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「未知なる人との出会いが、未知なる自分の発見に。異色の芸術家”中島淳一”さん」

「私自身を律する事で新作を生み出そうとしています」。絵、英詩、小説、エッセイ、一人演劇、アクセサリーデザイン、講演活動など異色の芸術家として活動の幅を広げている"中島淳一"さんにお話を聞いてきました。

プロフィール
出身地:
佐賀県唐津市
活動地域:日本全国。ニューヨーク・パリ・バルセロナ。
経歴:アメリカ留学中に英詩を書き、絵を描き始める。ヨーロッパ各地の国際展で受賞。1986年より、脚本・演出・主演の一人舞台を開始、上演回数は1500回を超える。小説の執筆、「論語」などの講演も行う。
現在の職業:画家 劇団エーテル主宰
座右の銘:Do it now.

「濃密な人間関係を築く場。自立した人として新しいチャレンジが始まる」

Q 夢を聞かせて下さい。
中島淳一さん(以下、中島) 小劇場サロンを作ることです。細かな息遣いや表情などを通して伝わるものもありますので、それらを十分に感じて頂ける距離感として100名規模の空間にします。建築士はもう決めています。彼の感覚で設計された空間で、1人芝居、落語、コンサート、セミナー、講演会など色んな事をやろうとしています。

アーティストが集う場にすることは勿論、そこには実業家もいて、それから老人もいて若い人もいて、色んな人達が集まって、食事したり、お酒やお茶を楽しむ場にしたいです。それは濃密な人間関係を築く場となるでしょう。

自分が本当にやりたい事を見付けるのは難しい事ですが、そこに集う人達が、お互いに刺激を与え、また刺激を受け合いながら、本当にやりたい事を考え、見付けていきます。そうした自立した人として新しい事にチャレンジする良い機会にします。私達人間は、全体で繋がって生きていますし全ての事は人間関係で成り立っています。今からは芸を見るだけでなく、その様な雰囲気を低額で、何度も味わいたくなる時代ですから、そんな小劇場サロンを福岡に作ります。

「新作を生み出し続け、どこにでも出かける」

Q 夢を実現する目標・計画を聞かせて下さい。
中島 私自身を律する事で新作を生み出そう
としています。
1年の間に、毎月一つの短編小説を書きます。また、講演とお笑いと芝居の要素を融合したものを独演会と私は言っていますが、それの新作を5つ生み出します。絵を100点描きます。それから野外公演もやろうとしています。

2年目には、書き上げた12の小説を長編ものとして仕上げ、1年で2作品の長編小説にします。

個展は随時、開いてきましたがそれだけではインパクトが弱い事もあります。ですから十分に力を蓄えましたら5年目には、ニューヨークで大きな個展を開きたいと思っています。今まで、大きな個展や舞台というのは多くの人の支えや力添えがあって実現されたものばかりです。

小劇場サロンの実現も同じで、主旨に賛同して頂ける方が必ずいらっしゃいます。小劇場サロンは、私の所有物でなくても構わないと考えていますので、ご理解して頂けるスポンサーとの出会いと、様々な芸をお持ちの方々との出会いを積極的に創りに行こうとしています。その様な出会いに向けて、呼ばれたらどこへでも私は出かけるつもりです。

「自分自身を律する。意志と共に動く」

Q 夢と目標・計画を具現化する上で、毎日の基本活動と行動指針があれば教えて下さい。
中島 自分自身を律する事
がとても大事だと思っています。大好きなお酒を、毎日の晩酌という意味では一切、飲まない様にしています。これは朝4時に起きますと直ぐに仕事に取り掛かれて大変快適です。

また細切れの時間をトレーニングに費やします。2回の食事前には、1000回の腕立てやスクワットを日課とし、空いた時間には英語の早口言葉で表情の豊かさを手にします。こうしたトレーニングのお蔭で私は若い時と変わらない肉体でいられますし、重ねた年齢を肉体に感じる事がありません。

それから昼間など疲れる時があります。私はその時に5分10分を眠る様にしています。目覚めたら爽快ですから直ぐに作業に取り掛かれます。

新作にはインスピレーションを待つ事はしません。書き出す意志です。まず動きます。そこに重なってくるものがあります。そんな私にとっては時間がとても大切ですから、その時間を有効に活用する様にしています。

「外に出会いに行く。自立した人間となる」

Q 夢と目標・計画、それから基本活動と行動指針を実践される様になるまでには、どの様な気付きや発見がありましたか?
中島
 自分が何をやりたいのか分からない時、外に出会いに行けば分かります。自分で踏み出してこそ得られるものです。それを自立だと知りました。

何かをすると思わぬ人に出会い、私は課題を頂きます。どう考えても自分では出来ないと思える様な課題です。「あなたなら出来る」「どうしてもやって欲しい」と言われますのでお受けしますが私自身の心境は先が見えていません。

出会いを生み出す空間というものがあります。写真家との出会い、建築家との出会い。色んな個性のある人が、そこに集える空間があり、じっくり語り合える場だからこそ、生まれた出会いです。

かつて私自身が物凄く恩恵を受けました。

「何者か分からない。素直に受け入れて、夢が膨らむ」

Q その気付きや発見に至った背景を教えて下さい。
中島
 実は自分が何者か分かっていません。何が出来るかも分かっていませんがチャレンジしたい心です。そんな心が外に飛び出し出かけて行く事で自分に出会おうとします。

外に出かけて行く事は自分の中を訪ねる事と同じです。

自分には全宇宙が入っています。だから全人類も入っています。全てが自分にありますから限られた時間で、その中の何と出会うかを選択します。やると決めたら扉は開かれるもので、「あなたなら出来る」の声の通りに、本当に出来ます。まるで違う自分に出会ったかの様に、何者にもなれているのです。

例えば、演目「ナザレのイエス」「釈迦」「空海」などは、やってくれとお願いされてやった独演会でしたが、その時の私にとっては思ってもみない事です。「とてもじゃないけど・・・」「どうやってやるんだ?」と現在地の自分を見たら当然出来ませんね。ただ、その状態を素直に受け入れて一歩、意志で外に飛び出してみると扉と出会うので、その扉を叩きます。そしたら、違う自分になってました。

今の自分だけを見ていると出来ません。その今の自分を素直に受け入れます。そして一歩を進めます。意志ある一歩を始める事で、必ず出会います。これは待っていて出会える世界ではありません。

人生を振り返れば、外に出会いに行かない時の私は孤独であったと気付きます。本当の自分に出会おうとして外に出かけ続けている人生ですが、実は今も自分が何者かは分かっていません。ですが、希望に湧き、夢が膨らむ今の毎日は、とても楽しいです。

記者 ありがとうございました。
異色の芸術家の神髄に触れさせて頂きました。紹介しきれない数多くのエピソードには感嘆しましたし、納得させて頂く事が多かったです。出会いが広がり、新作を生み続け、豊かな人間関係で溢れていく今後がとても楽しみになりました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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【編集後記】
今回、インタビューの記者を担当した島崎です。自分が何者かが分からなくて出会いを求めて外に飛び出してみると、自分の中に全宇宙全人類が入っていて、扉を叩くと違う自分になってしまう。まさに既存の枠に捕らわれずに新しい事にチャレンジする姿であり、人間の悲哀も抱きしめつつ新しい生き方を導く人なんだと思いました。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。


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zakky

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