#28 わたしたちは "頑張ってるヤツ"を否定するのを許さない
こんにちは、夫婦でダンススタジオを営むシマムラ(妻)です。
これはレッスンで夫がよく言っている言葉。
すごく頑張ってるけど、いまいち上達しない、ポーズがキマらない、うまくステップが踏めない、っていう人はどうしてもいる。
ときに、うまくできなすぎて変な動きになってしまうことも。
それを見た別の子は
「うわっ、ヘタクソ」
「あいつはやってもムダだ」
「何あの動き、キモっ」
と、もしかしたら思うかもしれない(そう思う子がうちのスタジオにはいないことを願いたい)。
もし、そう思う子、態度や言葉に出す子がいたら、わたしたちはそれを許さない。
頑張っている子は、今、成長過程。
今できていないかもしれないけど、半年、一年頑張り続ければ、クラスでトップの実力になることだって全然あるからね。
そして、頑張れることは素晴らしい。
頑張ってできるようになればよりいいけれど、わたしたちはひとまず “頑張った” というアクションを認め、褒めてあげたいと思っている。
■頑張ってるヤツを否定していると、足元すくわれるよ
頑張っているけどできない子を見て、
「あの子は毎週来てるけど、全然うまくなってない」
「わたしの方が長くダンスやってるし全然うまい」
「何頑張っちゃってんの? ムダだよ」
と思っている子は要注意。
”自分の方がうまい” とおごって見下している時点で、危ういことに気付くべきだ。
まだまだ出来は悪いけど、継続して頑張れる子はすんごいスピードで上位者を追いかけてくる。
上位者は現時点の実力に満足していて成長が止まれば、その差が埋まるのはあっという間。
自分のことを追いかけてくる子と比べてその地位にご満悦しているようでは、TOPなんてキープできないから。
頑張っているヤツを否定しバカにするのは、人としてダメ。
自分よりできない子を見下して悦に浸るのは、成長が止まるからダメ。
頑張っていることは認めよう。
そして、ほかの子と比べるのはやめよう。
比べるのはいつも "昨日の自分"。
そこんところ、お忘れなく。
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