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「デカイは正義」の名古屋市科学館

連休で友達が愛知で結婚するので、そのついでに名古屋市科学館に行ってきました。リニューアルした2011年に行ったっきりだったので久々に。

象徴的な球体。プラネタリウムは上半分で、ドーム内径35mはギネス記録として登録されています。

プラネタリウムは寝られるほど心地いい

ここのプラネタリウムの特徴は全席独立シート。背もたれはもちろん動かすことができ、さらに横にも170度回転できるので、隣の人を気にせずに後ろの星も見ることができます。あまりにも心地よいため、友達は中盤から寝ていたらしい。

投影機はカール・ツァイス製ユニバーサリウムIX型。

プラネタリウムの内容は極めてオーソドックスで、前半が今日の夜に見える星空、後半が月ごとに変わるテーマ(この時は南天の星空)です。最近のはやりとして全編ナレーションの映像作品が多いのですが、ここは生解説でシンプルな見せ方を今でも続けています。

その日の夜に見える星空を教えてくれると、夜に友達や家族と自然に話が出てくるので、このような生解説は確実に需要があるはず。もちろんドーム型映像も迫力があるので、両方あるといいと思います。

ちなみにリニューアル直後はとんでもない混雑で、特にゴールデンウィークやお盆の時期は開館時間である9時半に並んでもプラネタリウムのチケットが取れないほどでしたが、このときはそれほどでもなかったです(それでも9時に行って数十人は並んでいた感じ)。

コインロッカーに新顔登場

名古屋市科学館は、コインロッカーも立派な展示物です。

これは7年前に行ったときのもの。それぞれに元素記号が割り振られています。

この間にあった出来事といえば、ニホニウムを含めて4元素が新しく命名されたことです。どうなっているのでしょうか。

バッチリありました。

生物屋さんハァハァの生命館

時間の都合で生命館はあまり見れなかったのですが、少しだけ。

細胞にある染色体からDNAまで拡大したもの。ただそれだけなんだけど横10m以上、高さは天井いっぱいまで表現。

緑色蛍光たんんぱく質のGPFが組み込まれたメダカがありました。前に行ったときには記憶がないんだけど、新しく入ったのかな。

他にも、フロア全体に横たわる巨大な人体模型があった気がするんだけどそれもなかったので、また少しリニューアルしたのかな。

今度は平日あたりにゆっくり見に行きたい。

名古屋では「デカイは正義」

その他、目玉となるものを2つ紹介。

2フロア突き抜けの竜巻ラボ。高さ9mの人工竜巻をいつでも見ることができます。

海、雲、雨、川という水の循環を2フロア突き抜けで表現したもの。

こんなふうに、名古屋は「デカイは正義」と考えているらしい。嫌いじゃないよ、その思想。


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