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「くすぐったい感情は人間に必要なの?」——危険と快楽の隣り合わせ #冬休み子ども科学電話相談 12月27日ピックアップ

NHKラジオ番組『冬休み子ども科学電話相談』がやってきました。

このnoteでは、毎日ひとつの質問を取り上げ、ちょっとだけ深く掘り下げます。というわけで本日にピックアップはこちら。

「くすぐったい」は危険な信号

確かにくすぐったいところって脇腹だったり脇の下だったり、あとは首筋や耳の後ろ、足の裏とか、結構限られています。

そういうところは血管、特に動脈が皮膚の近くにあって、そこを攻撃されていて危険という信号が「くすぐったい」らしい。なるほど、確かに関係はありそうです。

でも、親や友達からくすぐられると笑っちゃうのも事実。そこには気持ちよさ、心地よさが混じるらしく、実際にくすぐられるときに脳の帯状回という場所が活発になっていることが報告されているようです。

心を許している人だからこそ、弱点を突かれることが快楽、といったところでしょうか。犬が飼い主にお腹を見せるのと似ているかも。

大人向け補足

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