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\保育園/3歳児神話と30代母神話

子どもが3歳になるまでが大事なように、母となった女性の30代もすごい大事じゃない?

しつこく書いておくと日本には3歳児神話というのがあって「子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方」(wikipediaより)

コピペするだけで、震えちゃうような内容です。でもね、育児中の母親の20~40代も大事じゃないですか?母となった女性の母親だって、「3歳までが大事、でもその後は知らない。大人になって子ども(孫)を生んだら、仕事も自分の趣味もやめて子どもに滅私奉公するような人生送ってね」よいう思いで私たちを育てたわけではないと思うのですよ。

母親だって人間!母親だって人権あり!

母となった私たちも一人の人間として、仕事や勉強をしたり、〇〇ちゃんママではなく自分を主語にした人間関係を築いたり、時に誰かに甘えたり、誰かを助けたり…。母だって人権があるわけです。そんなことをじっくり考えるためにも、赤ちゃんとちょっと離れる時間って必要なんじゃないかと思う次第。

保育料と給与がトントンになったとしても

産後女性と毎月何十人も出会っていると、「仕事復帰できたとしても、保育料の方がかさむ。なんのために仕事しているのか、わからない」というフレーズもよく聞きます。それでも、私は仕事があるなら復帰してほしい、仕事を手放さないでほしい。自分の居場所を確保してほしい。夫に言われてやむを得ずとかでないのならば、自分で納得して専業主婦を選ぶという道もあるし、その選択は尊重します。


保育園は投資先

自分の給与と保育料を比較する女性がとても多いのだけれど、それはナンセンス。子どもはそもそも二人の子どもだから、二人の収入から保育料を支払うべきだし、保育園は親が仕事するからしょうがなく預ける場所ではなく、
子どもが子どもらしく健全に過ごす場だから。塾や学校を選んでお金をかけて通わせるように、保育園は投資先。(現状、待機児童問題で選べないのですが…)子どもを保育園に預けながら働くことで、子どもの安全な場所、成長できる経験の確保と、大人が人間関係を構築したり、仕事をするという経験を積めるのですから。

出産後に働き先を見つけるのがむずかしい

時短を使いながら、給料が安い中、周囲に気を遣いながら働くのがもったいないとも聞きます。それだったら子育てが一段落してからとも。でも、一段落っていつでしょうか?たとえば幼稚園入園するとき?そこで0から、短時間から(幼稚園に入園しても時間は短い)働く?丸3年間ましてや5年、10年のブランクは大きいです。

家族の収入口が1本のリスク


そうは言っても、家事&育児を男性が手伝い(←この言い方もイヤですが)ながら、女性が働くことに抵抗を感じる人もいますよね。子どもが病気になったら?とか。それだったら、夫がガムシャラに働けるように、サポートに回った方がいいと。けれど、終身雇用があやうい社会状況です。生涯勤められるとしても、心身ともに健康でいられるか?体を壊すことだって、メンタルがやられることだってあります。年間3万人が自殺する国。7割は男性です。男性が転職を考える時に、女性が働いていたら、どんなに収入が少なくても心強いはず。

それでも子どもが好きで子どもから離れられないなら


子どもが好きで好きでたまらない。成長を見届けたい!そんな思いがあるなら、自分の子どもだけでなく、たくさんの子どもを見ることができる保育士や幼稚園の先生、学童保育の指導員になるという手もあります。自分の子どもだけでなく、たくさんの子どもを愛してください☆

産後の復職は更年期にも効く!?

子どもが10歳ころになると、親に憎まれ口を叩くようになってきます。ふてくされて、喧嘩売って、登校することも多々あり(我が家の場合w)。親離れ&子離れの大事な布石だとは思います…が、親だってムカつくんですよ、人間だもの(笑)。親になったからって聖人になるわけじゃないんですね。そんな時に、自宅に一人でいるとイライラを募らせますが、仕事に行くと、あら不思議!ケロっと忘れてしまえます。コレ、子どもも同じなんです。下校する頃にはケロッと忘れて帰ってきます。

そして更年期に片足突っ込んだ最近気づいたのは、子どもの思春期と親の更年期がぶつかりがちで、余計イライラしたり、落ち込んだりしがちなのですが、解消に効果的なのは「有酸素運動」&「人と会うこと」なんです。強制的に「人と会う」=仕事…本当にありがたいです。かと言って、更年期になって慌てて職探ししても、中々見つかりませんよね。っていうか、更年期で無気力になっていたら、職探しなんてできないです。

30代もすごく大事!

えっと、何が言いたかったんだっけw!?人間の3歳までが大事なように、人間の30代も大事ですよ、っていうこと。育児だけに費やすのではなくて、自分自身を生きることも忘れないでほしい。

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