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もう家を借りるとか買うとかじゃない。アドレスホッパーが提示する「暮らし方改革」

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さて、皆さんは「アドレスホッパー」という言葉をご存知でしょうか。

「アドレス」=住所、「ホッパー」=跳ぶ人。
つまり、定住せずにホテルやAirbnb、友人の家などを転々と暮らす人たちのことを指します。

そんなアドレスホッパーについて詳しく見ていきましょう!

もくじ
1. どこで暮らすの?
2. アドレスホッパー≒ミニマリスト
3. 新たな暮らし方
4. 感想

1.どこで暮らすの?

冒頭でも説明したように「アドレスホッパー」は、その日その日で好きなところに泊まることができます。

外で仕事をしていて、夜遅くなったときは近くの友だちの家に泊まる。
次の日の打ち合わせが朝早いから、夜に移動しておいて近所のAirbnbに泊まる。
飲み会で盛り上がって疲れたから近辺のホテルに泊まる。

のような感じで、
好きな場所、好きなタイミングで、その日泊まるところを決める。
それが彼らのライフスタイルです。

また、「アドレスホッパー」を味方する様々なサービスも生まれています。

例えば、4月よりスタートする「ADDress」定額制の多拠点コリビングサービス。
ひと月4万円で全国にあるADDress管理下のお家に転々と住めるというものです。
都心部から離れたエリアの空き家などを有効活用して、都心部と地方が人口をシェアリングし、各地域への関係人口を増加させることを目的としているそうです。


他にも「weeeks」が提供する一週間限定シェアハウスなどもありますね。


2. アドレスホッパー≒ミニマリスト

アドレスホッパーはミニマリストでなければ、難しいかもしれません。

実際のアドレスホッパーも、日常ではスーツケース1つや、リュック1つで生活をしています。
必要最低限の着替え・仕事グッズ・貴重品くらいしか持たずに、それ以外の荷物は「サマリーポケット」に預けたり、実家に置いていたりするそうです。

※サマリーポケット


3. 新たな暮らし方

僕らのようなミレニアル世代にとって、都心で家を借りて、家賃や公共料金を払って暮らすことはかなりきつい。…というのが本音だと思います。

アドレスホッパーであれば、水道光熱費、敷金礼金などの固定費がないし、
上手く宿泊費を抑えれば、定住よりもコストを抑えて生活できる可能性は高いです。

また、アドレスフリーのシェアオフィス、リモートワークなど、働き方の多様化によって、仕事をする場所に制約がなくなってきている今、
定住をしない生活、多拠点コミュニティで暮らす、というような「暮らし方改革」が自然発生的に起きているのではないでしょうか。

4. 感想

アドレスホッパーの「暮らし方」は、
ただ、その日寝る場所を変えているだけではなく、
泊まるところ、泊まるところで、
出会う人々、街、景色、過ごす時間。といった体験・経験という部分に大きな価値があると思います。

すべてがネットワークで繋がる今だからこそ、
僕たちは直に触れ合う人や体験する時間を大切にしたくなるではないでしょうか。
より濃密なオフラインの時間を求めて、アドレスホッパーは今日も動き続けています。

僕も4月から東京に拠点を置くのですが、部屋探しはやめにして、アドレスホッパーにトライしてみようかと思います。
実際にアドレスホッパーになったらば、実体験のお話を次の機会に共有しますね。


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