四季報銘柄ページの読み方/会社四季報オンライン活用術[1]
「会社四季報オンライン」編集長の猪澤顕明です。これから「会社四季報オンライン活用術」についてお伝えしていきたいと思います。
初回は、「基本のキ」でもある四季報銘柄ページの読み方です。会社四季報オンラインは4000近い全上場企業の会社データを掲載。データは原則として日次更新しています。また、記事、業績予想などの四季報最新号の誌面データは、年4回(3、6、9、12月の中旬)更新しています。
記事を読んでいて気になる会社を見つけたら、ぜひその四季報銘柄ページをチェックしてみてください。ここでは、「トヨタ自動車」を例に挙げてご説明します。
四季報スコア
全銘柄に掲載されている独自レーダーチャートでは、銘柄の実力を簡単にチェックできます。成長性、収益性、安全性、規模、割安度、値上がりの6指標で全銘柄を独自に診断します。業界平均値との比較も一目瞭然です。
四季報ならではの独自2期予想
「最新の四季報」タブの「業績」では、過去実績と会社今期予想のほか、東洋経済独自の今・来期予想と今中間期予想をご覧いただけます。
『会社四季報』最新号発売後に、通期決算の東洋経済予想に変更があった場合は、毎週水曜日の深夜に更新します。ぜひ毎週木曜日は「業績予想更新」をご確認ください。メニューバーの「新着記事」>「業績予想更新一覧」からも、最新の「業績予想更新銘柄リスト」をご確認いただけます。
四季報銘柄ページに話を戻しましょう。「業績予想」タブでは売上高、営業利益、経常利益、純利益の四半期進捗率を掲載しています。項目を選ぶと右のグラフが連動し、過去2期分と今期の四半期業績を表示しますので、合わせてチェックしてみてください。
四季報銘柄ページのより詳しい使い方は、「パワーアップ ! 「四季報銘柄ページ」の使いこなし術」をご覧ください。
ウォッチリスト
「これは!」と思う銘柄があったら、サイドメニューの星マーク「登録」ボタンを押して、ウォッチリストに追加しましょう。追加した銘柄は、サイト右上の星マークアイコンをクリックすると表示される「ウォッチリスト」で確認できます。
ここでは、「自動車」というグループを作って、自動車メーカーをまとめて登録してみました。
「業績グラフ」のタブでは、売上高・営業利益・当期利益など、お好きな指標を3つまで選んで、このように競合銘柄と並べて比較できます。
「記事」タブでは、グループごとに登録した銘柄に関する記事や適時開示情報などをまとめて確認できます。気になる銘柄の情報収集にお役立てください。
また、「一覧」タブで取得価格・保有株数をご入力いただくと、時価・損益を自動で計算しますので、ポートフォリオの現状把握にもご利用いただけます。ウォッチリストの詳しい使い方はご利用ガイドも合わせてご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。下記のマガジンにて、このほかにも活用術をご紹介しています。ぜひご活用ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?