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第10回シゴトカイギ・イベントレポート

11月25日(土)、上野駅から歩いて5分のいいオフィスにて、第10回シゴトカイギは開かれました。
ひと言で表すと、”旅先で出会うようなおもしろい方々を一挙に集めて、同じテーブルで話す場”、それくらい気軽でワクワクの詰まったイベントでした。

今回来てくださった10人のゲストは、肩書きだけ聞けば”人生の成功者”。
新卒でドイツに渡り自らのビジネスで活躍するフリーランサーや、国内外で塾を立ち上げ日常に潜む様々な瞬間をたのしく学びに変える魔法使いのような人…
しかし、皆その肩書きをゴールに置いて生きてきたわけではありません。自分の大事にしたいもの、歩んでみたい生き方、心の中で描く希望を、”とにかく動く”という方法で、”自分にしかできない形”を作り上げた方々です。

詳しくはそれぞれの記事をぜひご覧ください。
運営メンバーがお時間をいただき、丁寧にインタビューしております。

<スピーカーリスト>(敬称略)
○市川 力(いちかわ ちから)/探研移動小学校 主宰・ジェネレーター
→http://bit.ly/2ySparl
○車 庄三(くるま しょうぞう)/ヤヤキタ農園 園主
http://bit.ly/2iyn5cs
○篠崎
ロビン 夏子(しのざき ろびん なつこ)/TECHRISE Founder
→http://bit.ly/2Aa27I4
○寺田 ユースケ(てらだ ゆーすけ)/HELPUSH 代表
→http://bit.ly/2xZQZB6
○藤間 豊(とうま ゆたか)/藤沢市元副市長
→http://bit.ly/2zImwXY
○福井 健(ふくい けん)/株式会社FoundingBase 人事
→http://bit.ly/2yF3G1c
○丸山 裕太(まるやま ゆうた)/Hair Lounge EGO代表・国際美容ボランティア協会代表理事 ・Shibuya Cift
→http://bit.ly/2j5YAUc
○吉村 光八(よしむら みつや)/株式会社NiCOLA代表
→http://bit.ly/2zvwoVv
○龍治 玲奈(りゅうじ れな)/日本マイクロソフト株式会社 法務・政策企画統括本部 政策企画本部 渉外・社会貢献課長
→http://bit.ly/2zbnFI6
○wasabi(わさび)/英日翻訳家、WEBディレクター、ドイツ移住・起業コンサル
→http://bit.ly/2Ald4ux
以上総勢10名!

そもそもこのシゴトカイギの発端は、第1回を立ち上げた大学生。
「一般的な就活では、会社の一員としてしかその人を見れないけれど、肩書きではなくなぜ今の仕事に携わっているのか、何を達成したいのか、といったその人の本質的な部分を深く知りたい」
今は社会人となり、ゲストスピーカーとしても参加した彼の、そんな思いから生まれました。

この度10回目の開催となり、運営メンバーである学生や社会人有志7人も、様々な思いを持ちながら準備してきました。そんな第10回シゴトカイギ、参加者の方々は何に惹かれ、何を感じ取ったのでしょう。

運営メンバーが直接伺った話や、アンケートの言葉は様々。
ただ、何かしら”次へのアクション”の”きっかけ”を求める姿勢は、参加者みなさんに感じられました。イベントの最後、参加者の方々に、今回の対話を経て思い立った”次への一歩”をしたためていただきました。その中には、

・”小さくてもいいからまずはじめる”
・”自分の幸せを考える”、
・”次のシゴトカイギに参加する!”

など、背伸びしない、素直な”次への一歩”を共有してくれました。
この会が、背伸びも体裁も必要としない、居心地のよい場であったのかなと嬉しく思います。

また、印象に残ったお話として、

・”やりたいことを探すのではなく、自分が何を感じたかを探す”
・”「ボロクソに否定されても、思い返してやろうと思って前に進み続けた。目の前の課題に向き合って、やりたいことを好きなようにやってる。」そんな生き方を自分もしたいと思いました。”

という生き生きとした熱いお声をいただきました。


みなさん、参加された経緯も感じられた思いも様々。
しかし、一人ひとりが、それぞれの形で対話し、自身の心にある”希望”の形に触れたことは確かです。今回シゴトカイギへの参加というアクションをとったことで、ゲストの方々と同様、”自分にしかできない生き方”への一歩を踏み出したのではないでしょうか?

(編集後記)

この記事を書いている私は大学生です。
第10回シゴトカイギ運営メンバーのひとりでもあります。
そして、多くのみなさんと同じ、まだ何者でもありません。

今必死に、まだわからぬ何者かになりたくて、その名前も形も世の中にないことに気づいて、もがき苦しんでいます。ひとりでその答えを探すのは孤独です。辛いです。自分の生きる意味を考え始めたら、生きることの意味を作る使命感に苛まれ、既存の形にはまれない自分はダメなやつなんじゃないかと思ったりして。

でも、
2人いると話を聞いてくれる相手がいます。
3人いると、相手のうちのどちらかが、誰かにあなたの話をします。
4人いると、誰かが誰かを呼んで、あなたと結びつけてくれます。

こうして5人、6人と、あなたを知る人は増えていき、やがて自信になります。
次のステップへの選択肢を広げてくれます。

まだ何者でもない、けれど、この状況がイヤで、とにかく動いてみた私は
まさにこの状況にあるのかなと思います。

特に明快な答えが見つかったわけでも、何か成し遂げたわけでもありません。

でも、
このシゴトカイギを通してより多くの”人”に触れることができ、自分ひとりじゃ見つけられない”希望”を手繰り寄せられそうな気がしています。

読んでくださり、ありがとうございます。

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