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2022/06/25 パウパー神の振り返り日記

はじめに

皆さんこんにちは。わざわざこちらのnoteを開いていただいてありがとうございます。最初に書いていおきますがこのnoteは日記のようなものです。パウパー神決定戦にて9位になれた嬉しさと悔しさを供養するために投稿しました。先にお伝えすると僕はカジュアル競技勢です。プロを目指しているガチガチのプレイヤーではなく、大型の大会があればあわよくば結果を残したいという立ち位置のプレイヤーです。今回初めて結果っぽい結果を残せたので90%の自己満足と10%未満のお役立ち?程度になればと考えています。

デッキ選択

100%情です。理論もクソもありません。僕が初めて触れたMTGのカードは第6版のスターターデッキでした。そこに収録されていた〈ラノワールのエルフ〉のイラストに惹かれてエルフが好きになりました。ある程度僕をご存知の方はモダンエルフ回してるイメージもあるかと思います。モダンもパウパーも100%情です。だって好きなデッキ回したほうが勝った時もっと楽しいので。このあたりがカジュアル競技勢を名乗る所以です。

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※同じく6版スターターに収録されていた〈訓練されたアーモドン〉フレーバーテキストが好き

紆余曲折

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パウパー神に向けてMOでデッキ調整をしていました。

当初はMOで5-0したリストをベースにしており、安定して青マナ確保できる構成にしていました。勝率は50%ほどですが感触は悪くなかったです。
しばらくの間上記リストをベースに回していましたが、MOチャレンジでTOP4になった驚くべきデッキリストがアップされました。

「なんだこれは…???」と言った印象で当時の僕はエルフが結果を残していることに喜び、今までと全くアプローチの違うデッキリストに心踊りました。早速リストを完コピしてリーグに4回ほどジョインしました。

ダメダメのだめ!あっという間に溶けるチケット、頭の中を埋め尽くす「何故?」ツイートにある通りなにか違和感を感じました。少しだけ言語化すると2マナ域が少ないためもっさりとした印象。あと単純に展開するだけで勝てる様な構築ではなく、ある程度貯めて展開する必要があるデッキだと感じました。ひょっとするとこれは専用機なのでは?と思い始めました。その違和感を確信したツイートがこちら↓↓↓

これは無理だなと悟りました。上手いプレイヤーでも使うのは難しいのかと。使うとしてもデッキリストの意図を読み取るところから始まるので期間的に無理だと判断し、元のリストに戻し始めました。しかし、このリストを回した結果大きな収穫はありました。

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そう『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』でコモン落ちした〈君たちは酒場で出会った〉というカード。なお公開された当時の僕の感想ツイートはこちら(リプで偉そうなこと言ってます)

〈君たちは酒場で出会った〉という収穫を得て元のデッキリストをベースに
微調整を始めました。変更点は以下。
①〈ヤスペラの歩哨〉採用、島なし森土地13枚の構成へ
これは土地14枚は多すぎると感じたのと生物から青マナ確保のほうが、
ドロースペルから引っ張りやすいという理由。そして”到達”・”タフ2”が素晴らしいため採用しました。
②〈君たちは酒場で出会った〉の採用
この時は暴走の先導と2:2で散らして回していました。
2つの効果がある点は素晴らしいと思いつつ、4マナの重さに不信感を感じていました。
③〈キヅタ小径の住人〉の採用
この枠は実質フリー枠だったため色んなカードを試していました。
検討した他のカードは長くなるので割愛しますが、フィニッシャーになり得るカードにしたいと考えていました。キヅタの良い点は「他の重要なエルフをサイズアップして除去から守れる」「面だけではなく一点突破できる」です。

経緯を長々と書きましたが、この後にパウパーの紙の大会で1-4をカマして、パウパー神から目を背ける様になりました。予約していたものの、
参加を取りやめにするかーってレベルでした。ただ一緒に参加する友人がいること、負けたら身内で流行ってるヒュージリーダーズをやれば良いという気持ちがあったため記念受験することにしました。

デッキリスト解説

さて、ようやくデッキリストについてです。
このリストは6月25日当日の朝4時に20分ほどで調整して決めました。
パウパーそっちのけでヒュージの構築をしていたらお外が明るくなっていました。

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■メインボード
パウパーエルフを知ってる方にとってはさほど変なところは無いので、ポイントだけ解説します。
・〈遠くの旋律〉→〈君たちは酒場で出会った〉に全換え
前者は盤面依存&青マナ確保が厄介なため元々サイドアウトが多いカードでした。そして少々オーバーキルなカードです。一方で後者は同じ4マナでマナさえあればいつでも打ちたい&盤面次第ではフィニッシャーにもなる点が良いので思い切って全換えしました。
■サイドボード
・青霊破4枚
〈電謀〉〈焦熱の連続砲撃〉〈クラーク族のシャーマン〉を始めとした赤の全除去対策。〈水流破〉じゃないのはイラストが好きなため。白枠とイラストのマッチ具合が最高。
・〈呪文貫き〉3枚
元々は〈払拭〉や〈水流破〉の枠でした。貫きにしたのは紙の大会での経験からです。そう新カード〈アームズ・オヴ・ハダル〉

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黒の全除去は今まで〈息詰まる噴煙〉でしたがこいつはソーサリー。
払拭が役立たないことが判明しました。そこでソーサリーも弾ける貫きを採用しました。2マナくらいなら払えるのでは?と思われそうですが、
エルフ相手に全除去はたいてい最短ターンで打つものと思います。
そのため貫きの2マナ要求を払えないだろうという読みでした。
・その他のサイドカード
大きめの大会のため、みんな好きなデッキを持ってくると予想した結果、
受けの広いカードを採用しました。
今思えばライフゲイン系のカードを入れたかったのですが、受けが狭くなることとメインから5枚ライフゲインカードがあるため充分だと判断しました。

当日の結果

※今手元にメモが無いので後で編集するかもです
①赤単バーン:◯
メインは〈幸運を祈る者〉が奇跡的に生還して全力でライフゲインして勝ち
サイド後はブン回りして勝ち
②ジャンドカスケード:◯
1本目お相手ダブマリにも関わらず、全除去が2回飛んできて負け。
その後の2本はブン回りして勝ち(相性は良い)。
リスアナラとキヅタで盤面固められたのがデカかった。
③ティムールカスケード:◯
あまり覚えてないけどこっちが80点くらいの回り方をして、お相手が事故気味で勝ち。
④ボロスラリー:◯(フューチャーテーブル)
対戦相手に「そのプレイマット(エズーリ)にデッキケース(緑色)スリーブ(ミュシャ)使っててエルフじゃなかったらジャッジ呼びますね(笑)」とか談笑してました。好きはアピールし得。
1本目は〈幸運を祈る者〉x2でライフ60までゲインしてお相手投了
サイド後は盤面が膠着するものの、10/10ほどになったエルフの尖兵で
ちくちく殴り続けて、サイドのレリックを引いて墓地を弾いて勝ち
⑤UBフェアリー:◯
相性が最悪とは言わないまでもかなり不利な相手、夢が終わったかと感じましたが奇跡的にメインは勝ち。70点くらいの回り方だったはず。
サイド後はこちらがかなり並んだ盤面に〈息詰まる噴煙〉を貫きで弾いて勝ち。
⑥ボロスシンセサイザー:◯
相性は微振りくらい、そして相手はBIGSのプレイヤー。
またも夢やぶれたかと思いましたが、1本目はお相手ダブマリからこちらはブン回りで勝ち。平地しか置かれてなかったのでデッキは判明しなかったため、貫き3枚だけ入れてサイド後。2本目はまさかのお相手全く除去を引かずに勝ち。流石に運が良すぎだと思いました…
⑦釜の悪鬼シュート:×(フューチャーテーブル・シゲキさん)
多分6R目終わり時点でスタンディングは1位だったはず。
始まる前から何となくシゲキさんと当たりそうな予感がしていた。
結果は3キル、サイド後は2回〈電謀〉打たれてあっさり負け。
ハンドに貫きは合ったもののヤスペラがアクティブになるまでラグがあり悔しかった。でも以前対戦した際の珍プレー(?)について会話したところ、
シゲキさんが覚えて下さってて嬉しかった。
そしてエルフマスターにエルフで挑むの恥ずかしかったけど光栄。
⑧壁コンボ:×(友人のトリニキ)
9回戦のためTOP8に残るにはここで勝たなければいけない状況。
卓に着くとまさかの知った顔。そう友人のトリニキである。
お互いに「次で当たってIDしたかった…」と言いつつ、お互いあとが無いのでガチるも、スト負け。そしてこの大会で初めてのサイドミス。
感想戦で「実はカウンターも持ってました」と話を聞き、完敗。
彼は誕生日当日だったので2日前に誕生日だった僕では到底叶わなかったということでした。(本当はサイドプランがあちらが上手だった)
トリニキのTOP8ほぼ確定と誕生日おめでとうってなった。
⑨ジェスカイブリンク:◯
ほぼ目無しとなったものの、TOP16でリスト掲載できるし上位卓がガチればわんちゃんあるという淡い希望で望みました。
対戦内容あんまし覚えてないけど1本目はブン回りして勝ち。
2本目はお相手ダブマリで勝ち。流石に最終戦でダブマリはかわいそうだった。

対戦後先に打ち上げに行く友人たちを見送り、最終のスタンディング発表を待ちました。喫煙所で同じく7-2ラインだった方々とタバコを吸いながら色々と会話して「この楽しい時間が終わるのかー」と物思いに耽りました。

しばらくして最終スタンディングの発表、ジャッジの「勝ち点22以上の方は~」の声が響く、僕の勝ち点は7-2-0で21。最終スタンディングは9位。
あと1点がものすごく遠く感じました。
でもデッキはすこぶる調子良く、盤面を埋め尽くすかの様に並ぶエルフ、
ほぼプレミはなかったこと、当たり運が非常に良かったことを鑑みると十二分すぎる結果でした。

最後に

ここまで書いて大分燃え尽きました。
簡単にですがまとめますと
「情で選んだデッキで参加しても運が良ければ勝てる」
「好きなデッキは色々微調整するのが楽しい、好きなデッキで勝てるとより一層嬉しい」
「パウパー神は他の競技イベントと比較して和気あいあいとしてた

「最後まで応援してくれる友人たちありがとう!」
中身なんかありませんがこんな感じ。

最後の最後ですが、アドハイム会・パウパー神をちゃんと頑張る会の皆様、
そして対戦してくださった方、当日直接お話できた方々ありがとうございました。

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