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「その方に応じたアドバイスで人間は生まれ変わる」結婚相談所”池田安洋”さん

お一人おひとりの「できないの壁」と出会い、本当の心はどう在りたいのかを気付いてもらい、同時に変わりたい成長意欲で溢れさせながら未来へ向かう具体策を一つひとつ持ち帰ってもらう。そんな行き渡る結婚相談をされている”池田安洋”さんにお話を伺ってきました。

プロフィール
出身地/活動地域 
福岡県/福岡県 他
経歴(50-100文字程度)大手百貨店にて、婦人服部リーダー、バイヤーなどを歴任。20年間勤務。心理カウンセラー資格取得後、新規立ち上げの大手結婚相談所に入社。その後独立しアヴァンジュを設立。自身の婚活経験と長年の接客業のスキルを基にした独自の視点と切り口は熱量が違うと、年代を問わず信頼を得ている。
現在の職業および活動 結婚相談所アヴァンジュ アドバイザー
座右の銘 一期一会。今その一瞬は一期一会。相手を思いやり、出会えたことに感謝をする

「変わりたくて仕方がない本当の心が、「できないの壁」を突破して成長していく人生」

Q:どんな心の在り方や認識の変化が今のご活躍につながっていますか?
池田安洋さん(以下、池田)
 新しい結婚相談所の立ち上げに携わり、多くの方のご相談に乗ってきました。1人ひとりと真剣に向き合ってきました。ひとりひとり顔が違うように、同じような悩みでも、ひとりひとり違います。

その中で、相談される方の多くが口にする言葉が、できない・足りない・分からない・無理などの表現であることに気付きました。ご本人が心の奥深くでその様に思われているのでしたら、合コンや友人のお誘いでパーティーなどに出かけても、具体的な行動一つを起こせません。「できないの壁」によって、できないという思い込みが働き、うまくいかない行動をしてしまいます。そして何よりご本人さま自身が、ご自身の強みや魅力などに気付かれていないのです。

私もかつては同じ悩みを抱えていました。だからこそ自分自身のこととして会員様の「できないの壁」に向き合っています。

心では本当は変わりたいと強く願っていることに気付いたんです。そして本当の自分は今できないと悩んでいる自分ではなく、こうなりたいと願う未来の自分だとはっきり認識できたのです。なりたい自分が本当の自分で、今の自分は変わりたくて仕方がなかったのです。今の自分に相応しい「できないの壁」がそこにあります。自分と関係の無い「できないの壁」ではなく自分とも血の通った交流が十分に出来る「できないの壁」だったのです。変わりたいと願う自分がそれを突破して成長していくのが人生であると分かりました。

それからは、自然と行動に移ります。変わりたくて仕方がない本当の心の自分が行動したことにより「できないの壁」を突破して環境が変わり、手にしたい未来を手にしてきた私自身の人生を振り返りました。「今まさに、ご相談者の方もご自身の本当の心に気付いていないだけだ」とその時、確信しました。

大きな認識の変化でした。

変化して、成長して、考え方が変わり、顔つきが変わり、パートナーを見付けてきて、更に自信に満ちて、「幸せになります」と笑顔でご挨拶に来られたご相談者の方を目の当たりにするとき、私自身も更に決意が固まりました。

人を幸せにしたいと言う気持ちが、本当に幸せになってほしい人を心から応援したいと思い独立することにしました。

「本当の自分の心に気付くこと。求めている答えはそこから」

Q:AIが活躍する時代に求められるニーズは何だと思いますか?
池田 自分で責任を持てる人間になることが大事ですよね。

ITが世に出て今もシステムやスマートフォンなど進化して、私たちを便利にしてくれるものが出て来て、AIもその一つなんだろうと思います。分からないことがあればそれなりの答えが出てきますから、今は多くの人が答えを求めて検索します。

ただ、本当に自分が求めている答えがその中に100%入ってるのでしょうか?私はそうは思わないんですね。

婚活の例になりますが、本当はどう思っているのかを表せない方も多いです。深く話を聞いてみると、怖いというのです。無理だ、と何事も否定で捉えているようです。そして、ご自身がそのことに気付かれていません。その状態で情報を検索しようとしても、婚活に良い結果を引き寄せることはできませんし、でもどのように動いて良いのか分からなくて苦しくてもがいてもいらっしゃる訳です。

情報に答えを求めることも大事ですが、ご自身が何を求めているのかという心を発見することも同じくらい大事です。無意識の奥深くにある心理状態に気付くお手伝いをしながら、結果的にご縁をつなぐ仕事になっているのは、AIが活躍する時代に本当に価値のある仕事だと再確認します。

「皆んなが幸せで、毎日が楽しく幸せだと思えるような時代を、責任を持って創る大人であり続ける」

Q:どんな美しい時代を創っていきたいですか?
池田 相談に来られる方のお話を伺っていると、合コンやパーティに出かけても、施策や行動が具体的ではないことが多く見受けられます。それもご自身に合った施策や行動でない場合も多いですし、自己否定された状態で出かけられている方もいます。そして、徐々に動く力も無くなっていきます。

今現在のことを見て判断してしまう癖というのが確かに私たち人間にはあります。ただ、10年後、20年後、それから100年先というように未来を想い描いてみて下さい。こんな楽しい未来にしたいな、などと元気が出て動ける力を得ます。そこから振り返り今からどんな未来を創りたいかと考えたら具体的な一歩が見えてきます。

本当の自分、心の自分と出会うこと
です。

自分の孫とかその時代に受け継がれる心の在り方というのは絶対あります。親子関係や、人と人との間で言われた温かみのある言葉は忘れることはありません。自分にとっては何気ない一言であっても相手にとってはすごい深い一言というのがあります。

私自身が想い描いていることは、人との関わりをしっかり持ち、皆んなが幸せで、毎日が楽しく幸せだと思えるような時代を、責任を持って創る大人であり続けることです。

「支え、支えられるのが人間。人間らしさ、日本らしさを伝えていくこと」


Q:人間であれば心は必要だと思う一方で、日本でも人とのつながりが離れてきていると言われている中で、これから先、日本に必要なことを聞かせて下さい。
池田
 自分がうまくいかなかったら全部ダメみたいな風に捉えられる方が多いように思います。ただ、自分の気持ちの在り方を変えることで世界も変わってきたりとか、人の付き合いも変わってくると思うんです。

自分のあり方とか関わり方っていうのも考えていかないといけない時代になりました。日本人には、感謝の気持ちや、和とかさびなど情緒的なところがありますから、便利な物が溢れて、一つひとつに意識が行きにくい環境だからこそ、支え支えられたりして生きている人間ということについて、何か伝えていけるものがあればいいのではないかと思います。

「本当の心から楽しいことを想いうかべると動く力を得る」

Q:読者にむけて一言メッセージをお願いします。
池田
 今、閉塞されたことで鬱憤が溜まっていて何も動けなくなっていくこともあるかと思います。ご自身のことを、「私はできない人だ」と思われるかも知れませんが必ず一方では、本当は変わりたいという自分がいる筈です。本当の自分は何をしたいのか、何が楽しいのか、何が幸せなのかということを想いうかべて、少しづつでも動いていくことができれば人は成長していきます。成長していく過程の中で、ご自身に合った具体策は必ず見つかります。できないというのは体の自分の思い込み。「できないの壁」を心の自分が超えたら、幸せな自分として成長し、きっと周りの方も幸せにします。

記者 ありがとうございました。
お一人おひとりに行き渡る相談をされている背景がよく分かるお話でした。”池田安洋”さんが人を幸せにする姿は正に美しい時代を創る人の姿である事を確認させて頂きました。

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池田安洋さんの活動については、こちらから↓↓

FBやWebサイトなど



【編集後記】
インタビューの記者を担当した島崎と不知です。
本当の心が自分だったんだと認識できたことで、体の自分に相対する「できないの壁」を突破して成長していく人生を歩む。そんな池田さんだからこそ、人間がどういう存在であるのか、日本がどういう特性を持っているのか、を見ていることがよく分かります。まさに、人間の悲哀も抱きしめつつ、新しい生き方に導いている人、そして人間本来の可能性と尊厳に確信を抱き、利他の心で接する事ができる人なんだと思いました。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。


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