具合の悪いときに
<登場人物>
海棠 (男) 30代半ば
高梨 (女) 海棠の仲のいい同僚 30代半ば 男勝り
<場所>
高梨のマンション
<脚本>
SE コトコト煮える音とトントン包丁の音
食器棚の開閉音、カチャカチャ音等
海棠「ん、、、ここって?」
SE パタパタ足音、扉が開く
高梨「おっ起きた?」
SE 扉が閉じる
海棠「え!?なんで?」
高梨「昨日、体調悪いのに打ち上げ来るんだもん」
海棠「...部長に飲まされていたのは覚えてるんだけど」
高梨「まあ、海棠くん、このプロジェクトの立役者だからね。部長もうれしかったんだろうけどさ。でもだからって、みんなはっちゃけすぎ」
海棠「え...」
高梨「酔いつぶれた君に気づくことなく、みんな二次会に行きましたとさ」
海棠「はは、ひでえ」
高梨「で、いまここ」
海棠「え?」
高梨「うん。熱は下がったね」
SE 扉が開く音
高梨「さあ、顔洗ってきて、タオルと歯ブラシ出してあるから」
海棠「ああ、うん」
高梨「ごはん、できてるよ。一緒に食べよう」
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