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屍句会報 2020年6月5日(金)

歌舞伎町が連日注目を浴びている。

みんな暇なのだろう。

一回戦「ボウ」の音

二回戦「音が鳴るもの」

言葉解説

夏芝居監物某出てすぐ死/小澤實

「けんもつなにがし」と読む。監物は倉庫の鍵を管理する律令制の役職。
同級生に一人だけ監物くんが居たけど、全国で1800人程度らしい。
(名字由来net:https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=監物)

「ソーダ水の一番下のさくらんぼ」
放送で池田澄子の句でこういうのがあったようなという話が出たけど、未発見。
分かったら教えてください。
【6/26追記】
フルーツポンチのチェリー可愛いや先ずよける/池田澄子
上記の句ではないか、とご意見いただきました。
【追記終わり】



「?〜流星を打ち返す」北大路翼
こちらも放送未補完句。出典があればコメントください。

【6/11追記】
別れたくない流星を打ち返す/北大路翼
  (「eroticion」6号)
【追記終わり】

芒種(ぼうしゅ)
二十四節気の一つ。6/6頃。2020年は6月5日。

ボウモア
スコットランドのアイラ島にあるボウモア蒸留所にて作られたウイスキー。
アイラモルトの女王と言われる。

カネボウ
1887年に創業した紡績会社、東京綿商社を前身とする企業。
墨田区鐘ヶ淵で創業したことから「鐘淵紡績(かねがふちぼうせき)」
後に鐘紡(カネボウ)となる。
2005年に巨額の粉飾決算が発覚し、大きな問題となった。
破綻ギリギリのところでファンドに身売り。花王に化粧品部門とカネボウブランドを売却。化粧品以外はクラシエとして新しいブランドを立ち上げる。
レインボーブリッジからよく見える、三角形のビルがトレードマークである。

夏みかん
春か夏か、季語としてはどちらでもある。
4月下旬から5月中旬が旬。

絵扇
絵が描いてある扇。夏の季語。

蹴躓く(けつまずく)
つまずくこと。

犬公方(いぬくぼう)
5代将軍徳川綱吉のこと。生類憐みの令により犬を特に大切にしたため、庶民にこう呼ばれるようになった。

双眸(そうぼう)
左右両方のひとみ。両眼。

きかん坊

負けず嫌いで,人の言うことをきかない子供。また,そのような性質であるさま。 「この子は-でこまります」
大辞林 第三版

防刃ベスト
刃物から身を守る装備。日本では拳銃の事件が少ないため、警察官はこれを用いる。

蚕蛾(さんが)
カイコガのこと。

アックスボンバー
ハルク・ホーガンの編み出したプロレス技。走りながら肘の内側を相手の喉元などに当てる。ラリアットが肘を伸ばしたまま行うのに対して、アックスボンバーは肘を曲げる。

飾り包丁
料理の見栄えを良くするために野菜に包丁を入れること。
茄子の網目や椎茸の十字など。

トラメガ
拡声器のこと。トランジスタメガホン。

二葉亭四迷
小説家、翻訳家。1864-1909
代表作に「浮雲」「其面影」「平凡」。
ツルゲーネフ「あひゞき」「めぐりあひ」の翻訳。
忌日は5月10日。

七変化(しちへんげ)
アジサイのこと。

チューバ
金管楽器のひとつ。


不浄負け(ふじょうまけ)
相撲でまわしが外れて男性器があらわになって負けとなること。
大相撲では極めて珍しく最後に2000年に千代白鵬がこれで負けた。
↓当時の日刊スポーツ
見えてる見えてる…大相撲83年ぶりモロ出し/復刻

口遊む(くちずさむ)

館モノ(やかたもの)
館が舞台のミステリー。

ギターリフ
繰り返されるギターフレーズ。

効果音バカ
中学生が行うマウンティングの一つ。「チュドーン」「デュクシ」などを言いながら攻撃する人をこう呼ぶ。

披講リプレイ

二回戦は38:52あたりから

次回句会

6月12日(金)20時
砂の城でやります。
俳句初心者も歓迎します。直接お越しください。

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