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白猫10周年シナリオ予想考察

ログの方ではお久しぶりです。式森です。
サイドストーリー最終話が公開されたことで次からはいよいよ本格的に白猫10周年シナリオの流れが始まろうとしています。

今、世界が零に呑まれた影響で理(均衡)というものがこの世界を創りあげた者により仕込まれたものだということが判明しました。

アストラ島にカイルがやって来たのは道化師の策謀ではなく、カイル本来(創造神枠)の目的意識によるものだと考えるのが妥当だからです。

創造神だけでなく破壊神(ファイオス)なども含めた枠組みのことを「超越者」と呼ぶそうなので、今回の記事ではこの超越者という存在を主軸に、10周年本番がどんな結末を迎えるのかまでを書き留めさせて頂こうと思います。

あくまでも私個人の戯言程度の認識でお読みください。よろしくお願いします。

❶現状判明している超越者、あるいは超越者と思われる存在について

・バロン(白にも黒にも属しません、ある御方から見守る者の命を受けました、と11島ハードあたりでかなり昔に言及済み)
・ヘレナ(詳細は後述)
・キャトラ(主人公不在の世界でも覚醒の光が存在する現状から考えてもかなり分かりやすい、あまり説明する必要もない存在)
・カイル(第零章にて自白、ゼロクロ時代にはもう既に世界への介入を試みていた)
・レヴ(詳細は後述)
・フィエゴ、ファイオス、エピタフ
・イクシア
・ティナ両親(詳細は後述)
・世界から弾き出された主人公
・エヌマ

こうして候補も含めて並べてみると、かなり多いように見えてきます。実際はアイリスとかも超越者なんじゃないかなと思いますが。

・白にも黒にも属さない
・光や闇といった「この世界に属するあらゆる力や概念の影響」を一切受けず無効化する
・何かしらの物語の中で最初からその存在が登場している(仄めかされている)
・他の超越者と酷似した特徴を持つ

等々、超越者あるいはそうだと考えられるキャラについては概ねこのように認識しています。

おそらく皆様にとってかなり疑問が大きいのは、ヘレナやレヴ辺りではないでしょうか?私としてもそこは承知しておりますので、色々書いておきます。

・ヘレナを超越者と定義し得る根拠
①白にも黒にも属さず、アイリスと主人公が共にいることを常に応援している(均衡や理といったものに縛られていない)
②この世界に存在するあらゆる力や概念によってその存在を脅かされはしたが、消滅してしまいそうになったことが一度もない
③メインストーリーという物語の中で一番最初から存在している(その世界を始まりから見届けているor終わりから始まりの移り変わりを見届けている)
④上記3つ全てがバロンと一致している

第零章の紙芝居タイトルでも、ヘレナとバロンは2人一組という枠組みがシナリオライターにより与えられていることがわかります。

そして見守る者は基本、何かを為すことは致しません、とバロン自身が過去に自白しています。

それはヘレナに対しても言えます。

しかし何もしないということはなく、何かしらの形で介入はしていたりするのも同じです。

バロンが飛行島を動かしてくれていたのなら、ヘレナは何をしてくれていたと思いますか?

そうです。アストラパイです。

アストラパイを食べた冒険家は無限討伐クエストを攻略することができる、というのもまあそこそこ大事なのかなとも思いはしますが。

一番重要なのはヘレナがパイを遥か昔(おそらくカイルがスキエンティアにいた時期よりもかなり、数百年や数千年単位)から作ってきた可能性があるということです。

そしてスキエンティアには、アストラ島と同じものが遺跡に封印されていました。

飛行島です。

ヘレナとバロンと飛行島、アストラ島とパイの関係性について少しばかり掘り下げてみましょう。

❷アストラ島はゼロの海を航行する特異点で、星海島とも呼べる

星海島は便宜上わたしがそう呼んだみたいだけなので、このブログの中だけに留めます。星の海に浮かんでいるという認識を漢字に当てはめただけです。

星の海というのは要するに遥か高い空です。そしてアストラ島はグラホラ時代から既にこの世界の海に浮かんでいます。

で、その時代からアストラ島の遺跡には光と闇と始祖のルーンらしき力を封じられたドラゴンが格納されており、フィエゴはこの世界に戻ったばかりの頃アストラ島の本質に気付けていないように思われます。

すこしややこしいかな?ゆっくりと読んでください。分からない場合は今白猫を開いて、グラホラのノーマルとハードでアストラ島の名前が違うことなどを確かめてみるのをおすすめします。

つまりフィエゴですらアストラ島に光と闇が封じられていたことに後から気付かざるを得なかった、ということです。気付くキッカケになったのはエヌマを討ち滅ぼして、超越者の因子を新たに獲得したことだと考えられます。

多分だけどね。そうじゃなかったらすまん。

エヌマはキャトラやカイルと同じランクの超越者であり、この世界を外から俯瞰できるほど大いなる存在ですから、エヌマの因子を獲得した者はこの世界を俯瞰しやすくなるはずです。

ユベルとニエル、クロカとシローもそうですが、この世界を救うための力が自分たちにはあると言われたら迷いなくそれを発揮します。

迷わないのは、確信があるからです。
確信というよりは事実がそこにあるだけです。
超越者から分け与えられた力があるという事実。

カイルやキャトラも超越者としての潜在意識には迷いというものを感じられません。この力があれば必ずこうなるというのを分かっていなければそうしないという明確な流れがあります。

言ってしまえば、非常に思い切りがあるということです。一度決断してしまえばその力を振るうことに躊躇いがないと言えばいいのでしょうか。

カイルがアストラ島を目指したのも、飛行島と大いなるルーンの関係性はこうだと論文を書いていたのも、すべて「必ずそうなる」と分かっていたからです。

それにアストラ島は、光と闇の王が眠らされていて、闇の王の後継者に見守る者、飛行島なんてものまで揃っていましたが

今思うとアストラ島は、やはり世界の破滅と再生の間にかならずあるもの、と言えるでしょう。

❸虚無の王ロイド・イングラムが闇の王や主人公を世界から排除した時、飛行島は墜落しバロンやヘレナやキャトラは消息が分からなくなってしまっている

飛行島の謎をもう少し解き明かしたい時は、ワールドエンドを履修するのもよいでしょう。

・飛行島を動かすエネルギーは大いなるルーンを経由して注がれている
・スキエンティアの飛行島がバロン不在でも動けたのは、科学的に保全されていたからではなく、遺跡に落ちていたヘレナのパイに大いなるルーンの因子がおそらく混ざっていたから
・カイルのスキエンティアに着く前の記憶がないのはスキエンティアに着く前は超越者として零世界を東奔西走していたから?
・カイルが我々の知るいつもの彼に戻るには、零と隔絶された世界に彼を閉じ込める必要性があると考えられる(カイルの自己認識が凍結したのは零世界とこの世界が完全に分断された、この世界の中にある場所に彼が閉じ込められていたから?)

まあそう考えるとアレですよね。

ゼロの海を航行してきた特異点、アストラ島かあるいは飛行島か、カイルは自己認識が凍結した時そのあたりに閉じ込められたんじゃないのかなと思います。

そういえばグラビティホライゾンの時代にはもうアストラ島はあったんですよね?

なるほど。まさかそんなことはないだろうと思いたいけど

グラホラのアストラ遺跡にいるドラゴンの胴体が黄色いの、アレはカイルの因子っていう可能性が高いとか?翼からして光と闇もあるし。

しかしなんかこう強引な気が否めない。もっと丁寧に繋ぎたい理論なんですけどね……仕方なし。

でもアストラ島でカイルと初対面のはずのバロンがカイル相手に「飛行島か。残念だが教えられるようなことは、なにもないな」とか言ってたの考えるとね……

まあ結局あの時点でカイルは闇の王の器にされても闇の影響受けない身体だったわけだから、乗っ取られてる間の挙動とかは全部カイルの演技が混ざってるのほとんど確定しちゃったわけだけど。

バロンとしては「アイリスと主人公が共に歩める世界は、闇の王と光の王が世界の均衡を再構築しなければ実現できない」のと「世界の均衡を再構築してしまえばアイリスは必ず苦しむし主人公も悲しむことが増える」のも事実だったから

その辺を洞察してしまうと、だいぶ苦しい立ち位置にいたのかもしれませんねバロンは。あとヘレナさんも。

で、そのバロンもヘレナさんもなんでワールドエンドでは飛行島が墜落した時には主人公もろとも消息を絶っていたんだ?となる。

キャトラすらいない世界にアイリスが置いていかれるというのが、なんか気になりますよね。エレノアがいてくれたけどエレノアも出自不明だし。

光と闇があれば世界は再構築できるみたいなことを最終的に思念体のキャトラがアイリスに教えて、アイリスはその後結局どうしたのかな。

カイルが主人公のソウルで世界を零からサルベージしたのとはまた違うやり方に見えますよね。

どういう風にやったんだろ。

このワールドエンドラストのキャトラ、完全に零カイルと同じスタンスにいますよね?

う〜ん……主人公もアイリスも「お互い離れ離れになって孤立状態になって世界が滅びる」のがトリガーなのかな?その引き金になるのは結局この世界に虚無をもたらす者の出現である、と?

世界が滅んで孤立した主役がいる時にしか力を発揮しない超越者って、なんか字面だけ見るとすごいサボり魔みたいになっちゃうな。

でもまあ、絶大な力の持ち主が何でもかんでも自力で解決してしまうのはよくないことだってのは、エヌマ様あたりが既に証明してるしな…。

❹主人公とカイルだけが弾き出された世界があるという、未だかつてない状況

これまでの白猫プロジェクトのあらゆる歴史・シナリオの中でも、この2人だけが消失しているというのは今しかありません。

グラホラ時代はアストラ島に主人公とアイリスと闇の王と恐らくカイルが封印され、特異点としてのアストラ島が零世界に浸透していたことで白猫世界からは理システムが弾かれていた。

ぶっちゃけこれを誰がやったのかもなかなかに謎というか、バロンやヘレナがやったことではないのだろうと思うと現状一番謎かもしれません。

で、今は闇そのものだけがこの世界から弾き出された。ワールドエンドではアイリスの元に始祖のルーンの力によって闇が送られてきて世界が再構築されたように描かれているが、今は零世界にある闇とこの世界にある光を繋ぐものが始祖の光だということは判明している。

始祖の光はルーンドライバーの光のことです。ルーンドライバーは昔から始祖のルーンがある場所だけを指しています。

つまりルーンドライバーは零世界にあるものを認識できます。

白猫世界、ゼロクロニクルの時代には白の民が使っていたというルーン、その大元である始祖のルーンは、零世界にあってもルーンドライバーが認識できるのです。

つまり始祖のルーンは、光や闇の影響を受けない可能性が非常に高い、ほぼそうであると断言しても良いでしょう。

始祖のルーンは超越者の力で作り出されたものです。

でも始祖(創造神)は世界が光と闇に分たれる前からいるんですから、ぶっちゃけ当然です。ドヤ顔で書くことじゃないなこれ……。

❺始祖のルーンがアストラ島という特異点に隔絶されていたのがグラビティホライゾンなら、あの時代に始祖のルーンの代わりに用意された存在がいるはずである

闇の王子くんが王(始祖のルーン)の切れ端であるというのは、ご存知かと思われます。

しかしあの時代、新たに用意された者たちには必ず「かつての時代にとっての模倣品」という役割が与えられています。つまり闇の王子くんではない誰かが、始祖のルーンの模倣先です。

誰でしょうか?気になります。
ではここで始祖のルーンの特徴を並べましょう。

始祖のルーンについて確実に言えること
①超越者によって作られている
②光にも闇にも染まるが本質は無である
③粉々に砕け散ってもなお強い力を発揮する
④光と闇、破壊と再生の力があれば門を作れる
⑤意思を持っており、喋ることができる

⑤はゼロクロ時代のキャトラ声始祖と闇の王の2人が始祖のルーンであることから、まあ確実です。

ユベルとニエル、クロカとシローあたりはどうでしょうか?あの辺は厳密に言うと始祖のルーンの力を借り受ける側だと考えられます。

ではアピスでしょうか?アピスも今でこそ喋れますが、光にも闇にも染まるというのは当てはまりません。オルエン?ルチアーノ?違いますね。

始祖のルーンの化身はレヴです。
イズネの「ナンム」は創造神です。
そしてイズネは今、見守る者です。

アピスとイズネは、バロンとヘレナのような立ち位置に収束している見守る者コンビです。10周年シリーズの中で個人的には必ず再登場するべきです。

再誕の鍵はエヌマ様の因子だけでなく、レヴの莫大なソウルを借り受けることによって作られています(オリホラの主人公介入シーンで)

そして再誕の起点はアピスです。アピスも始祖のルーンの化身みたいだなと思いますよね。レヴのソウルを受け継いだから半分くらいは始祖ってるのかもしれません。

こうして見るとなかなか面白くないですか?

サイドストーリー最終話「新たなるもの」
グラビティホライゾン「新たなる目覚め」
白猫プロジェクト「新たなる世界編」

間に挟まっても特に違和感もない。

レヴとアピスが何を模倣した存在だったのか、アストラ島はなぜリシュール島の近くにあったのか、飛行島はなぜアストラ島とスキエンティアにあったのか、エヌマが知っているキャトラとカイルの本来の姿はいつ出てくるのか……

グラホラで回収されていない伏線を回収しようとするなら必然的に今だし、これらの中にアストラ島の謎があるのもなかなかえげつない。

やるなら今年やらないといけませんよね。ちゃんと綺麗に回収できるのかな?

❻ファイオスではないガチガチの超越者がこの世界を壊しにやってくるのが10周年本番(という憶測)

ティナママがパパと世界中を旅してるというわりには、その世界中を周っているのに全く情報が入ってこない。個人的にこの2人が旅しているのはこの世界ではないように思います。

あとはこれも個人的な記憶の範囲内でしか言えないのですが、

破壊の申し子と言われるティナもティナママも、共通しているのは世界の我儘バールが関与してないという点です。

ジュダやジンサヤとは違ったような気がします。バールとは無関係にこの世界を矮小なスケールの箱庭だと侮辱し、自分を閉じ込める狭苦しい檻なんか壊してしまいたいという破壊願望ですが、バールの影響を受けずにこれを発言しています。

つまり破壊の「役割」には属さない、役割ではない純粋なゼロに帰る破壊だと考えています。

10周年の流れの中にグラホラが組み込まれるときはアピスとイズネが99.9%再登場すると思いますが、

アピスにとってティナの力、両親のことはレヴとオルエンを想起させるものとなっており、この辺りの伏線も未回収なままです。

ティナママは一番直近のトライドル続編にて、拳の少女として初めて声付き顔出し出演もしました。

「私の思考は自然の摂理、神が定めた運命だと思え」

これは要するに「書物のごとき存在」の力が働いている、超越者ラインにいるということになり得ます。

ファイオスが零の力を利用して一番最近に排除しに行ったのがプレシャスチルドレンであることも踏まえると、

霊神の欠片(プレシャスチルドレン)は無属性、光や闇に影響されない純粋な力を持つものであり、それはこの世界に属さない超越者に対抗することができる存在に等しい

と見立てることも出来なくはないでしょう。ジュダとティナ(別々の破壊枠)は6周年オリジナルホライゾンでも同時に再登場実装されたので、ジンサヤとは違った区分けがされてると思われます。

この霊神というのが果たして何者なのか?というのと、複数の超越者がこの世界を観測し続けていて互いに違うスタンスを確立していることには、繋がりがあると私は考えています。

霊神はもうとっくに死んでいるのか、それすらも現状いまいち分かっていない。エヌマは過去に倒されたけど概念として何度も登場しているようにも見えるし、もしかしたら死んでいないのかもしれない。

ただ、霊神の欠片(プレシャスチルドレン)はその性質の善悪を問わず、何かをシンプルに破壊して追放するような力を秘めていることから

バールやファイオスを追い払ったカイルの力にかなり近いものなんじゃないか?

と私は勝手に妄想し続けています。クロカシローもプレシャスチルドレンぽさあるし、ジュダにはエヌマ(超越者)因子もあってティナとも共闘してフィエゴ(超越者)を打ち倒せたし。

ただ、超越者の中にも序列(権能限度?)みたいなものはほぼ確実にあって、イクシアはファイオスと同等だけどカイルは明らかに彼女らよりも遥か上の存在だったりしますよね。

超越者は基本なにもしないのがルールなのに、それを真っ先に破って反省しているエヌマや、飛行島を動かさざるを得なくなってしまったバロンなどを含めて見ると

カイルの介入は明らかに常軌を逸しているというか、彼のやり方を気に入らない超越者勢力みたいなのは、いてもおかしくはないですよね。

カイルのやり方を受け入れてしまった主人公のことも考えると、スタンスが違う超越者たちがお互い貫いてきた沈黙というものが一気に破られるのかな。

・主人公とアイリスを役割という型に嵌めている世界そのものが許せない(秩序に背く者)
・主アイが闇と光の王となり世界が平和になることを未だに願い続けている(秩序よりは混沌を望む者、ニュアンスが異なる)
・光と闇がなければ成立しない世界など元々ないと知っており、世界の在り方は決めることができず、そこにいる人たちがどう生きて行くか見届けるだけでよい(エヌマやバロン辺り)
・そもそも超越者という存在そのものが罪であり間違いであり、根絶やしにしなければならない(フィエゴ辺りが一番これに近い?)

この世界は何度も滅び、何度も再生してきた。
それらをはるか昔から見届けてきた者たちがいる。
滅亡の原因も再生する方法も恐らく毎回違う。
やり方も価値観も異なるのなら、同じ超越者であってもすれ違いが生まれていく可能性は非常に高い。

超越者がこの世界をなぜ何度も創り直したいと思うほど、この世界に入れ込んでいるのか?なぜそこまでして見守りたいのか?

混合と分離をあの虚無空間に置き去りにした超越者は世界をどうしたかったのか?ファイオスはなぜあの力を複製利用することを今まで超越者たちに看過されてきたのか?

この世界を外から見つめる者たち一人一人の視野の広さも、見えているものの質も、すべてが異なっているのかもしれない。そしてそれはまだまだ謎が多い。

こればかりは4月下旬から始まるイベントストーリーを読んでみないと、先の予想は困難です。

❼空飛ぶ鯨(クジラの語源は黒白)

最後の最後にこの話だけして終わります。
原神のタルタリヤを思い出せる方はたぶんめちゃくちゃ呑み込みやすい話です。

呑星の鯨というのが原神フォンテーヌの週ボスとして出てきますが、この鯨はテイワットを含む星そのものの外から、つまり星海からやってきた存在だと言われています。

はい。お前やっとその話に繋いでくれたなという感じでしょう?自分でもそう思います。

で、この星海からやってくる呑星の鯨というのは無限の食欲を持っています。文明レベルの大規模なもの、要するに惑星くらいのサイズのものであっても難なく食い散らかしていきます。

まどマギでいうワルプルギスの夜みたいなものだと思ってもいいですが、ワルプルよりももっと純粋な食欲というか、ブラックホールです。

呑星の鯨は体力が減ってしばらくの間倒せないでいると、大口を開けて呑み込んできます。喉の奥に広がっているのはブラックホールです。

さて、いきなりですがここでグラホラのアピスについて言及するエヌマ様のセリフを書きます。

「アピス、あれは小賢しくも仕込まれた再誕の起点。あのまま放っておけばいずれ周囲の全てを侵食し、過去の大陸を再現するやも知れぬ」

ブラックホールですね。しかしおかしいな、アピスはクジラじゃなくてアヌビス的な存在なのでは?

そう思いたい気持ちはわかります。しかしアピスはアブズーであり、水の神です。地水火風を司るとか言われてますが、アブズーは水神です。

そして再誕の場(オリホラクロシロの決闘場)では雨が降っています。雨は天と地を繋ぐものです。

白は天に、黒は地に。それを繋ぎ止める雨が降ったということであり、この雨粒の中に混ざるのはレヴのソウルでした。

今一度さらに思い返してみると、わかります。

精霊アピスよ、全てを屠れ。

これはレヴが再誕の力を試してもソウルが大爆発すると分かっていたからこそ出た台詞です。ユベルとニエルに自分のソウルをぶちまけ、大爆発させ、それら全てはアピスへ還元され保存されました。

ラデルテの泉、そこにいたアピスを通じてリシュール島にメナスとマニト(厳密にはレヴ)のソウルが散らばり蔓延し、長い時を経てクロカとシローというメナスマニトの直交延長座標上存在が生まれたと考えられます。

飛行島(空飛ぶ鯨、水神アピス)は始祖のルーンの因子(レヴのソウル、理に属さない力)によって動かされていて、次世代の後継者を生み出すエネルギーを周囲から吸収して新世界を再構築する為の鍵になっている

みたいな感じですかね?わかんねえ!わからん!もうこれ以上のことはうまく言えない!すまん!

世界が行き止まりになって次の世界というものが白猫世界の中でこれ以上もう作り出せなくなってしまったらどうするんだ?ってのをこれから10周年でやろうとしてるのかな〜くらいしかもう分からん。

暇つぶし程度に読んでもらえたら幸いです。ありがとうございました。あと、5月5日はビッグサイト東7ホールN39aにいるのでよろしくお願いします。

雑な宣伝しておしまい!


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