見出し画像

男に捧ぐ、禿げない、テカらないためのスキンケア・ヘアケアの基本

今回は元美容部員であり美肌・頭皮プロフェッショナルとして活躍する友人に寄稿いただきました。私自身は彼女に出会う前は、洗顔=ダブでいいんじゃない、シャンプー=なんでもいい、UVケア=女のものでしょ、という肌や頭皮に一切気を使わない男性でしたが、今では肌・頭皮に対するケアは全く別物になりました。特に紫外線ケアから始まりましたが、知識がないままにこの先数十年過ごしていたらどうなるだろうと恐ろしい気持ちになります。

今回は男性に多いであろう「肌・頭皮?あまり気にしたことない、化粧水付けてワックスは寝る前には落としているくらい」というくらいの人を対象とした記事です。正しいスキンケア・ヘアケアの知識を身に着けて後悔のない過ごし方をしていただければと思います。それでは本編です。文量は合計1万字程度となっております。

-------------------

スキンケア、というと女性のものというイメージが先行しがちですが、美容男子なる言葉も出てきたり、男性でも使いやすいようなユニセックス向けの化粧品も増えてきた昨今。今まで多くの男性のスキンケアのカウンセリングを行ってきましたが、共通して感じることは

「基礎知識が少なすぎる」

「根本的な解決ではなく目先の問題にのみ対処している」

という2点です。むやみやたらに化粧品を買ったところで使い方がわかっていなければ意味がありませんし、顔がてかるからと言って永遠にあぶら取り紙を使っていてもてかりは収まりません。本稿では、世代を問わずに使える基本中の基本のスキンケアについてお伝えしていきたいと思います。
 また、ヘアケアに関しても、意外と基本に関しては知らないという声を多くいただくため、軽く基本について触れさせていただきました。

今回の記事はこんな方にお勧めです
・スキンケア、ヘアケアに今まで特に注意を払ってこなかった
・努力はしているが何をやっても肌荒れが治らない
・自己流のケアが正しいのかいまいちわからない

 一つ最初にお伝えしておきたいのは、一概にスキンケアといっても様々なメソッドが世の中にはあふれており、またその人の肌質やライフスタイルによっても大きく左右されるため、正解を定義しにくい、ということです。筆者はもともと敏感肌で、ドラッグストアの化粧品だと肌荒れしてしまうことが多かったのをきっかけに、オーガニックコスメを中心に勉強をしていきました。そのため、比較的自然由来成分を重視する傾向がありますが、必ずしもそれに沿う必要はありません。スキンケアをすることで、自分のコンディションを理解し、身だしなみを整える基本となるので、とにかくまずは、ここでお伝えするスキンケア、ヘアケアを実践していただきその結果をもとに少しずつ我流を加えていくのがベストだと思います。

目次
1. 基本のスキンケア

- 夜のスキンケア

- 朝のスキンケア
2. 肌悩みに応じたケア

-テカリ

-ニキビ

-乾燥肌
3. 基本のヘアケア

ここから先は

9,015字

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?