リーダーシップが不要な組織作り。その1

僕は会社の経営をしてるけれど、部下のマネジメントはかなり苦手分野。
しかし世の中はリーダーシップ論花盛り。リーダーの育成やリーダーシップ論が至る所で喧伝されている。
疑問なのは、世の中でサクセスストーリーに乗ったスタートアップやユニコーン企業の経営者とか創業メンバーって、ホントにリーダーシップあったんだろうか?成功した後であれば、良い部分だけピックアップしていくらでも語ることができる。
そもそもあのスティーブ・ジョブズとかビル・ゲイツだって、今は神格化されたけど、最悪の暴君だったと言われてたわけだし。ジョブスなんて一度アップルを首になってるし。

リーダーシップ論に準えると、
リーダーとしての立ち振る舞いやスキルは学習できそうだけど、起業家タイプの人間は『俺が俺が!』タイプの人間なので、受け入れマインド面でムリを感じる。
結局自分のモチベーションやパワーを持続する必要があるので、部下の気持ちだけ考えてれば良いわけじゃない。『使えないやつは使えないなりに使う…』って良く言うけど、これかなり難儀だよね。
使えないやつは邪魔にならない場所(部署・役職)に置くとかできれば良いがスタートアップではそんなポジションない。結局、退職勧告か辞めるように仕向けるとか…スタートアップでは必要になってしまう。
ホントはダメな奴でも育成すれば伸びる&化けるヒトもたまにいる(笑)んだけど、かなりの忍耐がいるので学習意欲と速度と人間性が悪くないことが前提だな。
とか言ってると、結局
スタートアップにマネジメント論や素敵なリーダー論を持ち込むのは現実的じゃない!という結論。

でリーダーシップ論花盛りの中でのアンチテーゼとして、
リーダーシップ不要組織の構想 を練ってみた。

簡単に言うとSNS的な外部境界を曖昧にした組織で、モチベーションとスキルとパワーのある間が自然にSessionを牽引し、ダメなやつは自然にフェイドアウトしていなくる、そんな組織だ。
ポイントはスタッフ個人の自己実現と自己責任がギブ&テイクで運営企業のミッション達成と完全にリンクすることだ。
今流行のティール組織とちょっと似通ってるかもしれないが、もう少しボトムアップで考えている。

中身については、その2に譲ります。<(_ _)><(_ _)>