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花火の半陰陽(両性具有)について

こんばんは。
Twitterでは、たくさんの反響をいただきありがとうございます。
花火の体調について心配していただくような声も多数頂きましたので、花火の持っている病気と、今回発覚した半陰陽(両性具有)との関わりについて書いて行きます。

■花火のかかっている病気とは
繰り返す膀胱炎です。
2019年の3月に膀胱炎にかかって以来、膀胱炎にかかっては治しを2、3日~1、2か月のペースで繰り返しています。
膀胱炎くらい…と、思われるかもしれませんが、これは割と深刻な状況でして。
膀胱炎の原因は、細菌感染ですが、細菌感染するたびに抗生剤を投与します。しかし、この抗生剤は、使っているうちに耐性ができてしまい、同じ薬を使っていると徐々に効かなくなってしまいます。
つまり、あらゆる病気の治療に必要とされる抗生剤が、ひとつずつ使えなくなって行くと言う事です。
花火はまだ4歳なので、平均寿命を考えればあと10年は生きます。これから色々な病気やケガをして手術をする事もあるでしょう。
そんな時に、使える薬が限られてしまう。最悪、無くなってしまう。
ですので、膀胱炎の完治に向けて、これまで様々な治療を試して来ました。
今回も、膀胱炎の根本的な原因を探るために膀胱鏡の検査を行いました。そこで、半陰陽(両性具有)が発覚しました。
花火の膀胱炎歴については、ブログに足跡を残していますので、気になる方いらっしゃいましたら、そちらをご覧ください。
花火ママのブログ

■半陰陽(両性具有)について
まず、診断名は半陰陽です。
日本では、両性具有の方が分かりやすいかと思い両性具有と記載しました。
もちろん、意味的には同じ言葉です。
花火の半陰陽は、女性器の中に男性器があるというタイプです。女性器の外陰部を広げると中に男性器が隠れています。これが、隠れている場合もあれば、隠れていない場合もあるようです。花火の場合、隠れていたのでいままでどの病院へ行っても気づかれず、発覚しませんでした。
避妊、去勢についていくつか質問をいただいたので、お答えします。
花火は2019年の2月に避妊手術を行っています。
避妊手術は、外科的に女の子の子宮と卵巣(動物病院によっては卵巣のみ)を摘出する手術の事を言います。ですので、外陰部である女性器、男性器の部分に直接的な関係はなく、手術を行う事ができたと理解しています。
去勢についてですが、花火の場合は精巣などは見当たらない為、おそらく体内に吸収されており、去勢手術を行う必要はありません。ただ、男性器の摘出手術を行う事を検討しています。と、言うのも女性器の中に男性器があることにより、性器の構造が複雑化し、細菌感染をしやすくなっている可能性があるからです。男性器の摘出手術をすれば、花火の膀胱炎も改善する見込みがあると言う事です。せっかく、唯一無二の身体で生まれていただので、そのままにしておいてあげたいのですが、花火の苦しみの要因になっている以上、手術をした方が良いと考えています。そのあたりは病院の先生と相談中です。

■花火はこんな子
花火自身についても質問をいただいたので、簡単にご紹介しますね!
名前:花火(はなび)
性別:半陰陽(一応は、女の子ですね。)
生年月日:2018年8月6日
年齢:4歳
体重:10kg~11kg
犬種:柴犬
備考:避妊手術済み。アレルギーの治療歴有り。皮膚に真菌性の皮膚炎がたまに出ます。膀胱炎の他、尿道が収縮しない疾患を抱えており、投薬治療中です。(薬を飲んでいれば尿道収縮します!)換毛期の季節がズレてます。女の子にしてはガッチリした体系&イケメンで、良く男の子に間違えられると思っていたら、半陰陽でした!笑
性格はおとなしく、犬見知り&人見知りの内弁慶です。(内弁慶でかわいい!!)ママとパパにはやんちゃさんで、かなりのパワーで突進してきます!笑

今後、他の質問があれば加筆するかもしれませんが、今回はここまでとします。お付き合いありがとうございます。そして、花火に興味を持っていただき、ありがとうございます。


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