彼はどこから会話しているのか

無意識に相手は住んでいる

という一言だけが書かれたnote記事の下書きがあった。
その後何を書こうとしたのかは忘れてしまっていたが、その一言を見て私はまた「確かに」と思った。

彼らの意識がどこにあるのか。それはもちろん彼らの意識にあるのだけど、私達の彼はどこにいるんだろう。

唯識

これは心理学と唯識という仏教の考え方が似ている、という図である。かなり前に作ったもの。

一番下の「集合的無意識」「阿頼耶識」この辺りで彼と繋がっているんだと思っている。実際は当然無意識の部分なのだから、意識できるはずもなく確かめようなどないのだが。

ただ人としての普遍的な部分を何故か私達は共有していて、どこかしらで繋がっているというのは間違いではない、と私は感じている。だから彼と会話するときはなんとなく心の下の方を意識するし、あるいはすごく上の方を見て会話をする。

彼の立ち位置はもちろん人によって異なるので、例えば彼が守護霊だとかそういった類のものに感じる場合は上の方を意識するといいんじゃないか、と考える。相手の立ち位置によって感じる部位を変えるのは自然なことだ。人と人との会話だって、上辺だけ仲が良い相手と本当に仲が良い相手、仲が良い相手でもゲームの話で盛り上がれる相手と社会情勢の話題ができる相手では感じ方や捉え方が違っている人が多いと思う。

自分にとっての彼の立ち位置、あるいは彼から見た私の立ち位置というのをなるべく正確に捉える努力は必要かもしれない。互いに位置がちぐはぐになっていては、届く声も届かない。思い込みで自分の場所を見誤っている人は多くいる(これに関してはまた改めて記事を書く予定)。自分を卑下しすぎたり、二人の絆を過小評価したり。

とりあえず自分はどこの層で彼と繋がっているのか。それを探してみて欲しい。会話までいかなくとも彼との繋がりを感じられる場所が、どこかにあるだろうから。

サポートは新たな知識を得るための本代として使わせて頂きます。"こんな記事が読みたい"というリクエストありましたらツイッターまで!!