今日(2023/1/2)帰国した人による、海外旅行復帰ガイド【韓国】

こんばんは!
先ほど久々の海外旅行から帰って来たしかです!
やはり海外旅行はいいですね……コロナ前は海外旅行ジャンキーだった自分は、3年ぶりに生き返ったような気分でしたし、以前より面倒になっているとはいえ、みなさんにも久々の海外旅行にチャレンジしていただきたく、こちらの記事を執筆しました。

著者はコロナ前はばんばん海外旅行に行っていた人間で、この記事も海外旅行の初心者ではなく、コロナ前は海外旅行の経験がある方、かつ日本在住の日本国籍の方を想定して書いていますので、その点ご了承ください。

なお、あくまで以下の日時・場所での情報で、状況が変わってもアップデートする予定はありませんので、その点もご注意ください。
日本出国 2022/12/29 成田空港
韓国入国 2022/12/29 釜山空港
韓国出国 2023/01/02 仁川空港
日本入国 2023/01/02 成田空港
※航空会社はすべてエアプサンでした

海外旅行を計画する前に確認すべきことは?

コロナ・戦争・その他の情勢やいろんなものの電子化により、さまざまな制度がころころ変わっています。また申請に時間がかかる場合もあります。最低限、以下の情報は、計画を立てる前に必ず最新情報をチェックしましょう。

  • ①日本入国時に必要なもの、あったほうがいいもの

    • 検疫関連

    • その他

      • VisitJapanで各種入国手続きを簡略化できます(詳細後述)

  • ②行き先国の入国時に必要なもの、あったほうがいいもの

    • ビザ・電子入国手続き

      • これまで不要だった国でも、コロナ禍で必要になっている場合があります

    • 検疫関連

      • 陰性証明書やワクチンの接種証明書が必要になっている場合があります

    • その他

①2023/1/2現在、日本入国に必要なものは?

【必須】ワクチンの3回接種証明書、または出発72時間前の陰性証明書

出発前に、出発国の空港で確認され、これが無いと日本行きの便に乗ることができません。日本に帰ってから検査というわけではないので気を付けてください。自分の場合は、仁川空港のチェックインカウンターにて書類の提出を求められました。

ワクチンの3回接種証明書は、日本に入国するだけであれば、日本語のものでも大丈夫です。以下の要件をすべて満たしている必要があります。

  • 政府・自治体・医療機関などの公的な機関で発行されていること

  • 氏名・生年月日(またはパスポート番号等)・ワクチン名またはメーカー・接種日・接種回数が記載されていること

  • WHOのリストに掲載されているワクチンを3回以上接種していることがわかること
    有名どころだと、ファイザーのコミナティ・モデルナのスパイクバックスはOKです。種類が異なっていても、計3回打っていれば大丈夫です。

接種証明書の詳しい要件は、厚労省のHPで確認してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html
自分の場合は、自治体の3回目の接種証で大丈夫でした。

【ほぼ必須】VisitJapanへの登録

VisitJapanは「検疫」「入国審査」「税関申告」をWebで簡略化することができる無料サービスです。アプリではなく、Webページで使用できます。
無いと検疫審査に大変な時間がかかるらしいので、よほどのこと(携帯端末を持っていない等)がない限り必ず利用するようにしましょう

  • 「検疫」

    • あらかじめワクチンの接種証明書等をアップロードし、質問に答えることで、条件を満たした場合に検疫の手続きが簡略化されます。
      ※自分の場合は、コロナ前と同様に何も無かったです
      ※コロナ禍に限ったことではないですが、訪問国によっては検疫が強化されているので注意

    • 日本到着予定時刻の6時間前までに登録する必要があるため、早めに入力しましょう。

    • ワクチン接種証明書を使う場合、画像のアップロードが必要です。私の場合、スマホで撮影した写真で大丈夫でした。

    • 入力後、審査が終わるとステータスが「審査完了」の青になり、入国時に「検疫手続(ファストトラック)」のトップ画面を見せるだけで検疫の手続きが終わります。
      ※成田空港の場合、スマホで青い画面を出して歩いていただけで黄色い紙を渡され、そのまま一歩も立ち止まることなく手荷物受取りまで行けました。

  • 「入国審査」

    • 日本国籍の場合、記入・利用ともに不要です
      (特に今までと変わらない、自動化ゲート等での審査になります)

  • 「税関申告」

    • 事前に質問に答えることで、税関申告ができます。
      登録が終わっている場合は機内で渡される税関申告書(黄色い紙)は不要です
      (CAさんにVisitJapan!って言えば要らないって伝わります)
      ただし成田ではVisitJapanの列もちょっと並んでいたので、とにかく早く出たい人は両方用意しておいて、空いているほうを使って出るのも手です。

    • 入国どころか旅行前に入力しておくことが可能なので、早めに入力しておきましょう

    • 成田空港では、従来の税関申告書(黄色い紙)とVistJapanで完全に列が分かれていましたので、間違えないように気を付けましょう。
      「QRコードがある人はこっち!」みたいな書き方でした。VisitJapanのレーンは、読み取り機でパスポートとQRコードをかざす→出口でマスクを外して顔写真を撮影、の流れで税関を通過できました。

詳細は、Visit Japan Web 公式HP
https://vjw-lp.digital.go.jp/

②2022/12/29 現在、韓国入国に必要なものは?

さて、ここからは行き先等々によるのでちゃんと調べてほしいですが、一例として、「韓国は今こんな感じ!」という記録など書いておきます。

ちなみに、韓国は不要ですが、それ以外の多くの国の場合!ワクチン接種証明書が必要だと思います。接種証明アプリにはマイナンバーカードが必要、そうじゃない場合は紙で英文の接種証明書を用意する必要があります。
自分が住んでいる自治体では、マイナンバーカードの発行は2か月以上かかりますし、英文の接種証明書も郵送申請のみで時間がかかるらしいので、接種証明書が必要な国に行く場合はとにかく早めに準備しましょう

【必須】ビザは不要だけど、電子渡航認証制度「K-ETA」の登録は必要

コロナ前はビザ不要だった韓国ですが、今はどうなっているのかと言いますと……K-ETAという電子渡航認証制度の登録が必要になります。いわゆるアメリカのESTAとか、カンボジアなどのeビザに近いものです。

公式HP:https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/index.do
※韓国語・英語のみ
※日本語の最新情報は在日韓国大使館のHPなどを見ましょう

日本語の解説サイトはたくさんあるので、要点のみ書きます

  • 出発72時間前までに申請が必要、審査あり
    審査に時間がかかるケースもあるようなので、早めに登録しましょう。
    ただし自分の場合は、申請後すぐに審査が通りました。
    審査結果はメールで届くほか、公式HP上でも確認ができます。

  • 有料(クレカ決済可)
    JCBも使えましたが、カードでトラブルがあると大変なのでお早めに。

  • 審査さえ通っていれば特にやることはない
    審査結果の確認画面が印刷できるので、心配な人は印刷しておきましょう。
    ただし空港で特に提出等を求められることはなく、事前登録さえしておけば通常通りの入国審査という感じでした。
    なおコロナ前は韓国のスタンプ等はありませんでしたが、パスポートにK-ETA認証済のシールが貼られました。

【ほぼ必須】陰性証明書やワクチン接種証明書は不要だが、Q-CODEは登録したほうがいい

なんと韓国は、2022/12現在ではコロナの陰性証明書やワクチン接種証明書は不要です。つまり検疫に関して言えば、日本に帰国するよりハードルは低いんです。
ただし日本のVisitJapanのように、検疫手続きを簡素化できるWebシステムがあるので、利用しましょう。
事前登録している場合、機内で記入する書類は「入国カード」と「税関申告」のみになります。逆に言うと、Q-CODEを登録していても2枚の紙は記入が必要なので、ボールペンを機内に持ち込むこと、CAさんから受け取ることを忘れないようにしましょう。
また最後にQRコードが発行されますが、到着してすぐ検疫となりWi-Fi接続等をする余裕も無い可能性もありますので、出発前にスクリーンショットを撮っておきましょう

日本語の解説記事いろいろありますが、これが一番わかりやすかったです。
https://busan-hikoukiya.com/busan-tourism/q-code

わかりにくい注意点として

  • 途中から体調を入力するところがありますが、出発72時間前にならないと入力できません。

    • 記入内容は途中保存ができますが、2週間までなので、あまり早く書きすぎないようにしましょう。また保存内容の復帰手順も、上記の記事をみればできますが超わかりにくいです。

    • 後述のバグもあるので、72時間前を切ってから一気に記入するほうが楽だと思います。

  • 英語表示しててもちょいちょいハングルになって、英語を選ぶとトップページに戻ったりする

    • バグがあるようです。トップページに戻されるとまた1から入力しなければならないように見えますが、「途中保存しました」になっていた場合はちゃんと情報が保存されているみたいなので、諦めずにいろいろやってみましょう

  • アップロードする画像サイズに制限がある

    • パスポートおよび顔写真のアップロードが必要ですが、スマホで撮影した写真だと大きすぎてアップロードに失敗します

    • 自分はWeb版で頑張りましたが、アプリ版には画像のリサイズ機能などがついていて操作しやすいようです

  • 「過去21日間に訪問した国」を必ず1か国は入力する必要がある

    • どこも行ってない場合は「Japan」を入力して「Visited within 14days」にチェック

  • 滞在先は何を書くの?

    • (入国カードもですが)泊まるホテルの名前・住所を書けばOKです。
      1か所しか記入できないので、複数ある場合は任意の一か所で大丈夫です。
      予約サイトの情報そのままでいいのですが、入国カードでも記入が必要になるので、スクリーンショットを撮っておいたほうがいいです

余裕を持ったスケジュールを組み、空港には早めに着こう!

その他の注意として……
コロナ禍で急激に減った利用者がまた急に増えているので追いつけず、空港での各種手続きに以前より時間がかかる傾向があります。

例えば仁川空港ではカウンターに40分以上、手荷物検査に30分以上並ぶ場合もあり、出発2時間前に空港に着いていても買い物する時間すらろくに無いことも……トイレや飲み物の購入といった時間を確保するためにも、2時間半くらい前には空港に着いておくことをおすすめします。

まとめ

というわけで、今回は2020年3月以来の海外旅行でしたが、上記のいろいろを準備して、なんとか無事に出入国することができました!

韓国は2020年1月以来でしたが、以前とは必要な手続きが全く変わっていました。
ただ事前にオンラインで済ませられる手続きばかりですし、英文の接種証明書を用意する必要もないので、海外旅行の復帰戦としてはかなり行きやすい国だと思います!

韓国以外にも、いろんな国が規制緩和されて旅行しやすくなってきていると思いますので、みなさんもぜひ行きたい国の最新情報をお調べの上、久々の海外旅行にチャレンジしてみてください!


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