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【コロナウイルス】存亡危機にある個人飲食店が今こそやるべきこと

テイクアウト飲食店のまとめページやポータルサイトが流行っています。
飲食店にとっては存亡の危機ですので、やれることは何でもチャレンジするべきだと思いますが、最も重要である「各店舗の収益」という点において、このムーブメント・取り組みは「効果があるのか?」と「僕は」疑問に思います。


個人飲食店が今、力を入れて取り組みべきは、「広く多数にアピールすること」ではなく、「狭く限られた人にアピールすること」だと「僕は」考えます。


個人飲食店の場合、パレートの法則=「2割のお得意様・リビーターが、売上全体の8割をもたらす」場合が多いのではないかと思います。
であるならば、飲食店がやるべきは「今までお店を支えてくれた、来店してくれていたお得意様にテイクアウトの利用を案内・お願いする」ことです。
しかし、そのためには「お得意様が誰か分かっていて、メッセージが送れること」が前提条件です。


例えば、ポイントカードを長年続けていたり、ニュースレターやDMを発行していたりといった形で「お客様のリスト」を持っていれば、ダイレクトにメッセージを送ることは可能です。


コロナで困ってからの付け焼き刃ではなく、忙しい合間に一生懸命SNSを更新して、フォロワーがたくさんいるお店なら、ワンタップで多くのお得意様に「テイクアウトのお知らせ」を送ることができるでしょう。


こういった「これまで地道な努力を続け、お得意様を大事にしてきたお店」であれば、テイクアウトに営業を切り替えても、お得意様に継続して利用していただくことはできるはずです。


継続は力なりという言葉の意味を、「僕は」改めて思い知らされています。

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