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34.俯瞰したときの分析力

七五三掛龍也のちょっと達観してる自己分析力がすごい。こういう風に思ったのは過去の雑誌のインタビューを読んだからである。虎Tubeで見ている七五三掛龍也と、雑誌などの取材で真面目に答えている七五三掛龍也はちょっと乖離している。まさにギャップの鬼。
ソロで取材を受けた時の丁寧で真面目な内容に人柄を感じる。七五三掛龍也の雑誌での受け答えを読むたびに編集者にならなかった自分を悔いる。七五三掛龍也にインタビューしたい人生だった。

七五三掛龍也はコレオグラファーとしての一面も持っている。振付を作っていく上で、全体的に見てかっこよく演出するにはどうすべきか、ということを考えなくてはならない。Travis Japanをどう見せたいのか、どう見せればかっこいいのか、ということを分析して自分なりの正解を導き出し、完成させる。そういう視点を持てるのはやはり自分を含めたTravis Japanを俯瞰できているんだなと思う。

アイドルとしてどう振る舞うことが喜ばれるのか。ファンの立場を考えられる人でもある。グループとして仕事で成果が出たときには必ずお礼を綴ったブログを更新してファンに感謝を伝える。いちいち感謝していることをブログに書くのはもしかしたら打算的かもしれない。それでも私は嬉しいことを伝えてくれる正直な人が好きなので、七五三掛龍也がファンの存在を無視せずに誠意を持ってくれている部分に好感を抱いている。
ファンが求めている「アイドル七五三掛龍也」の姿を、彼が1番理解しているからこそ日々の言動が柔らかくなっているのかもしれない。そこにはプロ意識の高さも含まれているので、丁寧で綿密なアイドルが完成している。求められることに応えながら期待以上のものを届けなくてはいけないアイドルという仕事を、楽しむことができているらしい七五三掛龍也はすごく懐が広い。

デビューコンサートでのしめまちゅのユニット曲を決めたときのエピソード。コンサートで「挑発系」をやりたいというしめまちゅの意見がまず一致していたらしい。留学中にJazz funkのレッスンで刺激を受けて、行き着いたのが挑発系だったとのこと。しかし選曲の段階で七五三掛龍也が迷いまくって決定までに時間がかかってしまったそうだ。たくさんの候補曲と自分が見せたいもの(挑発系)を擦り合わせた結果「LET'S MUSIC」に行き着いたのかと思いきや、他のメンバーのユニット曲のバランスを見てレツミュに決めたらしい。(確かそんな話を何かで読んだり見たりした)
衣装や曲順などを見ると、レツミュはめちゃくちゃ嵌まっててストリートのテーマにもピッタリで選曲にセンスがあるなあと後からしみじみ思った。エゴという名の異物感がない。そう感じられたのも、しめまちゅが「やりたいもの」というよりコンサートで「足りないもの」を選んでくれたからなのかしらと考えたりしている。挑発系の路線でしめまちゅがユニット披露をしていたら、コンサートの雰囲気は大分変わっていた気がする。挑発系のしめまちゅを見たかった気持ちの方が大きいけれど、あのデビューコンサートでの挑発系は胸焼けを起こしていたかもしれない。胸焼け上等!の気持ちだけれども。
トラジャの個性がぶつかりあう中で一歩引いて見ることが七五三掛龍也はできているのかもと思った。補うことができる存在なのかもしれない。俯瞰できるから全体のバランスが考えられる。と思ったのだった。

ブレインタイガーとはまた違う視点を持って、メンバーの良さを引き出せる七五三掛龍也はかっこいい!尊い!ありがとう!!次のShimeコレオも楽しみ〜!



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