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アメリカの人を育てるカルチャーから学ぶ、想像もできない自分になれるAttitude(姿勢)の話。

アメリカ留学時に、一番インスパイアされたことは、性別、年齢、国籍、宗教、ステータス関係なく、努力した者は必ず報われるという考え。

今でも忘れられない、アントレプレナーシップ学部の表彰式で、コミュニティリーダーシップ賞を受賞し、緊張と興奮で、震えていた私。当時、強烈な存在感のあるリーダーシップを発揮して、チームを率いたわけでも、卓越した成績を残したわけでもない、たった一年の交換留学生だった私が、なぜ?

教授は、私の姿勢がキーだと教えてくれた。授業中、最初発言すらできず、ついていけない自分が悔しく、夜中まで予習することはもちろん、授業に集中して、ひたすらメモを取っていた私。相づちやアイコンタクト、メモを取る、その場に参加しようとする、前のめりな姿勢、ATTITUDEが評価された。

教授がそこまで私をみていてくれたことも嬉しかったが、何より表彰されたことで、また次のステージにいくんだと、強く背中を押された。今まで以上に、次のチャレンジを決意するきっかけとなったのだ。結果、起業サークルのVP/Financeを務め、南アフリカのスタートアップ支援のプロジェクトに参加し、成績優秀者の称号を獲得した。

努力を続けていれば、誰かが見ていてくれる。人は、自分が思っている以上に、どんなことをもやり遂げてしまう可能性を秘めているのだ。だから、私は本来の力を発揮できる環境づくりに挑みたい。それは、可能性を最大化するという、数量で測るものでも、メリットデメリットと上から目線のものでもない。企業のブランディングのための、見せかけで、裏の意図が見え隠れするものでもない。ただただ、人間らしい、本来の力を信じるということ。それぞれに与えられた役割があるということ。人間のあるべき姿を追求していきたい。

吉崎詩歩

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