12月13日

日曜日の夜はいつも期限が悪い。休みが終はるといふケチな理由ではない。休みなんて好きなときにとればいい。イライラするのはもつとケチな理由で競馬があるからだ。これで何週連続で負けてゐるのだらう。それも負け方が悪い。直前になつて予想を変へた馬が来たり、いつもボックスで買つてゐたところを、流しにして外れたり高血圧の人ならば即死するレベルのストレスだ。そしてもう一つがルメールの存在だ。僕はこいつが死ぬほど嫌ひだ。白人は白人同士で遊んでゐればよろしい。向かうの競馬は貴族の遊びだが、日本の競馬はギャンブルだ。同じ馬が走つてゐるとしてもその存在価値が違ふ。だから僕は大リーグも見ない。野球とベースボールは違ふものだと思つてゐる。そんな遊びにきてゐる出稼ぎの白人に負け続けてゐる日本人は恥づかしくないのか。凱旋門賞でやられてゐる汚い騎乗をやりかへせばいいではないか。フランスは黄色いサルの国の馬に、絶対凱旋門賞を勝たせはしまい。お国からいただいた持続化給付金を外人ジョッキーに掛けることができるか。僕は国の誇りのために１００万円を無駄にしてしまつた。もうこれはギャンブルでも何でもない。ただの特攻である。天皇陛下万歳！有馬記念はルメールを買はうかな。
日記はただ飲んでるだけなので特記事項なし。敢へて挙げるとすれば最近きちんと読んだ岸上大作の話が面白かつた。「僕のためのノート」、共感すること多し。彼が執拗に追ひ求めた「恋人」の偶像は、僕のギャンブルにおける「勝利」のやうだ。どちらにも女神が要る