予備試験短答学習方法に関する一提案
はじめに~短答合格することの価値
突然ですが、私はR4予備試試験は短答不合格でした(あと2点)。
短答落ちした後の私は1週間ほどもぬけの殻となりました。当然Twitter予備校でも「人権」を失ったも同然の存在として発言権を失いましたし、何より自分の中にかけらとしてあったプライドみたいなものが音を立てて粉々になりました。
そこからR5には総計180点を取り合格に至り、運もあってか最終合格まで至ることができました。
論文合格の際も心躍りましたが、それにも匹敵するくらい短答合格の発表もうれしかったです。本当に人権を取り戻した気分でした。
また、論文受験を経験することはその後の受験生活における勉強の精度を確実に上げてくれるなと感じました(試験用六法もフリマアプリで落とす必要がなくなりますし)。
特別高い点数ではないのですが、勉強方法において気を付けた点がご相談を受けた方から講評であり、今回は短答合格に向けて考えるべきこと、また私の採用した方法をシェアさせていただきます。概要下記の点を記します。
・短答突破を目指す人が意識すべきこと
・司法試験を比較すると見えてくる「予備試験の特徴」とは?
・いつから「短答全振り期」に突入すべきか
・私の採用してきた方法(科目ごとに短パフェから肢別アプリまで色々使用)
短答突破を目指す人が意識すべきこと
予備試験を口述まで受験して実感したのは、短答は単なる一次試験ではなく、予備試験の三大関門の一つとして論文にも匹敵する難易度だということです。
論文合格がもちろん「一番」難しいことも重々承知していますが、毎年存在する「一年目に論文受験した人が二年目に短答で落ちる」という現象からしても、学習経験者であっても侮ることは許されません。
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