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【2023.7.4】蹴りたい背中,高校生活【日記】

勿体無いので書きかけの日記を出します。
7月前半たくさん本を読みました。中でも綿谷りささんの蹴りたい背中が印象に残りそれについて散文を。

7月5日
)眠い

綿矢りささんの「蹴りたい背中」を読んだ。女子高校生のうちに読んでよかった本だった。他にもそういう本があれば知りたい。デビュー作も気になる。
時代背景は20年前なので当然古さはあるが教室の閉塞感やその中で1人の女子高校生の自意識が痛かった。主人公のハツは周囲,クラスメイトを見下す。
自語りをするけれど、私も教室に居る時はそう。クラスメイトを見下してる。よく中身のない会話を無理にして群れていられるなと思う。でも私もハツもクラスメイトを見下してる自分をちゃんと認識しているし、ちゃんと寂しい。話し相手は欲しい。でもその人は中身のある会話ができる知能レベルの高い人間であって欲しい。どこまでも上から目線。でもそうじゃないと耐えられない。私が下なんじゃない。みんなが下だから私は馴染めない。そう信じたい。でも本当はみんなや絹代(ハツの中学時代の友人)の方が大人だって分かってる。その事実に耐えられないから自意識の壁を作ってしまう。
ハツはにな川に声をかける。クラスのオタク。男。20年前の推し活と言うものが珍しい時代からかハツはにな川を他のクラスメイトとは違うと認識する。だからにな川に言う「クラスメイト、レベル低くない?」しかしにな川は「あぁ、お前も取り残されてるもんな」と答えてくる。ちがう。ちがう。ちがう。耐えられない。私がクラスメイトを置いて行ってるんだ。私が取り残されてるんじゃあない。私を置いて行くなにな川。にな川はハツとは対照的で自意識が薄い。クラスで浮いている自分を許容し客観視できている。にな川は同類じゃなかった。
ハツはにな川の事も軽蔑する瞬間が出てくる。にな川は恐れることなく「お前、俺のことを軽蔑しているときがある」と言ってくる。
感想をとめどなく書いていて気づいたけれど、にな川、お前はなんなんだ。コミュニケーション能力があるのか無いのか。にな川は自意識が極端に薄いのかもしれない。彼から飛び出でる話のほとんどはオリチャンという彼の推しの話ばかり。彼の最優先はオリチャン。だから彼は1人でも平気、自分でマウンティングを取らずとも平気。強い男じゃん。負けてるんだ。クラスのオタク男子にも私達は。耐えられないねハツ。とても耐えられない、どうにかして見下さないと耐えられないねハツ。
もうひとつ残っているシーン。ハツは不注意で体育館の放送機材(コード?)を踏んでしまう。ハツは思う「何故会話をしながら歩いている(馬鹿な!)クラスメイト達は踏まないのに1人下を向きながら歩いている私は踏んでしまうんだろう」た、耐えられねぇなあ!ハツ!耐えられないしか言ってない。今日私。そしてハツはまた自分に友人が居ないからだと結論付ける。友達がいれば注意し合えるもの。そう結論付けないと耐えられないもの。
友達が居ないから私はできないことがある。学校という空間で友達が居ないことは非常に不自由である。でも友達ができないのは私のせいじゃないの。私について来れる人がクラスに居ないせいなの!私は悪くないの!
教室という空間は私達にとって他責していないと耐えられない事象で満ちている。

なーーーんてね!球技大会をおサボりしてしまい入った図書館で思ったわけでした。球技大会、出るつもりだったんだけどなぁ。無理だった。体育委員に「病院予約しちゃって💦帰ります」って言ったら彼女「了解!これ以上休みでたらまずいからこっそり帰ってね!」って言ってた。大人だなぁ私より。バレたかなサボりだって。明日は絶対出よう。図書館は無料だし冷房効いてるし本を読めて最高だな。

でも今日生理痛酷すぎて最悪だったな。図書館の冷房も悪だった今日は。お金最低限しか持ってなかったから薬安いのしか買えなかった。効いてるのかなこれ。

カレー沢薫さんの「ブスの本懐」も読んでる。

1週間休んでいた塾に行った。1ヶ月ぶり体感、

改札で手間取っていたら向かい側のおじさんに怒鳴られた「考えたらわかるだろ!!前見ろ、!」頭悪くてごめんなさい。でも私怒鳴るおじさんって大嫌い。

7月6日
もう3時。眠れない。今日は球技大会に出る、!はず、寝なきゃだね、ねぇ

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