HALO PMS 登場人物(更新)

人類

 ONI(海軍情報部)

神子柴一清
 P-Ⅱ計画の責任者。
 階級は中将。
 先任のバラゴンスキー中将に頭が上がらない。
 好きなもの→出世、功績
 嫌いな物→生意気なクソガキ。

 海軍情報部 N4支部

辺境ゆえに司令官は大佐。

階級が2つ上であることをいいことに、神子柴が好きに動かしている。

工作のための要員や調査のための人員がいるほか、必要であれば駐留する海兵隊やODSTから人員を引き抜きスペシャルチームを編成することができる。

 P-Ⅱ大隊

 UNSCとコロニー防衛軍(自衛隊)との連合部隊で双方から人員が派遣される。

 実質的には神子柴UNSC海軍中将の指導下にある。

   大隊本部

大隊長

 中佐。

 表向き、部隊指揮官だが実戦部隊はB‐006が、部隊全体は神子柴が指揮しているので、実質的に中間管理職。

 幕僚としては有能な人物で、平時であれば部隊の規律の維持や練度の向上などで活躍できたかもしれないが、実践における野戦指揮官として能力不足(ぶっちゃけ無能)。

貝塚伊奈帆

 陸上自衛隊より引き抜かれている。

 2等陸尉。

 少年のような見た目の若い幹部。

 幹部学校を出て間もないが、敵を分析し作戦を立案する能力に優れている。

   戦闘実験中隊

 教育中隊も兼任

栗原志乃 2等陸曹
 魔法少女たちの訓練を担当。
 小柄な女性だが、徒手格闘の教官資格有り。
 B-006に何か思うところがある模様。

山下2曹

大隈3曹

 スパルタン

B‐006
 通称〈シックス〉
 本名 ソー・ムナカタ(宗像想)
 スパルタンⅢ
 魔法少女たちの教官であり、そのまま継続して野戦指揮官。
  アーマーは惑星の植生にあわせたグリーンを基調とするデジタル迷彩のMkⅤ。
 戦闘能力は高く、スパルタンⅡに匹敵しハンターを拳銃1丁で倒してしまうほど。また、個人の力ではどうしようの無い状況でも、マスターチーフに匹敵する運の強さで生き延びる。
 寡黙で必要以上のことは語らない。
 訓練初日で、反抗的な態度を取る魔法少女に対して「納得いかないなら俺を倒せ」と言って、名乗り出てきた佐倉杏子を含む魔法少女数人を(固有魔法の使用が制限されていたとはいえ)素手で倒して黙らせている。
 異論は一切認めず、また命令の強制は当たり前で、志願は認めない。
 幼い魔法少女でも危険な任務に命令で参加させ、「その子の代わりに私が行きます!」といった意見具申は却下する。
 
 初陣は僅か12歳。部隊の9割以上が戦死した作戦を奇跡的に生き延びる。
 以来、起きている時間のほとんどを戦闘と訓練に費やしていた。
 年齢は生年月日を計算すれば20を越えているそうだが、戦闘と訓練以外はほとんどコールドスリープされていたこともあり実際の肉体年齢はまだ20歳を迎えていない。
 起きている時間よりもコールドスリープされていた時間が長く、肉体年齢は魔法少女たちとあまり変わりない。少なくとも10代後半で17、8歳程度。(ゴールドスリープされた期間を差し引く活動時間は17年と8カ月)

 ベータ中隊の数少ない生き残りで、多くの激戦地を闘い生き残ってきた。
 悪運の強さに加えて、戦闘力もスパルタンⅡに匹敵している。
 密かな趣味は訓練や戦闘、睡眠(=コールドスリープ)の合間にハーモニカを吹くこと。アーマーを外したわずかな時間に1人で吹いている。
誰かに習ったものや勉強したものではなく、自分好みの音色を好きに拭いて出している。
このためかなり独特な音色になっているが、他人が聞いて不快になるものでは無い。
 神浜郊外にあるUNSCとコロニー防衛軍(自衛隊)の合同駐屯地(暗号名「ホテル・フェムトホープ」)の周辺でたびたびアーマーを外してハーモニカを吹いている姿を目撃されており、魔法少女たちからも噂になっていたが誰もまさか彼がB-006だとは思わなかった。魔法少女たちの前では常にミョルニル・アーマーを着けており、フルフェイスヘルメットも相まって誰も素顔を知らなかった。

 ずっと激しい戦いを持ち前の技術と幸運で生き延びていたため、頭のネジが1本外れているのか独特な死生観を持つ。
 厭世的で、死に場所を求めている。

 自分の趣味に他の人間を巻き込むつもりはないらしく、戦場では常に魔法少女や他の兵士に気を配っている。
 故郷を失った自分と違い、帰る場所がまだある魔法少女たちを一人でも多く生き残らせようとしており、指揮官である自分にも厳しい責任を課している。
 特に、自分が全員の命を預かっているという意識が高じて「志願」を一切認めない。危険な任務を任せる場合、命令ではなく志願にしてしまうと、その時点で指揮官である自分の責任が失われてしまうと考えている。

 思春期以前から、兵士として訓練を受けていたため、一般市民として生活してきた時期が長い魔法少女たちとは感覚に深刻なズレがあったりする。
 特にデリカシーの面で問題が多い。

 教官の仕事を受けたものの、初めてだったため大部分を助教である陸上自衛隊の陸曹たちに依存せざる負えないが、本人もそれなりに努力して教育に参加しており、常に全員と一緒に行動し武器の訓練や戦闘訓練などでは実際に兵士の見本として、武器の分解結合や戦闘技術を全員の前で披露したりしている。また、座学でも実際の経験をもとに、講師として教育を行なっていた。
 教官として指導を行う場合の口上などはメンデス曹長を真似ている、彼が実際に書いたとされるノートブック。『メンデス曹長の海兵隊式ののしり手帳(新兵訓練編)/照れずに力一杯叫んでみよう♪』を参照(HMDに文章が投影される)しながらやっていた。

 過酷な戦場生き延びてきたが故に、彼なりにこの戦争を見ており、時に厳しい助言を魔法少女らにすることもある。

 魔法少女
 

 自治政府

美国公秀
 防衛大臣→内閣総理大臣
 N4自治政府の防衛相。
 美国織莉子の叔父。
 コヴナント襲来時は内閣の防衛大臣だったが、コヴナント地上部隊の神浜侵攻で首相官邸が襲撃され首相が死亡してからは臨時首班として首相の後任を引き継ぐ。
 その後も、成れないながらも心身をすり減らしながらも戦争指導を行い、コヴナントの大分裂によりバルカミィ率いる巡礼艦隊が停戦の申し入れをしてきたときはN4の人類代表として、会談に出向いた。
 戦後に解散総選挙後、新たに組閣された新しい内閣でも、戦争末期の活躍から首相に指名され引き続き務めている。

警察官など

明日香の兄

首都警察警備部機動隊に所属。

石島美佐子

 あすなろ市の所轄刑事。部隊設立に際し、現地を調査した海軍情報部N4支部の情報将校および調査員と彼らに交じっていたB‐006に協力。

 ともに少女失踪事件を追い。006とともに真相にたどり着く。

 この後、ONIから徹底して口止めされた。

 コヴナント襲来後は警邏や機動隊員に交じって出動服と防弾チョッキを身に着け市民の避難誘導に当たっている様子が確認される



 コロニー防衛軍=星系自衛隊


 登場人物の名前は宇宙戦艦ヤマトおよび「地球連邦の興亡」、虚淵弦の作品の登場人物から取っている。


統合司令部
有事に際して、組織される地上部隊、海軍、治安部隊、在UNSC部隊を一元的な指揮系統の基運用する司令部。本来であればUNSCが指揮権を持つが、惑星そのものが孤立している事や最重要拠点であるリーチが陥落されているので、UNSCの指揮系統も混乱しており、指揮権の優先は自衛隊に移っている。


藤堂
N04自衛隊統合司令長官
星系の全軍に対する防衛作戦を一元的に指揮する人物。


芹澤哲夫
統合幕僚長
平時においては彼が自衛隊制服組のトップである。


柳田邦彦
航宙自衛艦隊総司令官

〈航宙自衛隊〉
UNSC宇宙海軍に相当。
北野 明
三等宙尉
〈陸上自衛隊〉
栗原志乃 

山下2曹

大隈3曹

貝塚伊奈帆


〈空間両用機動団〉


海兵隊に相当。
ペリカンやファルコンによる空中機動ならびに軌道上からの強襲作戦を行う。
 航宙艦から降下艇を用いた上陸作戦のプロフェッショナルでもある。

〈第一軌道空挺団〉


 星系軍陸上自衛隊の特殊部隊。ODSTに相当する。
 
齋藤一
階級 三等陸佐
第7中隊中隊長
木之間
階級 一等陸尉
第7中隊本部偵察小隊長。

〈特殊作戦軍〉

エイリアン

コヴナント聖地巡礼艦隊

 N04の占領と調査を目的に編成、派遣された艦隊。
 艦隊司令官とは別に、政治的な責任者として一人のプロフェット=通称〈司教〉がおり、彼の方針で惑星地表への艦砲射撃を制限されている。(地表に眠る遺跡を傷つけないため)


〈プロフェット〉


 本作では、わずかにしか登場しない。

司教
 本名不詳。
 コヴナントの階級は預言者に比べるとかなり低いが、必要とあれば今回のように艦隊を動員できるだけの権力を持っている。
 本艦隊における政治的な責任者であり、艦隊において絶対的な権力を持つ。
 本職は聖遺物の調査研究保管を主に担当する部署の中間管理職であり、今回の調査もN4に未知の遺跡が存在すると言う事だった。
 

〈エリート族〉


 本作では、多くが魔法少女の宿敵として立ちはだかる。
 武装はエナジーソードを全員が標準装備しており、それ以外の武装はオプションとなっている。基本はプラズマライフルもしくはコヴナントカービン。
 個々の戦闘力は極めて高く、1対1の白兵戦なら海兵隊員を用意に倒せる。 

ズカ・バルカミー
 艦隊総司令官。
 階級は日本語に直すと元帥。
 今回初めて艦隊を任された新米の提督。
 こう見えてもバニシュットや対人類戦争における様々な激戦を戦い抜いてきた。
 今までは、10隻から20隻前後の小規模な艦隊=戦隊を率いていたが幕僚教育課程を受けたことにより今回初の遠征艦隊を率いる。
 いろいろと息巻いていたが、司教やそれに付き添うゼロットに作戦を妨害されいら立っている。
 艦隊でもかなりの苦労人。

ウスゼ・タハム

ヌ・ソ・スラオム

ザーグ・ミドラィ
 巡礼艦隊陸戦総隊司令官。
 地上軍の軍事作戦を総括している。
 指揮官であることを示す黄金のアーマーとマントを纏っており、また彼のヘルメットは左右対になる角が生えている。
 艦隊総司令であるバルカミィとは軍事アカデミー同期。
 信賞必罰を旨とする公正な将軍。


ザ・ブ・ロラミー


 巡礼艦隊にて、第一次攻撃隊が魔法少女との接触を受けて編成されたハンター・キラーチームの一人。

 ウルザなど他のサンヘイリ同様に変わり者の戦士で、黒いハーネスに独特の装飾を付けている。

 肩を防護するプロテクターは三角錐の突起として左右に突き出しており、胸と内股には金のラインが入っている。また、腰にはベルトを装着しバックルは赤地に白い✖印の入ったエンブレム。ヘルメットはお椀型。

 武器も独自の物を使っており、連射が出来ずセミオートになっている代わりにプラズマボルトの威力を増大させた改造プラズマライフル〈デストロイヤー・ショット〉を携行している。さらには、ハイチャリティに出店していたブルートの武器商より購入した散弾銃も使用。ただし、エナジーソードは標準仕様。相手が素手である場合は自分も徒手格闘で戦う。

人間の文化をそれなりに研究しており、20世紀の末期に日本で製作された特撮の興味を持っているらしい。とくに作中の悪役に対して「人間がどうゆうモノを怖がるかが分かる」と言って、自分の戦闘服や戦場での立ち振る舞いの参考にしている。また、日本語も覚えている模様。

 本編での動き


上記の影響からか、柚希ほとり に執着。最初に合った時は彼女の弱さに「見掛け倒しか!」と罵倒しそのまま殺そうとしたが、見かねて助けに入ったスパルタンⅢ B-006に邪魔される。この直後に「今日はこれぐらいで勘弁してやる!」「今度はもう少し強くなってから出てこい」と言い残し去る。

 その後もたびたび接触する。B-666より「次はこうはいかない!」と叱責されたほとりが勇気を出して自分に立ち向かって来たものの、彼女が自分と対等に戦える強さに無いと見ると、殺さずに見逃すようになった(他のサンヘイリが彼女を殺そうとすると「奴は俺の獲物だ!」と止めている)。

彼女に対する執着は並ではなく、彼女の姿を見かけると率いている部隊をその場に待機させて、作戦を中断してでも彼女と対決するようになり、魔法少女部隊の指揮官であるB-666からその特性を利用されて足止めされたこともある。

対して、ほとりも最初は怖がっていたものの徐々に悔しさを覚えたようで、毎回対決に乗っている。

 コヴナント大分裂後に起きたブルートおよびタンタロスの軍団との戦いでは彼女と共闘した。

戦後は特撮談義をしている模様。

セリフ


「俺はコヴナントの戦士、ザ・ブ・ロラミーだ!!」

プラズ・マライフルの銃撃を加えて
「驚いたか魔女め!今のは、ほんの名刺代わりの挨拶だ......」

「甘く見るなよ!このデストロイヤー・ショットはただのプラズマ・ライフルではない!」

「俺は弱い奴が大嫌いだ」

ほとりを前にして
「俺は敵に後ろを見せる奴は許せん性分でな。
お前との勝負、飛び道具は使いたくない・・・だが、逃げるなら撃つ!!」


ヌ・カ・ガムザ

若手戦士の一人。
 多くのエリートたち同様好戦的で、事前の空爆も無いいきなりの地上戦に投入されても不満を覚えるどころかむしろ喜んでいた。
 人間を殺すことに戸惑いどころか一切の哀れみを感じないものの、無抵抗の人間を殺すのはつまらないと思っており自分の前に立ちはだかる勇敢な戦士が現れることを望んでいた。
 降下した最初の戦闘で魔法少女に遭遇し、きわどい接戦を演じる。魔法少女たちも彼には手を焼いたらしく、非常に警戒された。
 エナジーソードを使った戦闘を得意としており、目の前に刀槍メインウェポンとしている魔法少女がいると迷わず切りかかる。

ム・サ・バルム
 白がかかったブルーのアーマーを着た若い戦士。
 隠密作戦部隊に所属。
 空間機動戦士(バーニアを装備したエリート兵)の資格も持つ。


ウルザ・ゴワザ
 エリート族の戦士だが、ブルーとハンマーを使用する。このハンマーは反乱を起こしたブルート〈バニシュット〉の戦士の一人から奪ったもの。
 かなり短気もしくは攻撃的、おおざっぱだが気のいい兄貴分的なところもある。
 服装規定を守っておらず、コンバットハーネスの下は上半身裸。

 武器の特性や性格からフェリシアの好敵手となる。

ヴォ・レ・シュワルツィ
 死神と恐れられた男。
 コヴナント軍のゼーロット部隊〈聖剣突撃大隊〉第107ユニットの隊長。
階級は大尉。
ウスゼ・タハム中佐のハンター・キラーチームとは別に動いている。
並外れた戦闘力を持ち、自身は「自分は全く死ぬ気がせず、弾丸の方から自分を避けて言っている気がする」と言うほど。
しかし、それ故に戦場で人間を殺し続けることに虚しさを憶えている。生きていることすら無価値に思えているが、ある時、人間がルーミスと呼ぶ星系の植民地惑星〈レグトス〉の街ベルデで自分を除き部隊の兵士が全滅するという状況に遭遇。のはたった一人のスパルタンだった。そのスパルタンは彼の仲間を全滅させると姿を消した。彼と対峙したほんの数秒、ヴォ・レは今まで感じたことのない恐怖を覚えるとともに初めて「生きている」と実感した。
以来、各地の戦線を駆け回り例のスパルタンを探していたが、今回は貧乏くじを引いて主戦線(リーチ)から外れた辺境の惑星を制圧する艦隊に配属され腐っていたもののスパルタンとは異なる新たな超人兵士〈魔法少女〉と戦うことになり期待した。また、この星にもまた一人スパルタンがいることが分かりそれと戦うことを考えるようになる。

聖剣士突撃隊はコヴナント軍屈指の精鋭部隊の一つで過酷な選抜に耐えた者のみが配属を許される。対人類戦線に投入された精鋭部隊で人類軍側でも有名な存在。アーマーの形状は特殊で、ヘルメットはコブラの頭部を思わせるフードが付いており、ハーネスのプロテクターも軽量化が図られ装甲は薄い。このため、一見するとスリムに見える。
ヘルメットの特徴からUNSCはこの部隊を”COBRA”のコード・ネームで呼んでいる。コヴナンと軍内部の種別は「レンジャー」。バーニアを装備し、ホバリングや跳躍による文字通りの空中機動が可能。

〈ブルート〉


 N4をなかなか攻略できないことに業を煮やした司教が増援として呼んだ部隊。
 独自に艦隊を有しており、その数は400隻。ただし、指揮権はバルカミー提督にはなく、ブルート・リーダーのタンタロス大将が指揮している。

タンタロス
 ブルート・リーダー・酋長でコヴナント軍の階級は大将。
 多くのブルート同様にサンヘイリ族に対し対抗意識どころか侮蔑的な感情を持ち、他の個体に負けず劣らず残忍。
 とくに彼の氏族は殺した敵や市民の死体を加工してコレクションやアンティークにする嗜好がある。
 かつて惑星リーチにあった日本人街〈二木〉市を襲撃し、市民を虐殺した。惑星全土が焼き払われるまでの間、町や建物は死体で埋め尽くされたという。
 紅晴結菜の父親と〈先輩〉の仇であり、Promised Bloodにとっては因縁の相手。


ザバイバルス
 機甲部隊ザバイバル戦闘団を率いるブルートリーダー。
 実験的に新型のシールド発生装置を支給されている。
 この装置はスパルタンのアーマーロック時と同様の防御力を発揮でき、地上戦に用いられるあらゆる火器を通さないが、生物の体の一部など有機物は防げない。純粋に高速で突っ込んでくる金属体や熱若しくは爆風など純粋な衝撃のエネルギーには反応するが生物の手足が触れてもアーマーのシステムが反応しないのだ。つまり肉弾戦になると防げない。しかし、当の本人は「ブルート族の身体能力なら肉弾戦でも負けない」と考えており、実際にコイツを相手に接近戦(それも徒手空拳)で挑む者は海兵隊や陸上自衛官にもいなかったがその例外が魔法少女だった。
 彼と遭遇した美雨と あきら はモキュからもたらされた分析情報から、敵のアーマーには肉弾戦が有効と知り、手持ちの火器をすてて素手で戦いを挑んだ。

フォアランナーとその遺物たち

パッショネイト・ルビー&モデスト・サファイア
 N4に眠る遺跡を管理していたモニター。開発者が変わり者で、寂しい想いをしないようにと双子として設計した。
(ルビー)

 ルビーはおしゃべり好きで常にテンションが高く偶に悪ふざけの過ぎる言動をしている。

 人間、特に魔法少女とスパルタン=リクレイマーが長年遺跡を訪ねて来るのを待っていた。ルビーはスパルタンよりも魔法少女の方が好みである模様。

人類が入植し植民地を作ってからというもの、ルビーは遺跡の管理をそっちのけでインターネットの回線を傍受してアニメや映画ばかり見ており、仕事をサファイアに任せっきりにしていたらしい(このため、サブカルに異様に詳しく、特に好きなのは20世紀から21世紀にかけて制作されたアニメとお笑い番組)。

(サファイア) サファイアはいい加減に姉(彼女の方が25分37.43秒生まれるのが遅かった)の言動にイライラしており、かなり冷めた性格をしている。  たまに、しれっと、怖いことを言う。


第2部の登場人物

アルバト・ナル・エイジー

 イメージCV 井上和彦
 
 ネオ・マギウスに入隊したサンヘイリ族の戦士。
 2553年時点では、卒業を間近に控えたコヴナント軍事アカデミーの士官候補生だった。
 終戦とともに卒業。戦後は青年将校として〈サンヘイリオスの剣〉に所属していた。
 しかし、そこに大義は無いと知りつつもコヴナントの教義を完全に捨てられなかった(大義が無いと知っているからこそ、ストーム派やバニシュットに行かなかったのだが)。
 この時、ONIの命令でサンヘイリオスに来ていた時女静香を目にしている。この時は神々しさよりも、「どうしてあの小さな体でこれほどの力が出せるのか?」と不思議がっていた。
 いつ頃にサンヘイリオスの剣を抜けてネオ・マギウスに加わったかは定かではないが、創設初期の頃からのメンバーでは無いのは確かである。
 理想に燃える青年であり、時女静香の理想に傾倒し心酔する。
 上記の理由から、魔法少女を神の後継者と信じている。

 サンヘイリオスの剣時代は、組織のパーソナルカラーである紅いコンバット・ハーネスを着けていたがネオ・マギウスでは独自の物を着用。基本的なカラーは青だが、両腕と太腿のみ白、頭にはグリーンのバイザーを取り付けたものとなっている。
 静香派――ネオ・マギウス剣闘師団〈マギウスの剣〉が分離独立し、〈真のマギウス〉になってからは彼女の好きな絵本に登場する『トラ』という地球の動物に倣い、コンバット・ハーネスのデザインを一新。カラーリングは金色に黒縞、頭部にはネコ科動物を思わせる耳のような装飾を着けた。
 戦闘力も高い新進気鋭の戦士で、静香に忠誠を誓い彼女から時女一心流の奥義を伝授された時もすぐに習得してしまった。彼女からの信頼も厚い。

本編から10年以上が過ぎた未来「いざや☆マギカ」の時代には静香が行方不明になった事と〈真のマギウス〉の解散という事件が重なり、すっかり『理想に燃える青年』から「駄目なオッサン」に変わってしまい、人間と旧コヴナント種族が混在する辺境の惑星にて飲んだくれていた。
名前もアルバト・ナルから〈マダラ〉に変えている。
偶然にもフォアランナーの遺跡から謎のアーティファクトを発見した魔法少女 レイカ・ナツミ(夏美麗香)をと出会い、成り行きで彼女に同行。彼女が住む町の自警団に用心棒として所属することになる。日頃呑んだくれており酒癖も悪い中年だが戦闘力は本物で、いざという時は頼りになる奴。

その他

キュウべぇ
 正体不明のエイリアン。
 太古から人類と関わっていたが、いったいどこから来てどのようにして生まれたのかはフォアランナーどころか、最後のプリカ―サーであるグレイブ・マインドすら知らなかった。
 人類を〈資源〉としか見ていないが、一方でその重要性を理解しており、コヴナントによる人類の淘汰やフラッドによる吸収を脅威と認識してそれらに対しては共通の敵として、人類に協力的な態度を見せている。
 人類が滅ぶと困るので、魔法少女に対しては原作以上に協力的。普通の魔法少女モノのマスコットやお供の如く魔法少女に助言をすることもある。
 ある意味、はるか昔から居た銀河の記録者といっても過言ではなく、太古の人類どころかフォアランナー、プリカ―サーについても詳しい(自分のことについてはほとんど話さないが)。
 魔法少女やその候補者でなければ肉眼などの五感では彼らの存在を人間が認識することは難しいがセンサーなどでその存在をとらえることができ、AIやそうしたセンサーを装備しているODSTのヘルメットヴァイザーであればその存在を認識できる。

 フォアランナーとも接触があり、10万年以上前から感情エネルギーを回収できる〈魔法〉に適合する知的生命体を探すため、フォアランナーに協力していた。

 フォアランナーは、宇宙の真理を解明するという全くの好奇心からインキュベーターに協力しその過程で、知的生命体の感情や精神力によりあらゆる奇跡を可能にする力ーー〈魔法〉について知った。

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