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新しい価値観を応援するブランドになりたい

noteには、社会不適合者が押し合いへし合い、ひしめいている。だから居心地がすばらしく良い。世間がわかってくれないことも、noteのみんなは共感くれたりする。生きるのも、表現するのも、捨てたもんじゃないと思える。だからこそ、noteからはみ出してもっと遠くまで新しい生き方を届けたい。

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note&Creemaの奇跡

こんにちは。原口あゆみです。対人恐怖等で生きづらい彼女と同性カップルで生活しています。私も私で生きづらく、2人で生業を模索する中で、ハンドメイド作品を作って売るという仕事にチャレンジしています。

先週投稿した、社会不適合者のための作業所って必要じゃない? はたくさんの方に読んでいただき、約150ものスキをいただきました。スキ率も7%ととても高く、多くの方の共感を呼んだと言えそうです。こんなに本心を書いて、結果も付いてくることなんて初めてかもしれません。嬉しいです。note公式さんや読者のみなさんのスキ&拡散、本当にありがとうございます。

しかも、多くの方に読んでいただいたおかげで私たちの作業所(天然石&シーグラスのペンデュラム&アクセサリー屋 ひかりのいしむろ)には注文が殺到! 今まで0個で突然5つも売れたら、殺到って言っていいですよね?みなさん「noteの記事を読んで、かわいいなって思って買いました」とのこと。(note経由かわからない方をいれたら7名)
...それって、まじすか!?!?

購入してくださったみなさん、本当にありがとうございます。

私たちにとって、ミラクル中のミラクル.... note&creemaの奇跡が起こってしまいました。おかげさまで、ありがたいことに、購入者様とのやりとり&ラッピング&発送などに追われていました。今日はラッピングしながら感じたことを書きたいと思います。


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「プロの物書き」は諦めた....んだったけど

私は文章が書くのが好きで「文章でお金がもらえたらなあ」と、あてもなく、ずっと思っていた。元文芸部だが今は小説を書きたいとは思っていない。アフィリエイターにも向かない。好きな話ばかりブログで書いてきて、noteもその延長で書いている。これでは金にはならない。

ライターになる努力を少しはしようとライター登録をしてみたものの...SEOのために好きでもない話題について生命時間を削ると思うと、いやでたまらず逃げ出した。結局私は自分のことや、自分の興味があることについてしか筆を取りたくない、わがままな人間なのだと思った。

だから、媒体にコラム執筆を依頼されるくらいのセラピストになってやる。そう思った。(私は新米セラピストでもある)しかしこちらの需要はまだまだ発掘できない。友人に声をかけてもスルーされている状態だ。


ドリルではなく穴を売っていいし、穴の先には「心」がある

一方、先日のnoteをきっかけにわたしたちのお店「ひかりのいしむろ」は動き出した。彼女が制作担当、私が石の買い付け&発送等を担当している。

「ドリル(商品)ではなく穴(ソリューション)を売れ」というマーケティングの名言がある。私たちから商品を買っていく方は、商品のみを買っているのではない。その先のソリューションを買っている、という考え方だ。

たとえば「涼しげな透明感のあるコーデを完成させる」という穴(ソリューション)として、こちらのピアスをお買い上げいただくこともあるだろう。手前味噌ながら、たしかにこのピアスは涼しげで、かわいい。

しかし、穴の先にさらに何かがあることに気づいた。彼らが買ったのは単なる穴ではない。私たち(の価値観)を買ってくれているのではないか。

「あゆみさんのnoteを読みました」とお客様が教えてくれた。私はnoteで「穴」つまり「コーデが決まりますよ!」というソリューションは一切提案していない。自分の心情を書いただけだ。

もちろん買われるクオリティの商品があってこそではあるが、涼しげな透明感のあるコーデに合いそうなピアスなら、市場にゴマンとある。なぜ、このピアスがいい!と思うのか。そこには「この人たちからなら買ってもいい。この人たちから買いたい。」と思う理由も、何かしらあるからにちがいない。

これをなんと呼ぼうか。穴のさらに先.... 「心の穴」とでも呼びましょうか。心の穴にピタッとハマるお買い物。これが共感マーケティングと呼ばれるものなのかもしれない。


素敵な商品のご紹介

最近、心にとまった商品が2つあった。

一つは、4oceanのブレスレット。この20ドルのブレスレットを買うと1ポンドの海のゴミ除去に協力することができる。いわゆる寄付商品。デザインもかわいい。ちなみにYoutuberのPDRさんも着用していて、さすがだなと思った。この「さすがだな」が重要で、さらに共感が広がっていくのだろう。


もう一つは、生理用品ブランドilluminateの「ステッカー」。というより、これはブランドのストーリー。デザインや機能性を評価して商品を買いつつ、実は彼女の思いも一緒に買っている。あるいは「思いを買いたいから、商品を買う」ということも実際にあるだろう。私も、ハヤカワ五味さんの発信で月経カップに興味津々になっている。(以下リンク先から転載)

ブランドロゴといえば、それにまつわるストーリーや価値などの文脈を1つの図面で想起させられるのが強みです。そこでilluminateのロゴを「身体や健康のことについてヘルシーに話すことに賛成ですよ」という小さな表明に使えたらいいのではないかと思いました。(中略)LGBT界隈でいうところの🌈みたいなものでしょうか。知っている人には「アライですよ」という見え方をしますが、知らない人にはただの飾りに見えます。そんな、”これからの話のキッカケ”になるようなステッカーになってたらいいなと思います。


新しい価値観を応援するブランドになりたい

さて、私はいったい何を売っているのだろう?「ピアス」などの商品の奥にある、「心の穴」の話である。

私は、新しい生き方、新しい価値観を応援したい。

今、個の時代と言われている。窮屈な社会で生きづらくなった人たちがあちこちで声をあげている。新しいサービスや制度も次々と始まっている。ただ、実際はまだまだ移行期だ。会社の中で、家族の中で、人間関係の中で、窮屈な思いをしている、いや悲鳴をあげている、死にかけているかもしれない人がものすごい数いることを私は知っている。私もそうだったし、今もそうだから。

生きづらい人は「今の社会」「今の考え方」「今のライフスタイル」で生きづらい。どれかが変えられれば、おそらくその生きづらさは軽くなる。生まれながらに生きづらい人なんていないだろう。私は、そのシフトを自分も挑戦し続け、また応援する一人として、noteで発信を続けていきたいと思っている。


気づけば、文章でお金を得ていた

私はいわゆる営業は苦手だけれども、発信したいことは山ほどある。今回のミラクルは、タイミングや運のよさはあれど、私の筆がなければ動き出さなかったと言っていいだろう。私は、私のために、この幸運と才能はけして見逃してはならない。noteを書いて、売り上げにつながった。それって、私は文章を書いてお金を得たってことなんだ...。

もちろん書き手にとって、お金にならない文章もいい。むしろそのほうがいいことも多いことは知っている。しかし私の場合、体力がなさすぎて他の仕事をしているとnoteを書けなくなってしまう。今回のミラクルとこの気づきは、まさに僥倖中の僥倖だった...。


これからも、新しい生き方/価値観を模索して発信していきます。また読んでもらえたら嬉しいです。

私の発信を応援したいと思ってくださる方は、noteでスキやフォローやサポートいただくのもとっても嬉しいですし、あるいはひかりのいしむろの商品を見ていただいたり、もし気に入ったらご購入いただけたらとっても嬉しいです。


インスタにも遊びにきてね

長くなりました。ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。

そんなこともあり、インスタグラムは写真で勝負する場だと思い込んできたけれど、私は遠慮なく文章も書いていくことにしました。使用している石やシーグラスについての思い、制作担当スタッフや私の様子、気持ちなどなど。

ひかりのいしむろは新しい生き方を応援するブランドだから、社会的に「それあり?」みたいなことも書いていきます。疲れたら休むし、休んだよって書いたりします。

インスタにも、ぜひふらっと遊びに来てください♡


< 私たちのその他の生業のご紹介 >

こちらも、ひかりのいしむろの一部として育てていきたいと思っています。根本にある思いは一つです。よろしければぜひご覧ください。

・原口あゆみの産前、産後、妊活中の方向けのリラックスセラピー
・相方の「個人にピタッとフィットする」現代タロット占い

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