撮りたいモノで被写体は変わる、

ご機嫌良う、今回は被写体について私なりの考察を述べたいと思います、


先ず、私の被写体経験に関してお話したいと思います、

※自分語り失礼します、

写るという事を始めたのは5・6年前からで、始めは服の着用モデル的な事をしていました、

(すみません、もっと前かも、、正確に何年まえから始めたのか、全然覚えてません、)

知り合いのお誘いなどもあり、ちょっとしたランウェイを歩く経験もありました、

そのような経験や自分がメディアを勉強していた事から、ポートレートにも興味を持ち、3・4年前から細々とポートレートの被写体活動を始めました、

その頃の私は、ポートレートに対して「人が写れば何でもポートレート」くらいの認識でした、

(メディアを勉強していたのに、、お恥ずかしい、、)

なので、自分が撮られたい作風や何がしたいのか、明確に把握しておらず、兎に角数をこなす事ばかりを考えていました、

しかし、沢山の作品に触れたり、カメラマンさんのお話を聞いたり、SNSを研究してみたりする中で、作品には種類があり、それによって被写体も変わってくる事が分かりました、

それらを踏まえ、私なりに被写体を大きく4つにジャンル分けして考えてみました、

更に、作品とどう関連するのか考察してみます、

誰かの参考になれば、幸いです、又、他の被写体さんやカメラマンさんのご意見もぜひ聞いてみたいです、


1:アイドル・タレント的被写体

これは所謂日本の"kawaiiポートレート"的な写真の被写体さんを指し、キャラクターや顔面の可愛さが売りである事が特徴です、

従って、写真も「可愛い女の子と〇〇」という作風になってきます、


2:役者さん

役者さんは、自分とは異なる人物を演じ写る人の事です、

ある意味コスプレイヤーさんもここに当てはまります、

ここで重要なのが、役者さん自身のパーソナリティを消して写っているという事です、

「自分の中にある〇〇という感情」ではなく、「〇〇という人の感情」で写る事です、

従って、写真も物語的なものとなってきます、

説明が難しいですが、映画やドラマ的な写真がこれに当てはまると思います、


3:モデルさん

ここでいうモデルさんとは、ファッションモデルさん等の事を指します、

イメージ的にはハイブランドの広告やランウェイのモデルさんです、(日本の広告のタレント的なモデルさんとは少し違います、)

広告のパーツモデルさんもここに当てはまると思います、

モデルさんはあくまで服やヘアメイク、商品が主役であり、購買意欲向上やブランドのイメージを示す為にいます、

メインが自分でない、という所は役者さんと同じですが、見せたいものが物語なのか商品なのか?という差があります、

写真は当然、広告や商品メインのものになってきます、

4:写真の被写体

すみません、何と形容したら良いかわかりませんでした、、

(誰か教えて、、)

この写真の被写体とは、自分として作品の中に写る人を指します、

イメージ的には絵の中の人物に近いです、

自分という個性を出しながら、物語の中に入っていく、

物語の中に入っていくやブランドイメージを示す(カメラマンさんの作風を示す)という点は役者さんやモデルさんに近い部分もあるけれど、個性の有無という点ではアイドル・タレント的被写体さんに近い、、

写真の被写体さんはハイブリッドだと思う、

フェルメールの絵で例えて話をすると、、

真珠の耳かざりの少女は誰がみても彼女以外の何者でもない上に、絵の中において耳飾りがメインではなく、少女がメインに描かれている、

一方、描き方や構図、色使いはフェルメールのものである、

従って、フェルメールの作風の彼女(耳飾りの少女)が絵となっている、

写真の被写体さんはこれに近いと思う、、

写真の作風はスナップや絵に近いが、そこに被写体さんのキャラクターや物語が含まれている事もある、

ドキュメンタリーにも近いかも知れない、


以上のように、被写体さんを4つにジャンル分けしてみましたが、このジャンル同士は共通する部分も多く、境界線が曖昧です、

明確に「私はこういう被写体です」と宣言するのは難しい、、


しかし、自分がどう撮られたいのか?、何を撮りたいのか?、考える上でこういったジャンルや作風を意識する事は重要だと思います、


私もまだまだ模索中ですが、誰かの考えるきっかけになればと思います、

拙い文章失礼いたしました。

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