つらぽよ19

12月20日
今週は(も?)月から金まで毎晩深酒。最近は、飲んだ後はダウンして一日あけてゐたので、忘年会の時期を体が覚えてゐたのだらう。肝臓の薬を3種類ブレンドして飲んでゐるのが、功を奏してゐるのかもしれない。初めてのお客さんや、ゲームさんぽの打ち上げ、会田さん、福島泰樹さんとそれぞれ趣向の違ふ飲み会で充実してゐた。
土曜日からは実家に戻り叔父の納骨。日曜日の朝はラブパトの時間にそつと起きたが、家族がみな起きてきてしまつたので見れず。そつと見るだけなら流されるであらうが、拳を握りしめ泣きながら見てゐるところは流石に見せられない。(今週は敵がパワーアップする回で激熱な展開は必至。てつぺんを過ぎたらアニコレの見逃しにかぶりつく)
墓参りするのはいつぶりだらう。最後の記憶が小学生のころだから30年ぶり以上になる。墓の近くのクチナシや寒椿の木のかたちは当時のママだ。墓の中は初めて見た。コンクリートの小さな部屋で、冷静に考へれば土に直接埋めるわけではないので当たり前といへば当たり前なのだが。部屋には骨壺が4つ。祖父と祖母の大き目のものに挟まれ、中くらゐのものと、特に目を引く小さいものが一つ。1歳で死んだ母の姉ださうだ。祖母の骨壺は、骨あげに参加したので見覚えがある。他は骨壺も中の人も見たことがない。中くらゐのものは曾祖父母のものらしいがはつきりしない。今日はボートレースグランプリの優勝戦だつたので、お経の間はぼんやりとレース展開を考へてゐた。もう一人の叔父はたぶん馬のことを考へてゐたと思ふ。母はすこし涙ぐんでゐた。レースの結果は……あへて書くまい。世の中に神も仏もないことはみんな知つてゐる。あの世の人たちのために彼らはゐてくれればいいのだ。

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