見出し画像

闘いは続く…

日ごろから闘っていることがある。
ひそかに「敵・3S」と名付けている物。
それは、白髪、シミ、シワ…。

白髪については、離婚をしたころから一気に増えた。
マリーアントワネットが一晩で髪が真っ白になった、というのが納得できるほどびっくりするくらい白髪率が高くなった。

白髪率30%くらいだったら、ハイライトとかウィービングとかおしゃれにカラーができるかもしれないけれど、多分70~80%くらいなんじゃないかなぁ、と思う。
ハイライトとかっていうレベルじゃない💦
しかも髪にうねりがあるので、ショートカットは難しい。
ショートボブにしていた頃もあったけれど、結構セットが大変だった。
今は肩下5cmくらいのパーマヘア。
結んでしまうことが多いので、分け目やこめかみあたりの白髪が目立つ。
白髪が多いと格段に老けて見える。
しかも伸びるのが早い…。
当時は仕事が忙しく、時間がなかなかとれなかった。
なので、2~3カ月ごとに美容院でリタッチをして、2週間ごとには自宅で市販のホームカラーでリタッチをしていた。
これがすごく負担だった。

そんな愚痴を言ったある日娘が言った。
「グレイヘアもかっこいいかも。いっそ染めなくてもいいんじゃない?」
え~💦と思ったが、それは楽かも…とも思い直してしばらく染めなかった。
するとある日娘が言った。
「すごく老けて見える。やっぱり染めて」
しかも
「お願い…」
と付け加えてきた。

それから欠かさずリタッチをしていた。

そうまめに染めていると、髪が傷むのも気になってくる。
ホームカラーをせずに、白髪用のファンデなるものを購入して使ったこともあった。
けれど、水で落ちてしまうので雨の日に気になる。
相方とスーパー銭湯に行ったときに、シャンプーができない…。

悩んでいたある日、また娘が言った。
「カラートリートメントにすれば?」

カラートリートメント。
以前デイサービスでお風呂に入っていた母が、やっぱり「真っ白になった髪が気になるけれど、美容院に行くのも負担だし…」とこぼしていた時にグレーのカラートリートメントを購入してシャンプーの時に使ってもらうようデイのスタッフにお願いしてみた。
これがとても素敵だった。
シャンプー後に使っていてくれたのだと思うけれど、うっすらとブルーグレーに染まり、母にとても似あっていた。

ただ、やっぱりそれはグレイヘア…。
私はもう少し闘ってみたい(笑)
もう少し濃い色でしっかり染めたい。

ネットで調べてみた。
するとシャンプー前の乾いた髪に、ホームカラーと同じように使うとよく染まる、とあった。

ドラッグストアに行って早速購入し、ネットの説明通りに染めてみた。

お…なかなかいい感じ。

染める手間自体はホームカラーと一緒だけれど、なにしろ傷まない。
塗布したカラートリートメントをお湯ですすぐと髪がするするしている。
ここからシャンプーを2回してコンディショナーで仕上げる。

あと、ホームカラーだと染め終わるのに時間制限がある。
うかうかしていると制限時間を過ぎてしまって、これも髪が傷む原因になるのかも…と思う。
そして、タオルや洗面台に薬剤がついてしまうと落ちない…💦

カラートリートメントは時間を気にせず染めることができる。
時間を置いた方がよく染まるらしいから。
塗布した髪をタオルで包んでゆっくり入浴したり、服を着たまま塗布したあと本を読んだり仕事をしたりしてからシャンプーをすることもある。

多少皮膚やタオルについてしまっても洗身や洗顔、洗濯で落ちる。(洗面台についたのはちょっと落ちにくい。けれどこれも漂白剤でおちることに最近気が付いた)

最初はダークブラウンを使っていたが時間が経つと赤っぽくなるので、アッシュブラックを混ぜて使っている。
そうすると、退色してきても赤さが目立たなくなった。

美容院に行くときには必ずリタッチをしていたが、今月行ったときにはカットとパーマだけにして、リタッチしなかった分をトリートメントにしてみた。

うん…とてもいい感じ。
このやり方が今とても気に入っている。


いつまで髪を染めるのかなぁ…。
まだまだ10年は染めるだろうと思う。

グレイヘアも素敵だけれど、もう少し白髪と闘う自分を楽しみたい。
あとはシミとシワ…。
あ、脂肪もあった…とうことは4Sか(笑)
まだまだ4Sとの闘いは続くんだな。
他にもいろいろ気になるところはあるけれど…。

外国では年齢を重ねたシワを「素敵」ととらえたりするらしい。
もちろん笑いジワがチャーミングな人もたくさんいるし。
でも、若く見せたいと思うことで、モチベーションが上がることもある。

敵・3S…もとい4S…自然な範囲で闘えるだけ闘ってみたら、笑顔で素直に仲良くできるようになるような気がする。
その日までもう少しじたばたしてみたい、と思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?