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オーク・ラ・ヤマ シャンⅡ_A

SARROBO #06
ORC-RA-YAMA SCHoN II_A[オーク・ラ・ヤマ シャンⅡ_A]
全高 約195m


名前を見てわかる通り、前機「オーク・ラ・ヤマ シャン」の改良型である2号機である。愛称はシャンツエでドイツ語のジャンプ台を意味する「シャンツェ」が由来と思っている方が多いが、正式には「シャン・ツー・エー(シャン+型番)」である。シャンはドイツ語の美しい人という言葉からきている。

冬季間の活躍が知られているが、夏場もリフトで監視員を最上階展望監視室へとせっせと運び、190万都市の安全のための監視を怠らないなど、意外と頑張っている。監視員への報酬は本人が祖父と食べたという思い出がある「祖父とクリーム」や「I don't like 仁義(仁義は好かん)」と名付けられた香ばしい肉料理であることが多い。

搭載機工としてジャンパー発射カタパルトがあり、特に冬場はポンポンとジャンパーを発射している。実は短気な性格で以前はK点を越えると、あぶないあぶないと怒鳴っていたが、機体の改造によって性格も温和になり、K点(120m)を超えても怒らなくなった。とはいえ、ヒルサイズ(134m)を越えると今だにすぐに怒りだす。

また本ロボットは非常な照れ屋としても知られ、照れるとなぜか両腕を広げ両足を前後に、後ろの足のかかとを上げるポーズをしてしまい、親しい仲間達からはそのポーズのことを「照れマーク」と呼ばれている。


SARROBO(サッロボ)とは
北海道・札幌市には、市民と都市・自然を守るため、市内各所に極秘裏にロボットが配置されていた。それらは街の建造物やランドスケープとなり、秘かに市民を見守っていたが、やがて自らの意志で動き出すようになる。市民にとっては、元から愛着のある建物がロボットだったことは、驚きと喜びで迎えられ、いつしか彼らのことを、札幌のロボット「サッロボ」と呼ぶようになった。

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