【遊戯王マスターデュエル】青眼たちと戦った1年間を振り返る
はじめに
マスターデュエル1周年おめでとうございます!
マスターデュエル(以下MD)サービス開始前までは
遊戯王から離れた生活を送っていましたが、2022年1月19日に
幸運にもMDの存在を知り、それから今日(2023年2月12日)時点まで、
サービス開始日から390日間毎日MDプレイすることができました!
そんなある日、ssさんの↓の記事を読み、
「私も今日までのMDとの向き合い方を記事に書き残してみたいな…!」
という思いに駆られたので、久々にnote記事を書くことにしました。
さて、私がこの1年間ランクマ・フェス・DC合わせて使ったデッキの
約99%は【青眼の白龍】のみです。
これまでの対人戦が2711回なのでざっくり計算でも2650戦ほどは
【青眼の白龍】で戦い続けたことになりますね。
ssさんの記事にある通り、現在のMDは「ランクマ主体の競技性が強いゲーム」であることに違いありません。
かつ、青眼は(一般的には)環境デッキと戦うことは難しいと言われているテーマです。
競技環境で戦うことは厳しいと言われているデッキしか使っていないにも関わらず390日間プレイし続けているようなプレイヤーは恐らく少数派でしょう。
元々私自身、一度始めたゲームが長続きするタイプではなく、
ログイン日数がカウントされるタイプのゲームは最長でも3週間しか続かなかったプレイヤーです。
にも関わらず、MDはなぜかサービス開始から毎日遊び続けていることができました。
MDを1年間続けられた要因
動機と意味
私自身がMDを1年間続けられた要因は、
MDを開始した動機が「紙で使っていた青眼デッキと一緒に
もう一度デュエルしたい」だったこと。
そして、「自分の大好きなカードを使ったデッキで
デュエルしないのであれば、私にとってMDをする意味はない。」
と言い切れるようになったことだと思います。
ツイッターのフォロワーの皆様にはおなじみですが、
日々のツイートのほとんどが要約すると
「自分のデッキの青眼たち大好き!」になってしまうくらい、
私は自分のデッキが大好きです。
通常、対戦環境が変化すればそれに応じて使うデッキを変えることや、
デッキタイプは変えないにしても、メタカードを追加したり変えていくことが自然なことだと思います。
私もランクマで思うように勝てなくなった頃、
「好きなカードを諦めてランクマで上を目指す・勝てるための構築にするかどうか」という問題に直面しました。
その答えを模索する中で、「好きなカードを削った構築にすること」や、
「好きなカードではないが、環境デッキのメタとなるカードを入れること」
「ランクマ用に青眼ではない全く別の環境デッキを使うこと」も
検討しました。
しかし、勝つためだけに作ったデッキで戦うデュエルは、
「勝って当然・負けてイライラ」という気持ちになってしまい、
デュエルが全く楽しくありませんでした。
一方、好きなカードを活かすことを全面に考えたデッキを使っているときは、例えランクマで6~7連敗するのが日常で悔しい思いをするとしても、
勝った時の喜びが全てを吹き飛ばす最高のゲームとなりました。
上記の経験から、「自分の大好きなカードを使ったデッキで
デュエルしないのであれば、私にとってMDをする意味はない。」
と言い切れるようになりました。
事実、現在使っているデッキはseason11の途中で
現時点で自分の答えはこのデッキだと確信が持てたので、
今日までデッキの中身は1枚も変えていません。
端から見れば狂気的なプレイスタイルであることは否めませんが、
このスタイルこそが私が今日までMDを続けられた要因の根源だと
実感しています。
ランクマとの向き合い方
season10の頃までは、例え環境デッキ相手でも極力サレンダーせずに
最後まで粘る戦い方をしていました。
稀に相手のプレミやタイムアウトから勝ちを拾える可能性がある以上、
自分から勝機を放棄することはしないという考え方です。
しかし、season11でふわんが大量発生してから考え方が変わりました。
私が使っている青眼は、ブルーアイズモンスターの特殊召喚から、
モンスター効果を利用して相手の盤面を解決していく戦い方を得意としています。
一方ふわんだりぃずは特殊召喚されたモンスターを強烈にメタり、
未知の風&夢の街でこちらのターン中にも妨害しながら展開してくる以上、
最悪の相性と言わざるを得ません。
私の中でふわん対策のために、今使っている青眼デッキの中身を変える選択肢は最初から存在しない以上、勝てない事がわかりきっているデュエルを延々と眺めているのはストレスでしかありません。
それからは、特に環境デッキとマッチングした場合は、初手5枚で返せそうになかったら積極的に即サレするようにしました。
今のところ、即サレを始めたseason11以降でも毎シーズンプラチナ帯に昇格できていることから、特にデメリットを感じることなく、戦いたい相手とだけデュエルできるようになり、より楽しくランクマでデュエルできるようになりました。
現在はプラチナ帯昇格を一つの目標としてはいるものの、
今後ビーステッドを初めとする2022年OCGカードが実装されていけば、
恐らく今のデッキ構築でプラチナ帯昇格という目標は、
達成することが非常に厳しい目標となるでしょう。
全く悲しくないといえば嘘になりますが、あくまでも私の場合は、
自分の大好きなカードを使ったデッキでデュエルするのでなければMDをやる意味はないので、対環境デッキや不利なデッキに対しては今後も即サレを継続していくつもりです。
ランクマ環境にデッキを合わせるのではなく、自分のデッキにランクマ環境を合わせるイメージでプレイしています。
twitterとルムマ
もともとMDを始めた時は1ヶ月ほど一人でやってたのですが、
MDやってて書きたくなったことを書ける場が欲しいな…と
思うようになり、2022年2月13日にtwitterアカウントを開設しました。
前述のように、基本的に「うちの青眼大好き!」な話しかしていない
アカウントなのですが、よく交流してくださるフォロワー様に恵まれたおかげでMDがより楽しくなりました。いつもありがとうございます!
また、1~2ヶ月に1度ですが、定期的にルムマも開いています。
ルムマ主催の最大のメリットは対戦環境をある程度自分の狙った環境にできることですね。
自分が楽しくデュエルできるのが一番!なので、
直近ではOCGのサウザンド・ミーティングと同じ禁止制限のルムマや、
テーマクロニクルレギュレーションのルムマなど、カジュアルデッキ向けのルムマを開催しています。
幸い毎回たくさんの参加者に恵まれ、楽しく熱いデュエルが
いっぱいできています。本当にありがたいです!
遊戯王情報との向き合い方
MDを1年間続けていく上で、自分でも変わったと思うようになったのは、
遊戯王情報(twitter・ブログ・掲示板・まとめサイトなど)
との向き合い方です。
MDを始めた当初は現代の遊戯王に慣れるために、
カジュアル勢向け、競技勢向け問わず色んな情報を読んでいました。
しかし、「勝つためにデッキを選ぶのではなく、好きなカードを使うためにデッキを選ぶ」という自分のスタンスが明確になってからは、競技勢向けの情報は自分に合わないと感じるようになったので、なるべく自分の中に入れないようになりました。
カジュアル勢と競技勢という区分は、それ自体がどちらが良いというものではなく、各プレイヤーが遊戯王に対して何を求めているかの違いだと考えています。
ゆえに、「自分が遊戯王に対して何を求めているのか?」を自分の中ではっきりさせることが、ストレスなく遊戯王情報に触れる上で一番大事だと思うようになりました。
また、カジュアル勢向けの情報と一口に言っても、
それぞれのテーマのカードパワーによる違いは顕著です。
自分に合ったデッキパワーの情報に触れるようにし、
自分に合わないデッキパワーの情報には触れないようにすることが、
MDを楽しくプレイし続けるコツだと実感しています。
これまでの軌跡
MD開始から1年間の戦いを通じた私の青眼デッキの変化の記録を
ここに書き残します。
MD開始前(2016年)
MDを始める前、最後にOCGで使っていた青眼デッキです。
2016年は劇場版遊戯王DSODをきっかけに過去最高に遊戯王が楽しい時期でした!
しかし、2017年のリンクショックを受け入れることができず引退。
青眼は好きだけどもうOCGで遊ぶことはないかな…と当時は思っていました。
MD開始直後
禁止になったソウル・チャージ、ダークマター、
ソウル・チャージ禁止により出しにくくなったタイタニックの代わりに
銀龍の轟咆を1枚、双爆裂龍を2枚増加。
ガメシエルの代わりに、新規青眼サポートとして気になっていた
強靭!無敵!最強!を投入したレシピになります。
このレシピからMDでのデュエルが始まりました。
season3:プラチナ1到達
ついにseason3で当時の最高ランク、プラチナ1に到達することができました!
競技性のあるゲームで最高ランクに到達できたことが今まで一度もなく、
大好きな青眼カードを使ったデッキで最高の結果を残せてとても嬉しかったことを今でも覚えています。
※ここまでの戦績
season1:ゴールド1 season2:プラチナ5 season3:プラチナ1
season4:プラチナ3
season5からseason8まで
season4からプラチナ1到達レシピで勝つことがだんだん難しくなり、
好きなカードを使う構築と勝つための構築の狭間でたくさん迷い、
最終的に、好きなカードを使わないのならMDをやる意味はないと、
答えを出した時のレシピです。
結果としてはseason5でダイヤ5に到達することもでき、
戦績としても満足いく結果になりました。
また、初めてnote記事を書いたデッキという意味でも
思い出深いデッキです。
※ここまでの戦績
season5:ダイヤ5 season6:プラチナ4 season7:プラチナ2
season8:プラチナ5 第1回デュエリストカップ:1ststage Lv.17
season9:新規実装
念願のバトル・オブ・カオス新規組とハリファイバーが両立した
カードパワー的に最強の時期のレシピです。
ハリファイバー禁止のため22日間しか使えなかったのが
惜しまれますね。
※ここまでの戦績
season9:プラチナ4
season10:迷走期
ハリファイバー禁止によってデッキの見直しを余儀なくされました。
色々な構築を試していましたが、この時期は納得いく構築ができす、
最終成績はゴールド2でした。
season1以来初のプラチナ帯に昇格できずに終えたシーズンに。
※デッキレシピ画像は残っていなかったのでありません。
season11~現在(season14)
season11の途中で、現在(season14)も使っている青眼デッキの
レシピが完成しました!
迷いがなくなったおかげか、season11からseason13まで
再び毎シーズンプラチナ帯昇格もできるように。
また、第2回デュエリストカップでは、第1回の時以上の成績を、
ハリファイバーなしのレシピで残せたことが凄く自信になりました…!
デッキレシピ画像は、現在MDで使っている唯一のデッキになるため、
まだ掲載はしません。
お気に入りのレシピなので、今後またデッキの中身が変わるぐらいの新規がOCGとMD両方で実装されたら、記事に書き残してみたいな…と思ってます。
※ここまでの成績
season11:プラチナ4 season12:プラチナ4
第2回デュエリストカップ:1ststage Lv.18 season13:プラチナ5
おわりに
私がMDを1年間続けられた要因についてここまで書いて、
改めてssさんの記事を読み返すと、
意外と反対のプレイスタイルでここまでやってきたんだなぁと感じました。
ssさんの記事は、環境に自分を合わせるというプレイスタイルで、
MDに向き合われていました。
一方、私の場合は、自分が使いたいデッキに環境の方を合わせるという
プレイスタイルでMDに向き合っているのだと実感しました。
私にとっては「これしかない」というプレイスタイルなのですが、
一般的には誰にでもできるものではない、
やはり狂気的と言っていいものなのかもしれません。
そんなプレイスタイルができるのは、
ただただ青眼たちと一緒にデュエルするのが楽しくて楽しくて
しょうがないからだと思います。
そして、幸運に恵まれたという点も外すことはできないと思っています。
・青眼は9期と11期で強化カードを貰っていること。
・強化カードの中でも私が使いたいカードは全てMDに実装されたこと。
上記がなければ、あるいは1年間MDで戦い続けることは
できなかったかもしれません。
そういう意味ではMDを1年間戦い続けられたのは
狂気と幸運のおかげともいえるでしょう。
それならば狂気と幸運をこれからも携えて、
2年目のMDもうちの青眼たちと一緒に楽しくデュエル!!!