・・・と、ひたすら自分に今、言い聞かせています笑


こうでもしないと、育児×会社員×副業の日々の中で「いつかやりたいこと」にエネルギーを持って考える機会なんてやって来ないので。

今回は、たまたまですが木下さんのvoicyというきっかけを得たので、これを本当に大切にして、少しでもできることをやろうと思います。

死ぬまでにやりたいことは「世界一周旅行」

超王道ですが、僕が死ぬまでにやりたいことの一つは世界一周旅行です。

ピースボートという大型クルーズに乗って、数ヶ月間かけて、文字通り世界一周旅行をしたいのです。

こう思った理由は、僕の父にあります。

僕の父は、僕が小さい頃から仕事が忙しく、朝は僕が起きるよりも早く出社して、夜は僕が寝てから帰宅する、という日々をずーっと続けていました。

だから、勝手に父のことを「仕事人間」だと思っていたのですが、実は全く違っていました。

定年退職して早々に、ピースボートを予約して、世界一周旅行に旅立ったのです。

これを許した僕の母も凄いですが、やはり多忙な日々を何年も続けながらも「世界一周旅行」という情熱を絶やさなかった父が、本当に格好いいなと思いました。

しかも、ただ旅行して帰ってきたのではなく、船上の生活で趣味の音楽を演奏し、オヤジバンドなるものを結成し、日本全国に友人を作ってきたのです。

冬になると北海道から鮭が届くようになったし、夏の季節に四国に遊びに行くようにもなっていました。今は70歳を過ぎたので大きな旅行は大変そうですが、それでも手紙のやりとりは続いているようです。

この背中が、本当に格好いいなと思うのです。
また、その一方で、「自分ならこれをもっと若いうちにやりたいな」と強く思ったのです。

出来ない理由は無限にある。でも、出来ることもある。

世界一周旅行。
正直今の自分には全く現実味がありません。

そもそも会社を数ヶ月休むことが出来ませんし、
お金も足りるかどうか怪しい。
幼い子供を連れての長期旅行も不安でしかありません。

だから、合理的に考えるなら「子どもがもう少し大きくなってから」です。

でも、その時になって会社を数ヶ月休めるようになるかというと、Noです。
合理的判断に見えて、実はただの先延ばしです。

むしろその頃にはいよいよ40歳を超えて、健康に不安を感じるかもしれません。もしくはそれまでに大けがをして、自由に歩けなくなるかも・・・?

結局のところ、最善の時期なんてなくて、考えても分からなくて、行動してみないと分からないのだと思います。

だから「どうせできないから」といって一切行動しないのではなく、「最終的にできなかったとしても、出来ることをやってみる」というのが良い気がします。

ということで、せっかくなので世界一周旅行について少し調べてみました。

世界一周旅行に必要なもの

ピースボートのHPを見ると、世界一周旅行には「107日間」が必要みたいです。3ヶ月半ですね。

費用は一人300~400万円。行くなら家族三人なので、1000万円くらい必要そうですね。(一人旅なら、相部屋という手段もありですが…)

そして、旅の詳細については、全国で開催されている説明会に参加すれば良いようです。意外と直近でやってますね!

日程調整は妻に相談する必要がありますが、とりあえず資料請求はできそうなので、サクッとやっておきました。

今出来るのはこれぐらいですかね。トータルで15分くらいで終わりました。
今日の機会がなければ、この行動すらきっと5年後、10年後、20年後にやっていたかもしれません。

実現のために今後なにが必要?

もっとリアルに、具体的に計画を作るのは苦手ですが、それでも多少は考えを進めてみようと思います。

① 3ヶ月半休めるような働き方にする

会社員をやっていたら、3ヶ月半休むなんてことは不可能です。
システム的に不可能です。自明です。

だから、やっぱり働き方を変えるしかないことが分かります。

フリーランスになるのも手ですし、場合によっては超シーズン的な働き方もどこかで見たような気がするので、そんな会社に転職するのも手段ですね。

とりあえず今は副業を始めているので、そこから軌道に乗せたいなと思っています。

② 40歳までに1000万稼ぐ

とにかくお金を稼がないといけません!笑
今の給与で、今のペースでは、とてもじゃないですが40歳までに1000万なんてできる気がしません。

なので、転職して収入を上げるか、自分でビジネスを起こして稼ぐしかありません。これも自明です。

今は詩吟で副業をコツコツやっていますが、何かしらの稼ぐ力を付けて、40歳までに1000万稼ぎたいです。。。

③ 家族の理解を得る

あとは家族の理解を得ることですね。
僕が世界一周旅行したい!と一人で叫んでも、妻が全力で嫌がっていたら実現できません。

僕も嫌がる妻を無理やり引き連れてまで行きたいとは思わないし、そんな船旅は「死ぬまでにやりたいこと」とは程遠いです。

だから、今の内から少しずつ話して、相談して、雑談して、ときおり真剣さも見せて、コミュニケーションするのが必要です。そして、ちゃんと信頼されるような日々の行動も不可欠です。

そう考えると、ちょっとした自分勝手な行動で妻の信頼を失うようなことは、本当に慎まないといけないですね💦反省です。。。


とりあえずこんな所でしょうか。
とはいえ、今までまったく考えてこなかったことから比べれば、進めたような気がします😊

現実的に考えれば、本当にできる気がしませんが、死ぬことが決まったら「なんとしてもやりたい」と思うのでしょう。

だから、その気持ちを想像して、そこから逆算して、今出来ることをやって、少しずつでも前進しようとする姿勢ぐらいは持ちたいですね。

今日のnoteが実現の具体的な一歩となりますように。

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