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隠れアレルギーの脅威

診断結果、遅延型食物アレルギー。え、アレルギーだったの!?しかも、大好物のラーメンが食べられなくなる!?そ、そんな。。

この半年、体調不良が続き、病院に通っていたけど、薬が効かなかった。原因不明と言われ、セカンドオピニオンで別の医者にかかったら、腸に原因があるため、検査することになった。IgG抗体という、保険適用外で、通常のアレルギー検査(IgE抗体)では出てこない、海外の細かい血液検査。

結果は、遅延型食物アレルギー。食べてすぐ反応がでるアレルギーとは異なり、数時間~数週間と時間が経ってから、頭痛やめまい、倦怠感、消化不良や睡眠障害、肌荒れ、情緒不安定やうつなど、様々な全身疾患が現れるため、気づかないことが多い。隠れアレルギーとも言われ、日本人の2人に1人はアレルギーを持っており、実は普段よく食べている意外なものが原因ということがある。

私の場合は、卵、小麦、乳製品、その他キノコなど菌類やいくつかの食材にアレルギー反応が見られた。ひどいときは、毎日のように昼夜関係なく食べていた、愛してやまないラーメン。長年の身体に合わない食生活、環境要因によるストレスなどにより、後天的に全身疾患が引き起こされてしまった。

治療方法は、半年間アレルギー物質を完全に避けて排除し、腸内細菌叢を改善し、正常な状態に戻すこと。

幸いにも、前職の仕事で、腸内細菌を扱ったことがあり、リーキーガット(Leaky Gut)という、「腸の粘膜に穴が空き、異物(菌・ウイルス・たんぱ く質)が血管内に漏れだす状態にある腸」や、プロバイオティクス(probiotics)というワードがすっと入ってきた。腸は第二の脳と言われ、脳腸相関で重要な機能。何がどこで繋がるか、わからない。感謝、感謝。

しかも、たまたま見つけた近所の医者が、原因不明の慢性不調の根本を探るため、アメリカで研究が進むプロバイオティクスに着目。海外の検査や、動物や植物由来ではなく、人体由来の、生きた生菌を腸まで届けるチルドサプリを取り扱っていた。

そんなこんなで、私の食事改善プログラムがスタート。早速ホームパーティに行ったら、ピザパーティでほぼ食べられるものがなく、飲み会など外食の難しさを感じる。それでも、お肉、お魚、野菜、ごはんは食べられるから、昭和の食卓にタイムスリップしたと思えば、食べられるものはたくさんある。むしろ、本来の身体が求めるものを、必要な分だけ取り入れる結果、元の健康な姿に戻れるのだから、まったく問題ない。ここに宣言しよう!私は卵、小麦、乳製品を断つ!さよなら、私の大好きなラーメン。愛するものを手放すこと、これまたリセット。ありがとう、そして、これからもよろしくね、私のカラダ。

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