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魔法の夜に新たな燦めきを      星街すいせい生誕&6周年記念ライブ 「SheenderellaDay」感想   

こんにちは、リョと申します。


すいちゃん、今年もやってくれましたね。
最高の推しです。


本日3月22日、星街すいせい生誕&6周年記念ライブ 「SheenderellaDay」が開催されました。
今年も圧巻のクオリティ。この日をずっと待ちわびた星詠みを一人残らずふっ飛ばして見せたであろう最高のライブでした。
7年目に突入してもなお進化し続ける歌声、ダンス、パフォーマンスを見せつけるだけでなく、自身の夢に迫る姿や新たな可能性を示し続けるかのような、星街すいせいの真髄と自分が彼女を応援する理由が詰まっていた時間でした。

感じたことを少しでも残したいと思い、今回も拙いながらに感想を書き起こさせていただきました。


セットリスト

1,Monster  /嵐
2,レクイエム /Kanaria×星街すいせい
3,午夜の待ち合わせ /Hello Sleepwalkers
4,アウトサイダー  /Eve
5,こいかぜ(short .ver) / 高垣楓    (w高垣楓)
6,ジュビリー /星街すいせい 高垣楓 (w高垣楓)
7,Midnight Mission /Midnight Grand Orchestra
8,fake face dance music /音田雅則
9,無限ノスタルジー /初音ミク
10, ビビデバ /星街すいせい



1,Monster

タイトルと画面いっぱいに広がった時計塔、その世界観のままの一曲目が始まります。
当然のように高い位置のギミック付き舞台装置から歌い出す入りとセットのライティングの空気感がたまりません。
毎年凄い装置を使いこなしてくるのがすいちゃんの周年ライブ。今となってはその技術披露や使いこなしに驚くのも野暮なほどです。今年も始まったなというワクワク感が高まります。

20代ならガキンチョの頃にどこかしこで流れていた嵐のこの曲、すいちゃんの歌唱になるとこんな空気感に化けるんですね。原曲の雰囲気をしっかり残しながらもすいちゃんの歌声の魅力にしっかり寄り添う素晴らしいアレンジでした。
元の音域との相性のよさと、音が跳ね上がるタイミングによく合うすいちゃんの突き抜ける歌声のハマり方がすっごく良かったです。

そして壇上から降りてきたすいちゃんは眼下に控えていた姫たちのもとへ。
その服装的にもまさかとは思いましたがここで新たなダンスを持ってきます。

風ではありますが!!!!ボールルームダンス!!!!しかもガッツリ複数人で!
言われてみればホロでやってる子は少なかったこの切り口を本当に見事に魅せてくれました。また主役のすいちゃんの主張を強く見せながらも舞台全体を優美に動く振りを取り入れていて見ごたえも抜群です。

本当に毎年歌声もパフォーマンスも進化させてくれるすいちゃんですが、新たな武器や挑戦も見せてくれるところは変わらずです。
ここしばらくは記念ライブを色々な形で盛り上げてくるホロメンも多くなり毎年素晴らしいステージや企画を見ることができるようになりましたが、やっぱり私にとってはすいちゃんのライブがナンバーワンですよ。
歌もダンスも多彩なパフォーマンスも出来て驚きや感動もくれて‥‥本当に凄い推しです。一発目からもうテンションは最高潮でした。

あとこれももうここで言いたい。
メイクが変わったの、出てきた瞬間に気付けて嬉しかったです。
流石に分かりますよねぇ!!!!とデカい口を叩きたいところですが正直最初は確信を持てなかった。
ですがライティングが変わったタイミングや見覚えのない表情の柔らかさが見えたタイミングでそれも確信に変わりました。めっちゃ可愛くて良い。

元々の告知的にメイクチェンジが来る予想はしてましたが、どういう変化になるのか、絶対に悪くなることは無いだろうけどずっと見慣れていた推しの顔や表情が少しでも違和感あるものだったら悲しいな、と若干の怯えを抱いてライブを迎えましたがそれもまあ滑稽な杞憂でした。後のメン限撮影会でより感じましたが、恐らくホロの3Ⅾモデルの中で現状一番表情豊かで良い出来栄えのメイクを貰ったんじゃないですかね。線がくっきりしていて髪も綺麗でとてもかわいい。今後もかわいい推しを追いかけられる喜びに感謝です。


2,レクイエム

カメラが抜いたのは背後にそびえる時計台。そして時計の針が不自然な速度で進み、時を一時間進めます。
「Sheenderella」というシンデレラにかけた単語がタイトルにあるのも併せて、何となく今回のライブのコンセプトを察したところでライブでは初披露の曲を持ってきました。

しかしまあかっこいい曲ですよほんと。イントロに忍んだ針の刻む音からすいちゃんの歌声に繋ぐところにはゾクっとしました。
ライティングからダンサーさんのドレス、振りの雰囲気に何よりすいちゃんのかっこ良さを深めた歌い方がたまりません。生で披露されるのをずっと楽しみにしていましたが、一段と増したすいちゃんの歌唱力も相まって本当に雰囲気がありました。


1度目のMCタイムに入ります。
ふっと空気感を緩めて始まるあの瞬間は何で見ても好きです。
ここでお祝いや歌唱曲についてのコメントを終えたすいちゃんからメイク直しの発表がありました。

画像はメン限より(本人からもSNS使用許可有)
表情が柔らかに

登場のタイミングから分かってた私はここでガッツポーズしてました。
曲中はなかなか見られませんでしたがMC中の笑顔の感じが今までのそれとは完全に別物で、にぱっとした可愛らしさが見えるのがめちゃくちゃに良かったです。


3,午夜の待ち合わせ

激しめの曲と宣言されて始まった3曲目。
私のアニオタ遍歴にぶっ刺さってくるイントロが流れてきたのでデカい声が出てしまいました。
2nd衣装にもめちゃくちゃ合ってましたね。すいちゃんの強みの一つであるかっこ良さ全開のステージングと歌唱に揺れる体を抑えられませんでした。
あとライティングが凄かった。全曲通してそうなんですが会場全体での見え方を意識したレーザーや壮美な城をギラギラのライトで染めてしまう治安の悪さも最高すぎました。

毎度同じことを嘯いていることは重々承知ですが、オリ曲がたくさんあるすいちゃんだからこそ沢山のカバー曲を聴ける周年ライブは沁みるんですよね。
自分だけのこだわりや挑戦に合わせて選ばれた曲はなんだろうかとドキドキする時間も、意識外からの一撃に目を白黒させるのも、それらの感情がここまで強く楽しいものであるのもすいちゃんのライブならではだと思っています。まだまだオリ曲のすくなかった、それこそ3Ⅾお披露目ライブのあたりの空気感とか歌枠や外部のライブで色んなカバーを披露してくれていたあの頃のすいちゃんもずっと大好きなオタクなので、たまの機会にこういう空気が吸えるのがとても嬉しいんです。


4,アウトサイダー

すいちゃんにはっ倒されても聞こえてくる針が進む音。そこから聴き馴染みのある弦楽器たちの一音が会場を駆け抜けます。
ここでアウトサイダー持ってくるとは、やっぱりすいちゃんは天才ですよ。

がなりや力強さと澄んだまま突き抜けていく高音の目まぐるしいコントラストが気持ちよかったですね。疾走感と声の美しさのせいか本当に一瞬で終わってしまったように感じるパートでした。
こういう低音域の存在が強い曲を無理なく自然に、むしろ強いとして歌いこなせるのはホロライブにおいてもやはり稀有な実力者であることを思い出させてくれます。


5,こいかぜ(Short. ver)

時計の針は進み、そしてここで両サイドからバックモニターがせり出してきます。

私も5年ほど前に一度引退した身ではありますがもとはデレPの端くれ、加えてクール事務所で仕事してた者です。流れてくる音で一瞬で分かりました。
久しぶりの、少し質感がブラッシュアップされた恒常アイドル衣装に着替えたすいちゃんが映し出され、それに続いて現れたのはデレの歌姫 高垣楓さんです。

事前の匂わせもあったので予想はしていましたがそれでもめちゃくちゃ衝撃的でした。
すいちゃん、夢をまた一つ叶えましたね。こういう景色を見せていただけるからオタクも長いこと続けてみるものだと思うことができます。

ふたりで歌うこいかぜもめっちゃ良かったです。どこまで行っても高垣楓の曲として絶対的な存在感をもつこの曲ですが、二人の声のハーモニーが本当に綺麗で、互いの良さを活かしあうような絶妙なバランスでの歌唱になっていたように感じました。
というかひっさしぶりに楓さん一人での歌声も聴きましたがやはりめっちゃうまいですね。中で風が吹いているかのような透明感とふくらみを持つ声が心地よかったです。

すいちゃんは今年も「次元を超える」を文字通りにやってのけてくれましたね。そうホイホイできることじゃないはずなのに、ここに加えて今年は自分の長年の夢まで叶えてきました。
色々な点を考慮すると実現難易度もいままでの比ではなかったと思います。

まずはコラボタイトルの大きさですね。去年共演を叶えたRAISE A SIRENとその母体であるブシロードさんも大概でしたが、やはりそこはアイマスというコンテンツの歴史があります。全体で言えばもう20年ほど、デレステだけでも10年ほど続いている超長寿&大手、何よりファンの方の愛や歴史に支えられているこの世界観とバーチャルの掛け合わせというのは容易ではなかったと思います。

RASに関してはこちらの界隈に寄った事業が準備・展開されており、外堀からじわじわ関係性が生まれていた段階での共演でしたが、今回は先方からの打診でコラボが始まったと言えどそれまで分かりやすい交差が無かったところからのスタートです。賛否があって然るべきという感覚で私も捉えています。
むしろ先方としては最前線、効果や結果の見えない試みに高垣楓という最高峰にして幻級の戦力をぶつけてきてくれたことに感謝するばかりです。
デレの方が敷居を下げこちらに寄ってきてくれたのか、はたまたすいちゃんがそれだけ大きくなったと喜んでいいのか。どちらにせよ私としては凄く嬉しい事でした。
色々意見もあるという話ですが、私は喜んでデレステに復帰した民でしかないので、沢山遊ばせていただくだけだと思います。

もう一つよく超えたなと思ったハードルがモデルです。楓さんを見ればもうデレステからそのままお越しいただいた質感の楓さんだったのですが、あの絵柄質感をバーチャル空間とそこで動くためのシステムに違和感なく落とし込むのは容易なことではなかったと思います。上手く言えませんがものすごくバーチャルよりは「2次元」向け、ゲーム向けの感じなんです。
でもそのまま、あの当時高校生だしまだいいだろと親に与えられたやっすいスマホの画面で見ていた楓さんがまんまそこにいて、すいちゃんと並んでいました。本当に凄かった。
各所技術部の皆様に感謝です。

何はあれ「星街すいせいが高垣楓とお話している」という事実を目撃できたことは5年目に入った才無き星詠みとしても本当に嬉しい限りでした。
すいちゃん…本当におめでとう…


6,ジュビリー

などと気を抜いていたらMCでしれっっっとコラボ曲の存在が明かされます。書き下ろしは知っていましたがコラボとは心臓に悪いですよ。
当時の私はもうなんか色々凄いのと嬉しいのとが混ざって、一人で大爆笑していました。

入りの二人の声の美しさに悠久の羽根衣装(私が実装当時ありったけの無料石をぶち込んで爆死した思い出の衣装)にきれいなイントロに、わずか数秒の間に飛び込んできたすべての情報に困惑していたらトドメにタイトルと制作者のテロップが出てきます。

TAKU INOUE
い つ も の

おい!!!!!!!!!!!!!!
愛してるぞイノタク。サンキューイノタク。
あんた最高ですよ。

もうなんかね、このイノタクさん全開の曲に安心する体になっちゃいました。多分ミドグラのせい。
視覚的にどんな舞台であったとしても、流れるだけで夜のネオンや星空を産み落としてくる音楽の存在感は圧巻です。この二人に曲を書き下ろすとなったらやっぱりこの人しかいなかったと言わざるを得ない絶対的な納得感がありました。

歌詞も互いのモチーフや夜、宇宙にまとめられているものが散りばめられていて、おしゃれなのにしっかりコラボ曲という絶妙な空気を纏っていました。早く明日からのイベントをぶん回したいです。指先まで整えられたダンスも美しかった…
あとCメロからの流れが凄く良かった。音に合わせて舞台を切り裂くライティング、ラストに向けて盛り上がる音楽と二人の歌声に体を預けるのが楽しかった。

というかすいちゃん、デレステからの待遇が有りえんくらい手厚くてこっちがビビりました。オリ曲で参入ではなく最推しとのコラボ書き下ろし楽曲、しかもイノタク仕立て、しまいにゃペアモチーフでのSSR実装にイベント開催…ウルトラVIP待遇でじゃないですか。
ありがとうございますめちゃくちゃに遊び倒させていただきます。

あともう一個。私は通常衣装を纏って舞台に立つすいちゃんがまた見られて本当に、本当に嬉しかったです。いつぶりでしたかね。
やっぱり少し昔の時代に心のすみっこが取り残されている星詠みなので、すいちゃんと言えばこの衣装なんですよ。

私服に二つあるソロライブ衣装、そしてホロライブの全体衣装、どれもものすごく綺麗でいい衣装ですし、ライブと言えばという凄みのある衣装たちが沢山増えたことで最近では4周年の冒頭以外本当に見かける機会が減っていました。

それが今回ブラッシュアップを経て、そしてデレステとのクロスに合わせて「これが星街すいせいだ」という代名詞としてまたあのチェックを拝むことができました。本当に感謝です。
今後もこういった機会はきっとそう多くはないと思いますが、いつかまたこの姿でいっぱい歌うすいちゃんを見ることができたら嬉しいですね。


7,Midnight Mission

告知とMCを終えソロパートに戻ります。
私服衣装に着替えたすいちゃんが次にくり出したのはまさかのミドグラ曲でした。
おいイノタクさん!!!!!!!!!!!!!!ホンマにありがとう。

やはり凄い曲ですよ。現地参戦でしっかり脳を焼かれたミドグラの1stライブもついこの間アーカイブが旅立ってしまったところだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。私の中では一足遅れてのMidnightMission最終ラウンドみたいな立ち位置になっていたので、当然めちゃくちゃにアガります。

さっきまで楓さんと幻想的な曲を披露していたすいちゃんですが、ソロに戻ってまた一気に舞台上の空気を自分の色に染めなおしてくるのが見事でした。難しい曲なのに相変わらず歌は上手いし、そもそもこの曲が素晴らしすぎるんですよ。
何度どんな場面で聴いてもぶち上がる良い曲です。


8,fake face dance music

この辺からは夜のしっとりしたネオン街かのようなパート。
MVのような質感の演出から入るAメロに始まり、曲から歌い方から終始オシャレな空気が漂っていました。
持ち味を広く持つすいちゃんですがやはりこういった落ち着いた曲は声の良さが非常によく映えていて良かったですね。
恥ずかしながら初めて聴いた曲でしたがサビを過ぎてもずっとオシャレな音や疾走感が詰まっていて非常に楽しい曲でした。



9,無限ノスタルジー

すいちゃん、こういう夕焼け色の情景との相性が非常にいいと個人的に思ってます。放送室の影響ですかね。
実はこのパートの2曲は知らない曲だったのですがめちゃくちゃ体を揺らして楽しみやすかったので、文章に残せる感覚以上に楽しかったんですよね。
特に無限ノスタルジーはすいちゃんの声のかっこよさとどこか荒涼とした旅情のような感覚とが綺麗に溶け合っていてとても心地よかったです。

歌い終わりもふっと幕を引く様な空気の変わり方で良かった。



10,ビビデバ

財布の終わりを告げる大量のグッズ告知を終えて最後の発表に移るすいちゃん。事前に枠が立っていたように新曲のお披露目です。
おそらくミスったのか事前に一瞬だけ概要欄にツミキさんの名前が見えていたのでどんな曲が来るかとワクワクしてましたが、今回の曲調もめちゃくちゃに面白いものでした。

まずは明らかに今までの曲、もっと言えば記念ライブで初披露されてきたそれらとは毛色の違うサウンドがすごくワクワクしました。
一瞬可愛らしい方向やポップに寄ったかと思いましたが、リリックのキレと隠しきれないスタイリッシュさがにじむ曲調が本当にオシャレ。ツミキさんのスタイルが全面に出ながらもすいちゃんの声の深さやかわいらしさも汲み上げる最高の一曲でした。

そしてサビのダンスも良かった。
ダンス巧者でもありますが、個人的にはパワーやキレよりもしなやかさとシルエットの良さにステータスが振られている印象のあるすいちゃん。その魅力と強みがめちゃくちゃに発揮されつつ、このハイテンポをこなしながら歌もバッチリこなすのかという驚きでもぶん殴ってくる素晴らしいダンスパフォーマンスでした。

2番のブリッジ前のリリックパートなんて早いしキュートだし周囲のダンサーさんとのバランスもバッチリだったもんで、画面の前で満面で拍手してました。 こんなのもうキモオタが抑えられません。

あと個人的に好きだったのがサビの歌詞の「燦きに注意」という部分です。ここは本当に膝を打ちました。
今回のライブタイトルは「SheenderellaDay」、舞台と公演全体と新曲のコンセプト、そしてデレステとのコラボとまさしく”シンデレラ”満載のライブにピッタリです。しかし本来とは綴りの違うSheenの意を見ると「光沢、輝き、艶」と有ります。
かつて「きらきら」を経て「ぎらぎら」に進化し、今でも最前線で存在感を放ち続けるすいちゃんのことなので、それ自体から発せられる光というよりも光を受けて放つ輝きというニュアンスの強いこの単語を持ってくる理由は色々と考えられました。
だからこそ夢や想像を演じる舞台に上がる時にかかる魔法のようなきらめきとどこか不穏さすら覚える熱を、輝でも煌でもなくきらびやかに燃えるように照り輝くという意の「燦」という字に託してきらめきと読ませるそのセンスには脱帽でした。本当に歌い手のバックボーンを綺麗に形にしている。
本当に凄い。音楽と言葉の強さ、面白さに飲み込まれていました。


そして間奏中自撮りカメラではしゃぐすいちゃん。

かわいい

最初はかわいいだとか止めろ急にそんなことするの!と騒いでいましたが、同時にMVらしい演出をここまでがっつりと曲中に盛り込んでくるのも珍しいなと思っていました。
はじめは最近コラボしたデレステが意識されているのかとかこういう演出も取り入れたのかなとか思っていましたが、あとからMVを見ればこの演出も納得の採用でしたね‥‥

そして最後にもう一回衣装チェンジ。「大変身メイクアップ!」に合わせてかわいいポーズ決めてくる振り付け大好きでした。なんか4thfesのTシャツに見えた気がしましたがここはスルー。

衝撃と軽やかな音楽に最後までガッチリ心を掴まれ、最高のライブは幕を下ろしました。



あとがき


今年のライブも気合が入りまくっていてすごかったですね。
中盤でも触れましたが最近は凄いライブをするホロメンも増えてそのイメージも一教ではなくなりましたが、それでも歌唱力・選曲・演出・毎年新しい驚きを最大限に、予想されても更にそれを上回る形で出してくるこの興奮はすいちゃんの周年ライブでしか味わえないものだと私は思っています。

初手の映像から終演後公開されたMVまで、徹頭徹尾こだわりとリソースを注いで作られたことがわかる最高の周年記念でした。
MVに関しては語りだすと長いので軽くにしますが、すいちゃんらしい挑戦と自由度に満ちた素晴らしいものでしたね。

次元の拡張と境界線を緩やかにする演出、遊び心と軽やかさが見える構成にVがどうあるか、受ける言葉や直面する現実の前でどのような心境をもって舞台上の姿を演じているかが巧みに切り取られていたように感じます。
擬態するメタ…やはり恐ろしいクリエイターたちです。

あと一個だけ嚙みつくなら私は「ラストのダンサーさんってもしかして‥‥!」とコメントする人とは多分美味しいお酒が飲めません。
モデルチェンジをメイク直しと言い回す、そういった気づかいやこだわりをずっと大切にしている彼女があの形で己が姿を出す訳がないでしょうが(過激)。
何より舞台に立つことにフォーカスしたあの楽曲ではすいちゃんの姿は見えても「星街すいせい」の存在を薄めるMVにも大きな意味があると思います。
まあこの辺は多分語られないでしょうがすいちゃんの言葉を待ちましょう。
解釈は自由!


あとは全体構成ですね。メンバー限定で当人から語られていたので深い言及は避けます。撮影会もかわいかったので皆さまは是非。
しかしみんな舞台全体の空気と時計を使った演出に合わせてそれぞれ表情の異なる曲を見事にあてはめてきていました。毎年次の演出はどうしようと悩んでいたすいちゃんですが、それでもこういった引き出しを見せてくれるのには脱帽です。
次の機会を楽しみに、これからも応援し続けていきたいと思います。


すいちゃんのこの一年、もといここしばらくの活動は相も変わらず躍進が続くものでしたが、それと同時に配信活動に割くリソースや界隈に漂う空気の変化もより強く感じざるを得ない場面の多い一年でもあったように自分は感じています。
傍から見ているだけの人間でそれを感じるのであれば、もしかしたら当人もそういったものを感じているのやもしれません。

そんな中でもできることの模索と拡大、待ってくれる人のために最大値のパフォーマンスとそれを更新し続けていくのだろうという可能性を見せてくれるすいちゃんは凄いなと、やはり脱帽するばかりです。
これからもそんなすいちゃんを応援していけることを楽しみにしながら、彼女の見せてくれるものに全力で感情を揺さぶられていくオタクでありたいと改めて思うことができました。


色々書きましたが、本当に素晴らしいライブでした。
やっぱりすいちゃんがナンバーワンです!
散々書き連ねはしましたが、何を書いても蛇足にしかならないのでこの辺りで締めさせていただければと思います。

こんな拙筆を最後まで読んでいただけた方、いらっしゃるのであれば本当にありがとうございました。



そしてすいちゃん!
今年も最高のライブをありがとうございました!これからも微力ながら応援しています!


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