ボーイフレンド解散がショック
後輩芸人のコンビ「ボーイフレンド」が解散するそうでして。
芸歴も近くて昔からよく一緒に仕事をしたりして、僕の中では勝手に戦友として位置付けていた存在なので、ショックは強めです。
とは言え、なんつーか、「現実の問題を夢で塗り潰すには年齢を重ねすぎているのかもしれない」と言うか、なんかそんな雰囲気が常にドヨーンと大きく、重く漂っていると言うか、そういう芸歴であることは確か。
なので、その報告をボーイフレンド宮川から聞いた時は、雷に打たれたような衝撃ではなく、なんつーか、じわじわと雨に降られて濡れた体が、日が沈むにつれて段々と下がる気温の中でブルッと震えたような感覚でした。はあ?
聞いたタイミングも悪かった。
先日、先輩芸人のかたつむり・林さんによる「日帰りでデイキャンプ行こうぜ」が開催されまして、かたつむり・林、ボーイフレンド・宮川、サンシャイン・のぶきよ、わたくし嶋田の4人で、朝から富士山の麓へ向かいました。
天気も良く、気分も最高潮。
高速道路からこんなにくっきり富士山見えるの珍しいよ、なんていう林さんの言葉におじさんたちのテンションも爆上がり。
ひゃっほう!と心で叫び、恐らく実際にも叫んでいた。
そんな行きの車中で、ボーイフレンド解散の報告を受けたのです。
ちっともうまくいかない現実がはびこる都会の焦燥から逃れて、大自然の中に非日常を見出だし、一時的に現実から解放されようぜ!と富士山の麓に向かっている車の中が、圧倒的な日常の現実問題で充満したのです。
↑それでも変わらず僕らを見下ろすマウント富士。
しかし、テンションが嘘のように下がったおかげで、その後普通のテンションに戻っただけで
「なんだかすごく楽しい気がするね」
という錯覚は起こせたので良し。
宮川はジーンズをリメイクしてエプロンを作ってきていました。
林さんは
「裾(すそ)がガンダムじゃねえか」
と言っていました。
結局大はしゃぎしたので、この日はテンションの端からから端まで味わえましたわ。
またいつか行こうぜ宮川英二っつー感じすね。
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