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オードリ N_04

SARROBO #04
AUDREY N_04[オードリ N_04]
全高 約50m(全長 110m)


機動艦オードリは、N_01からN_13まであるとされているが、実際に稼働が確認されているのは、ここで紹介するN_04の他、N_01、N_03、N_06、N_13の5体だけである。巨大な機体であるが機動力にすぐれ、動力は不明であるが空中を浮遊して移動する。その様が大きな鳥に見えたためオードリと名付けられた。足のようなものが4本ついているが、移動の際は全く使われず、主に着地の際の衝撃を緩和するサスペンションとして使用される。(名前の由来には他にも、開発者がローマで休日を過ごしていたハリウッド女優の熱烈なファンであるから…という説もある。)

札幌市のイコイ・ノーバ・プロジェクトによって作られたオードリたちは、移動型憩いの場供給システムであり、噴水型マイナスイオン拡散器や、焼きとうもろこし香発生機など多数の装備を有している。焼きとうもろこしの香発生機では香りを出すために使用された作物を供給もしており、副産物でありながら、大変な人気がある。

体も大きいが性格も豪快でお祭り好きなため、オードリ上ではいつもなにかしらの催しが開催されている。盆踊りから、ビヤガーデン、花市場、フードフェスティバル、雪のお祭り、クリスマスイベントなどなど、いつもにぎやかでさわがしい。

未確認であるがオードリN_13上にある札幌市資料館もSARROBOであるとする説が多く、研究による解明が待たれている。


SARROBO(サッロボ)とは
北海道・札幌市には、市民と都市・自然を守るため、市内各所に極秘裏にロボットが配置されていた。それらは街の建造物やランドスケープとなり、秘かに市民を見守っていたが、やがて自らの意志で動き出すようになる。市民にとっては、元から愛着のある建物がロボットだったことは、驚きと喜びで迎えられ、いつしか彼らのことを、札幌のロボット「サッロボ」と呼ぶようになった。

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