先日、地元のお祭りのパトロールに行ってきました。

目立つ黄色いベストを着て、たくさんの人でごった返すメインの通りや一本奥に外れた脇道を数人で歩いて、何か異常がないか見回しながら。

娘たちが通う中学校の「おやじの会」としての取組で、この日は６名ほどでのパトロールとなりました。

実際に不審な者（物）を見つけたり、トラブルに介入するようなことはありませんでしたが、目立つ防犯のベストを着て「見回りしていますよ」という雰囲気で人目につくのが大切なんだと思うんです。偉そうな言い方かもしれませんが、小さくても抑止力の”たし”になれば。

お祭りは、コロナ禍で中止されていたものが久しぶりの復活ということで、各地区のお神輿も威勢がよく、それを見るお客さんたちの視線も熱くて、久しぶりに感じたこの熱気。これも戻ってきた日常の光景の一つなんですね。

それほど長時間ではありませんでしたが、お祭り会場をぐるりとひと回りして、今回は解散。「おやじの会」の現場デビューとしては、ほどよい内容でした。

元々、昨年の春に一度「おやじの会」の総会・懇親会に参加していたのですが、なかなか予定が合わず、結局１年間、現場に参加できませんでした。今年こそはちゃんと活動に参加したいと思い、今年の春に再び総会・懇親会に参加して、ようやく叶った今回の現場デビュー。

パトロール終了後は、有志で地元の町中華でビールと餃子をいただきながら、「おやじの会」でやってみたいこと、学校教育のこと、そしてなぜかキャリアのことなど、アレコレとお話ができて、少し仲良くなれた気がします。

先日公開した記事で、２枚目の名刺（パラレルキャリア）のはじめかたについてお伝えしましたが、こういう「おやじの会」など地域の活動に参加するのも２枚目の名刺の一つの形です。

「おやじの会」でも、例えばHP開設だったり資料作成だったりファシリテーションだったり、自分のスキルを磨く機会は得られます。もちろん、仕事では得られない人間関係も広がります。これはまさに無形資産（お金に換算できない資産）の形成です。

私としては、ワークショップデザイナーだし、キャリアコンサルタントでもあるし、「おやじの会」をつうじて学校や地域でやってみたいことがいろいろあります。
でも、町中華で少し感触を確かめた感じだと、いきなり見たことも聴いたこともない話題を持ち込むとビックリさせてしまいそうなので、様子を見ながら、ジワジワと食い込んでいきます！

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