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REAL PORTRAIT TOKYOⅡ 出展-後編-

後編は2023年のリアポ東京の出展作品について説明したいと思います。
が、その前に
搬入を終え、皆様の展示作品見て回ったわけですが、自分の作品がちっぽけに見えまして自信喪失して家路につきました。

それでは気を取り直して・・・続けます。

今回の出展テーマは「就活」。
なぜこのテーマにしたかというと、羽叶さんがリアル就活中であることです。現在進行形なのです。そして作品中着ていたスーツは就活で実際に着用されているものです。
まさにREAL。
実は撮影お願いする時にDMでスーツ販売しているサイトを紹介したのです。さすがに実際に着用しているのはダメだろうなぁと思っていたからです。ですが実際に着用しているスーツでお願いしますという事だったので本物のスーツで撮影を開始しました。

撮影依頼では「撮影コンセプト」と「レモンと新聞持っていきます」を伝えました。

撮影は2023年2月2日。場所は東京駅舎が見える丸の内です。
今回も展示会の1ヶ月前ということであまり余裕はありませんが、準備はちゃんとして、何をどの様に撮影するのか?を頭に入れて撮影に入ったので何の不安もありませんでした。
ただし、図録に載せる写真を申し込みしており,その締め切りが2月3日だったので間に合うか心配でしたが何とか間に合った次第です。

それでは今回の展示作品の紹介です。
まず一枚目は今回の展示の顔となる写真、図録にも掲載した一枚です。
今回は三枚とも自宅プリントしたものを展示しました。

展示1 A3サイズ(PICTORICOスムースフォトペーパー)
EOS R5 + RF70-200mmF2.8 L IS USM
f5 1/500 150mm iso400


展示2 A3サイズ(PICTORICOスムースフォトペーパー)
LEICA Q2
f4 1/200 ISO800


展示3 A4サイズ(PICTORICOデザインペーパープラス)
EOS R5 * RF70-200mm F2.8 L IS USM
f2.8 1/250 70mm ISO400


展示ブック
Canon PhotoJewel S
21cmスクエア ハードカバー レイフラット ラスタ紙

実際の展示

ギャラリー展示

今回は展示まで1ヶ月ほどあったがブックは必須だと考え、まずはブックの作成のための写真選考を行った。
何をどのように撮影するかは明確だったし、撮れ高はあったので、すんなりと写真の選別と構成は2時間ほどで終了。それでも5回は見直して注文。これで展示会に間に合わせ、開催2日前に自宅に届いた。

それでは展示写真はどうするか?
一枚は図録に掲載したもの、そしてあと2.3枚。
決定したのは上の載せた二枚。
一枚目はレモンを持っているもの(私のフレッシュを受けてみろ!ちなみにレモンの握りはツーシーム)
二枚目は新聞から顔を題しているもの(世の中全てお見通し)
三枚目はレモンと新聞紙を持ったちょっとふざけたもの(三枚目だけに、、)
四枚目を展示するのか?色々考えて候補も二枚くらいあったのだが結局は三枚としました。でもバランス的にはA4がもう1枚あったほうが良かったと反省している。

そしてブック。
今回ブックの評判がとても良くて手に取っていただいた皆様よりご好評いただいた。
何人かの方に「なぜレモンなのですか?」と聞かれましたが、就活生はフレッシャーズでレモンのようにフレッシュだからなんですとお答えしました。これは元AKB48市川美織さんの「フレッシュレモンになりたいの」が根底にあります。笑。
(ブックの解説は次回しようかなぁ)

ですが、事件が起こりました
初日土曜日の夜、リアポ東京の表彰式において
「コバヤシモトユキ賞」の表彰を受けてしまいました!
大事件です!!

自分の名前など呼ばれるはずもないと思っていたので、名前が呼ばれたのが一瞬分からず返事をするのがワンテンポ遅れてしまいました。
とても驚きました。
とても嬉しいのですが、、、なんで?と疑問に思っていたところ、コバヤシモトユキさんが選考理由をツイートしてくださったのを見て、とても感激しました。そこまでご覧になっていたのかと。
とても嬉しかったです。

それは今回、モデルになってくれた七海羽叶さんに対するエールをキャプションやブックに文字に起こした事です。

なぜこんなことを書いたのか、、、
それは前編で書かなかったもう一つの「大事なこと」です。

以前カメフレに写真家のハービー山口さんがゲストで出演された時に、私も参加させていただいたのですが
その際、ハービーさんが自分のカメラに向かって見せてくれた表情に対して感謝して、さらには感謝を超えてその人たちの幸せを願ってシャッターを切る。と仰っていました。

私はその言葉を聞いてからハービーさんの本を購入し読んでみて、ずっと「人の幸せを願ってシャッターを切る」ことができるのか考えていました。(今も)
私は撮影中、モデルさんへの感謝として「ありがとう」とよく言う様にしていますが、今回の展示でさらに一歩前進したのではないと感じています。
一緒に撮影した人には不幸になってほしくないですよね。
幸せになって欲しいです。

シロウトのおじちゃんが何言ってんだよ!って声が聞こえてきそうですが、写真の上達など望まない私にはこんな事しかできません。

おしまいに
今回もモデルを引き受けてくれた七海羽叶さんには大感謝です。撮影ではコンセプトなど全てを汲み取って頂き、思った通りの撮影ができました。ホント素晴らしいモデルさんだなぁと感じます。あれだけの表情や雰囲気が出せるモデルさんはなかなか居ないのではないでしょうか?今後もよろしくお願いします!

この辺りでリアポ東京の展示noteについては終了したいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。m(_ _)m

以上。


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