見出し画像

39.先輩を敬う姿勢

七五三掛龍也は先輩のことを大切に思うタイプの人間である。藤ヶ谷さんについても記事を書いたが、他にも私が感銘を受けたエピソードがある。

七五三掛龍也が載っている過去の雑誌を読んでいると、とある先輩の名前が頻繁に出されていた。今はもう事務所を去ってしまった先輩の1人。私は辞めてしまったその彼のことをJr.の頃から知っていたし、現場で何度も見てきたし、彼がいたグループを人生の半分以上の時間をかけて応援していた。私は彼がいなくなってしまったことで大きな悲しみを抱えてしまい、失ったことによる傷が深いまま癒えなかった。そんなこともあって、七五三掛龍也を好きになってから辞めた彼について再び考える機会が与えられるなんて予想外だった。

10年ほど前の七五三掛龍也は先輩に対して感謝を述べていた。「先輩のインタビューを読んで、彼のポジティブな考え方に影響を受けたことによって、自分も良い方向へ変わることができた」「先輩の言葉に救われた」という内容だった。ポジティブな先輩の考え方に励まされたらしい。七五三掛龍也のパブリックイメージは「優しい」「天然」「ゆるふわ」で、悩んでいるようには見えない。でも彼を知っていくと真面目で計画的で気遣いができて心配性で、思慮深いということに気付く。そんな性格だとしたら、もしかしたら高校を卒業してから上京して間もない頃、仕事の少ない時期に生まれた不安や葛藤を長い間抱えていたのかもしれない。不安定な気持ちを引き摺っていたのか不明だが、ポジティブな先輩の存在が当時の七五三掛龍也を支えてくれたことは確かだった。ターニングポイントになる出会いの1つだったようだ。
辞めた彼はポジティブ思考で有名であった。ビジュアルが良くて歌が上手くてバラエティーでも大活躍していた大人気のアイドルだった。表面的に見て充実した仕事ぶりに憧れる後輩も多々いたのかもしれない。しかし七五三掛龍也は彼の仕事面を見て単純にかっこいいと憧れるのではなく、精神面を見て敬っていたのであった。そんな七五三掛龍也の存在を知って嬉しかった。彼の最強のマインドを理解している後輩がいたんだ、という喜び。
私も辞めてしまった彼の強い言葉や精神力には何度も心を打たれた。明るく逞しい彼の姿はヒーローで、エンターテイナーで、アイドルだった。そんな彼のことを七五三掛龍也も好きだったんだと思うと、龍也に対して共感が生まれた。さらに、七五三掛龍也は辞めた彼の精神を受け継いでいる存在でもあるのか、と思うと、私が龍也に惹かれたのは必然だったのかもしれない…と切なくなるのだった。
底抜けに明るいアイドルを敬う龍也は、私の傷に不意に触れるけれども。今の七五三掛龍也を形成した1つとして辞めた彼の要素があることは事実である。そんな七五三掛龍也を好きになってから私が幸せなのも事実。先輩のことを尊敬して、憧れて自己改革をしていく行動力、先輩から学び仕事に向き合う真面目な性格、全部を含めて七五三掛龍也のことが好きなのである。

七五三掛龍也が見て感じて考えて、自分の中に取り入れたもの全部が尊い。七五三掛龍也が今持っているオリジナル性に魅力を感じるし愛していきたい。
先輩を敬って良い関係を築き、憧れの気持ちを大切に持ち続ける七五三掛龍也は本当に素晴らしい。心が綺麗。そんな風に育ってくれてありがとう。

私にとっては七五三掛龍也を好きになったことがターニングポイントであり、今日も龍也の魅力について考える時間を大切にしたいと思うのだった。今日も存在してくれて、アイドルを楽しんでくれて、世界一かっこよく生きてくれてありがとう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?