ひとりそたぶ787 海の家(2回目)

787回目は「海の家」です。2回目です。

ではご覧下さい。

シーサイドサンセット
漫才/渚

レナ:海の家を作ってガッポリ稼ごう。

トキ:夏もあと僅かで終わるのに!?海はクラゲまみれだよ!?

レナ:馬鹿だねトキは。人の話は最後まで聞くもんだよ。

   誰が今年の夏って言ったの?そんなもう直ぐシーズンオフの時期に出店する馬鹿居ないでしょ?

   商売って言うのは入念な下準備が大事なんだよ。出店する場所や、食材、サービス。どれかが欠けても失敗するからね。

トキ:怒涛のマジレス止めてくれないかな!?じゃあそのレナの下準備とやらをとくと聞かせて貰おうじゃないの。

レナ:分かった。まず場所なんだけど崖の上ね。

トキ:早速失敗の匂いがプンプンとするんだけど!

レナ:他所の海の家と差別化を図った最良の結果がそこなんだよ。

トキ:コンセプトから外れまくってるよ!崖の上にはポニョと船越英一郎しか来ないよ!

レナ:でも海めっちゃ近いよ?そのままドボーン。

トキ:死んじゃうよ!!崖の上からドボーンは死だよ!!仮に飛び込んで生きてたとしてもどうやって戻るの?一方通行じゃん。

レナ:…………バス?

トキ:めっちゃ不便!!ずぶ濡れの水着姿で公共交通機関なんか使いたくないよ!!

レナ:大体海岸から大回りで30分弱かな。

トキ:30分も羞恥プレイするの!?海に近いだけで結局遠い!!

レナ:何言ってるの海からバス停まで徒歩で20分、一日数本しか無いからもっと掛かるよ。

トキ:そんな不便な所に建てるんじゃないよ!長々語ってた理論とは何だったのやら!

レナ:因みに血がめっちゃ流れてたら救急車ね。

トキ:案の定の大怪我!!だったら海の家行かずに病院行くよ!!

レナ:まあまあ汗をかいた後の食事は最高だよ。

トキ:多分冷や汗が大半だと思うけど。あと血。

レナ:これを何度かお客さんが繰り返すと儲かるね。バス会社が。

トキ:レナ自身がちっとも儲かってないじゃん!そもそもそんな所から飛び込んでバス使う人なんて居ないだろうけど。

レナ:船越英一郎さん、是非お越し頂いて宣伝お願いします。

トキ:ピンポイントが過ぎる!もうお仕舞いっ!

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